老犬になったときに掛かりやすい病気とその予防方法

老犬になったとき、犬は免疫力が下がり機能が衰えたりと、病気にかかりやすくなります。
がんを始め、消化器や呼吸器など、犬がかかる病気は多種多様です。

老犬となった犬が病気かかりやすいことは間違いありませんが、出来るだけ早くに病気を見つけることで、重症にならずに済むことも有ります。

もしも病気にかかった場合、適切な治療を受けさせられるように、
飼い主も犬の病気について知識を持っておくことが大切です。

今回は、老犬になったときにかかりやすい病気について詳しくご紹介したいと思います。

老犬の健康診断

飼い犬が6歳を過ぎたころから、かかりつけの病院で定期的に健康診断を行うことで、
病気の早期発見・早期治療を行うことが出来ます。

早期発見できない場合、治療がむずかしくなることもあります。

健康診断は、血液検査や尿検査、心臓の検査、レントゲン検査などを行うと良いでしょう。

愛犬がどう言う病気にかかりやすいかを、知っていることも大切なことです。
オスとメスによってもかかりやすい病気が違ってきます。

それでは、病気別に症状や原因その治療法についてご紹介しましょう。

心臓病の症状と治療法

心臓病にも色々種類がありますが、小型犬は僧帽弁閉鎖不全症、大型犬は心筋症になることが多いです。

僧帽弁閉鎖不全症は、名前の通り僧帽弁が厚くなりその開閉に支障が出ることで、血液が逆流します。その結果、心臓に血液が溜まりうっ血状態になる病気です。

また、心筋症は心臓の筋肉に異常が出ます。その結果心機能が低下する病気です。

どちらも症状としては、食欲の低下や咳、呼吸困難、疲れやすいなどが見られ、
治療には、薬物療法が用いられます。この薬物療法に持ちいられる薬は、利尿剤や強心薬です。

糖尿病の症状とその治療法

糖尿病には二種類ありますが、犬がかかりやすい糖尿病は、「インスリン非依存症Ⅱ型」と言います。

すい臓で作られるインスリンの分泌が少なく血液中の糖がエネルギーとして使われなくなる病気です。

特にメスがかかりやすいと言われています。

症状は、水分を大量に摂る、下痢や嘔吐、体重の減少、腹部の腫れ、おしっこの回数が増え、量も増加します。

治療法は、食事療法や運動療法で、インスリンの投与が完治することなく続きます。

慢性腎不全の症状と治療法

腎臓のろ過機能が低下する病気です。
腎不全には急性と慢性があり、老犬がかかりやすいのは慢性腎盂炎です。

老犬の慢性腎盂炎は、症状があまり現れにくいのが特徴で、重症になるまで気づかない場合が多いです。

悪化すると、尿毒症と言う体内に毒素が回ってしまう病気になってしまいます。
是非、定期的に尿検査を受けておきましょう。

症状は、食欲の低下や、水分多量接種、それに伴うおしっこの量の増加、便秘や下痢、嘔吐、毛の艶がなくなる。貧血などがあります。

治療法としては、ホルモン剤の投与があります。

前立腺肥大

老犬のオスの半数が発病すると言われており、この前立腺肥大は加齢に伴い、ホルモンバランスの崩れが原因で前立腺が肥大します。

その肥大した前立腺が尿道や直腸を圧迫する病気です。

症状は、おしっこがしにくくなり、排尿の姿勢をしてから終わるまでに時間が掛かるようになります。

治療法は、前立腺の摘出する方法が取られます。
この前立腺肥大にならない為には、若いうちに去勢手術を受けさせておくことです。

若いうちに去勢しておけば、前立腺が退化して萎縮するため、老犬になっても前立腺肥大にはなりません。

子宮内膜症

5歳以上のメスがかかりやすい病気です。

子宮が細菌感染し、炎症を起こします。
老化により免疫力の低下でかかりやすくなります。

発見が遅れれば、慢性腎盂炎から多臓器不全になり命にかかわることになります。
早期発見が、とても重要です。

症状としては、食欲がなくなり水をよく飲むようになる。
腹部が腫れる。陰部が腫れる。
膣から出血や膿が出るなどです。

治療法は、内科的には抗生物質を投与しますが、外科手術で子宮摘出することが多いです。
若いうちに避妊手術を受けていれば、子宮の病気にかかることはありません。

避妊手術をしていない場合、出産経験の無いメスがかかりやすいので注意が必要です。

ガンの症状と治療法

犬も人間と同じようにガンに成ります。
どの犬種に関わらず、高齢になればガンにかかりやすいです。

飼い主のチェックだけでは、見つかりにくいものです。
定期検診での発見が、早期発見に繋がります。

症状は、ガンの種類によっても違いがあります。
しこりがある。便や尿に血が混ざる。食べているのに体重が落ちるなどが見られます。

治療法としては、外科的治療で、腫瘍を摘出することが多いです。
高齢のため、手術を受ける体力が無い場合、延命治療や痛みを和らげる方法しかありません。

早期に発見するためにも、スキンシップを兼ねて犬の体を触り、しこりが出来ていないかを確認しましょう。

歯周病の症状と治療法

犬種に関わらず、かかりやすいのが歯周病です。
歯に付着した歯垢が歯石となり、ポケットが出来てそこに細菌が溜まります。

よだれに、血や膿が混じっていたら歯周病を疑いましょう。
また強い口臭がするようになら歯周病の場合が多いですので、病院で診察を受けましょう。

麻酔を掛けて、歯石の除去や、抜歯を行いますが、老犬の場合、麻酔のリスクが大きい為、難しい場合があります。

獣医とよく相談の上、治療法を考えましょう。

日頃からの歯磨きが如何に大切なのか、歯周病になってから気付いても遅いので、
若い内から、歯磨きを習慣づけましょう。

白内障の症状と治療法

眼球の水晶体、黒目の部分が濁ってくる病気です。
犬は高齢になると大変かかりやすい病気で、加齢や糖尿病によって引き起こされます。

物によくぶつかる。階段から落ちやすい。転びやすいなどの症状が見られます。

治療は点眼薬で進行を抑えます。

外科手術で、水晶体を人工のものに取り換える方法がありますが、
老犬では、麻酔のリスクがあるため、獣医と相談しましょう。

老犬のかかりやすい病気についてご紹介しました。
まだまだ、かかりやすい病気はありますが、どれも早期に発見して治療を行うことが、
重要です。

是非とも、若い内から定期検診を受ける様にしましょう。

老犬がかかりやすい目の病気の症状と治療法

犬の目は埃など大変傷つきやすく、老犬になると加齢により代謝が衰えて、
目に必要な栄養が運ばれない為に、トラブルが起こりやすくなります。

特に老犬がかかりやすい目の病気と言えば、白内障です。

白内障は、人も高齢なるとかかりやすい病気で、水晶体が白く濁ってくることから、
最悪の場合失明してしまうことが有る病気です。

今回は、老犬がかかりやすい白内障などの目の病気の症状とその治療法についてご紹介したいと思います。

白内障になったときの症状の見分け方

もともと犬は目があまりよくありません。
その代りに聴覚や嗅覚が発達していますので、あまり視力に頼って生活していないことから、白内障の初期症状で見えにくくなっていても、気づきにくい面があります。

水晶体に周りが白く濁ってきて、視力が低下して行きますが、初期段階では行動に変化が見られないので、発見が難しいです。

この水晶体に濁りですが、犬の目を覗き込んで黒目の奥が白く濁っていたら白内障を疑ってみましょう。

進行して来ると、よくものにぶつかる、何でもないところでよろける、投げたボールなどおもちゃを見失うなどの症状が見られます。

白内障の治療方法とは

白内障で一度濁った水晶体は、綺麗にすることはできません。
早期発見をすれば、薬物治療や点眼で進行を食い止めることは可能です。

ただし、目が白くなってきたからと、早急に白内障と決めつけるのは止めておきましょう。
もうひとつ老化に伴う目の病気、核硬化症と言う病気があります。
白内障は治療をせずに放置していると、失明の危険がありますが、核硬化症自体では、
目が見えなくなることはりません。

病院で直ぐに判断できますので、診察を受けるようにしましょう。

点眼などの治療で効果が無い場合、水晶体に濁りが1/3もしくは1/2の場合、
手術で水晶体を取り出すといった治療法があります。
しかしながら、手術をしたからと言って、絶対に完治するものではありません。

白内障の予防は大変難しいのですが、日々の生活で目に良いサプリメントを摂る方法で予防を促しましょう。

目の健康を考えた栄養サポートなどを使用して、目の健康維持をしましょう。

その他老犬がかかりやすい目の病気

老犬の多くがかかりやすい目の病気は、白内障ですが、その他にも注意が必要な目の病気がありますので、ご紹介しましょう。

角膜炎

角膜に炎症が起こり、大変痛みが伴う目の病気です。
傷みのために、目をぱちぱちと開けたり閉じたりを繰り返したり、
前足で目を擦ったりします。

角膜炎の症状は、痛みを伴うことと涙や目やにが出やすくなります。

前足で擦ることで裂傷がひどくなる場合も考えられます。
これを角膜裂傷と呼び、目が傷ついた状態を言います。
点眼薬での治療をしている間は、エリザベスカラーなどで保護する必要があります。

結膜炎

結膜とは、眼球の白目からまぶたを繋ぐ膜のことを言います。
人間にも多いこの結膜炎は、瞼のまわりが痛んだり、かゆくなることで、前足を使ってしきりに掻きます。

症状としては、黄色や茶色の目やにが出る。
まぶたやその周りが腫れる。
白目が赤く充血している。
涙目になり大量の涙が出る。

原因は目の中に入った毛やシャンプー剤が目に入ったなどが考えられます。
ウィルス感染の場合も有り、普段の何気ない行動から結膜炎を発症します。

目の周りの毛は短めにカットをすることと、点眼薬と軟膏を処方してもらい、治療にあたります。ウィルス感染での結膜炎は、抗生物質入りの点眼や軟膏を処方してもらいます。

結膜炎の原因が、ウィルス性の場合、他の犬に移すこともあります。
症状が出たら、完治までは、外に連れ出さないようにしましょう。

緑内障

緑内障には、原発性緑内障と続発性緑内障の2種類があり、それぞれ起きる原因が違います。

原発性緑内障は、生まれつきの目の構造によりかかるもので、特に高齢になって発症します。

柴犬やアメリカンコッカー・シーズ―などの犬種では、生まれつき目の中の房水と呼ばれる水を外に出す出口が狭いために緑内障を起こしやすいです。

また、続発性緑内障は、他の目の疾患が原因で引き起こされます。
続発性緑内障の80%ほどは白内障やぶどう膜炎に関連してると言われています。

症状として見られるのが、目の充血や角膜などの浮腫などで、目の痛みがあります。

目の痛みのため、元気が無い、食欲がない、寝る時間が多いなどの行動が見られますが、
その行動が、目に関連していない為、緑内障を発見することが遅れる場合があります。

急性の場合、発見が早ければ適切な治療を行い、回復する見込みがありますが、
慢性化している場合、視力を失うと治療では治りません。

どちらにしても、早期発見で治療できれば、痛みを早く取ることが出来て適切な処置を取が出来ます。

老犬の涙やけには問題が隠されているかも?

涙やけが起きる原因は、大量に涙が出ることです。
犬が涙を流すのは、人間のように悲しいからではありません。

犬の涙は感情で出る訳ではなく、流涙症と言う病気です。
目の周りにあふれた涙が、毛色を茶色く変色させてしまうために起るのが涙やけです。

かかりやすい犬種は、目が大きく鼻が短い小型犬に多く、トイプードルやポメラニアン、パグ、チワワなどがあげられます。

流涙症は、過剰な涙が分泌されるのですが、その原因をあげてみます。

  • 目にゴミや毛が入った
  • おしっこなどの環境のトラブル
  • 花粉症などのアレルギー症状
  • 涙腺などの機関的な欠陥
  • 食物に問題がある

涙やけの原因を見てみると、食べ物やおしっこなどに問題がある場合は、
他の病気になる可能性も考えられます。

特に老犬になったときに、涙やけが続くのは、おしっこの出る量が少なく、
体中の老廃物が目や耳、毛穴からにじみ出ていることが考えられます。

いつでも濃い色のおしっこをするようであれば、水分摂取が足りていないと考え、
注意が必要です。

老犬になると、運動量も少なく、水分を摂る量が減ってきます。
是非、新鮮な水がいつでも飲める環境に置いてあげてください。

目の病気には、目の周りの毛が目に入ってしまいトラブルに発展してしまうことが多くあります。

トリミング時に、しっかりと目のまわりの毛をカットして、目の中に入らないようにしましょう。

目の病気には、痛みが伴うものが多く、老犬にとってはとても辛い病気です。
早期に発見して、適切な治療を受けさせてあげるようにしましょう。

血尿や血便から考えられる老犬の病気と治療法

ある日突然、愛犬のおしっこや便に血が混ざっていたら、飼い主の方は、
驚いて不安になってしまいますね。

しかし、愛犬が高齢になり、老犬になっていけば、体が不調になったり、
食が細くなったり、すこしずつ老化現象は進んでいきます。

その上、病気にもかかりやすくなることを、しっかりと把握しておく必要があります。
血尿や、血便が出た場合に考えられる病気とその治療法について、
正しい知識を持っておくようにしましょう。

血便の基礎知識

血便と言っても、緊急を要するような病気の場合と、心配しなくても良いものとがあり、
どこでそれを見分けるのかですが、血便を見つけたら、まずは焦らず観察してみましょう。

血便の観察方法

便に血が混じっている場合

便に血が混ざっている場合、消化された食べ物が、まだ固形の状態のときに通過した器官のなかで出血していると考えることができます。
その器官とは、小腸や大腸の前半部分と考えられます。

黒っぽい血の場合

血便の血の色が黒っぽい場合、胃や小腸で消化液の影響を受けていると考えられます。
黒くタール状の便が出ている場合は、かなり深刻だと考えましょう。

便のまわりに真っ赤な鮮血が付いている場合

便のまわりに血が付いている場合、便が固形になってから付いたものと考えられます。
大腸の後半部分や肛門で付着していると考えられます。

肛門のまわりに炎症を起こしているのか、腫瘍がある場合も考えられます。
このように、血便が出たと言っても、さまざまな理由があります。

血便が出た場所ごとの病気の種類

肛門周りに出血がある場合

肛門嚢の炎症や腫瘍などが考えられます。
骨盤内の腫瘍の可能性も有り、便が水分不足で硬い場合も粘膜が傷つけられて、
血便となる場合があります。

大腸からの出血による血便の場合

大腸からの出血は、色々な可能性が考えられます。
大腸にできた腫瘍が原因の場合や、異物を誤飲した場合における胃腸などに傷が出来ている。

その他、寄生虫や食中毒、腸閉塞などの病気が考えられます。

胃からの出血で血便が出る場合

胃から出血の場合は、胃潰瘍や胃がんの可能性があります。

血便が出た場合の注意点

血便が出ている場合気を付けたいのが、二次感染です。
特に多頭飼いの場合、他の犬に感染したら大変なことになります。

また、人間にもうつる病気がありますので、便は必ず手袋などを使用して処理をしましょう。

血便が出た場合、できれば病院に便を持参することが望ましいのですが、
お散歩時に便をする犬の場合、便を持参するようにしてください。

その場合、透明や黒いビニール袋ではなく、白いビニール袋が最適です。
その理由は、血便が発見しやすいことです。

真っ赤な鮮血の血便であれば、見つけやすいのですが、黒い血が混じっている場合、
分かりづらく、血便に気づくことが遅れます。

症状が深刻な場合も有りますので、是非愛犬の便に、充分に関心を持って頂き、早期発見早期治療が出来るようにしましょう。

犬に血尿が出た場合の病気とその治療法

いつも愛犬が使用する、トイレのペットシーツが真っ赤に血に染まっていたら、
飼い主はびっくりしてしまいますね。

血尿の原因は多数ありますので、血尿を発見したら、早めに治療を受けるようにしましょう、

血尿が出る病気

血尿で疑われる病気

膀胱炎

膀胱炎は人間でもかかる人が多い病気ですが、尿道から細菌が入り、炎症を起こして血尿が出ます。

膀胱炎はトイレを我慢すると言った環境が良くありません。
予防法は、ペットシーツをいつも清潔にしておくこと。
散歩でおしっこをする犬の場合、散歩の回数が少なくなると、おしっこを我慢する時間が長くなります。新鮮な水をたくさん飲めるようにしてあげてください。

膀胱腫瘍

膀胱腫瘍とは、老犬に起る膀胱がんのことです。
あまり目立った症状が無いため、発見が遅れがちな病気です。
老犬になれば、定期的な健康診断を受ける様にして、早期に発見しましょう。

前立腺疾患

加齢により前立腺疾患にかかりやすくなります。
男性ホルモンのバランスが崩れ、炎症を起こし血尿が出ます。
去勢手術を行っていると、この前立腺疾患にはかかりにくく有り難いことですね。

尿路結石

腎臓や膀胱で、尿の成分が結晶化し結石になります。
結石は尿路に留まってしまい、おしっこをする場合、結石が傷をつけて、
出血します。

尿路結石は、尿道の長いオスがなりやすいです。

玉ねぎ中毒

ネギや玉ねぎは、犬には絶対与えないでください。
もし、食べてしまったら、急ぎ病院へ行きましょう。

ネギや玉ねぎと一緒に調理した食べ物も与えないでください。

中毒化するかは、その犬の個体にもよります。
しかしながら、食べさせないことがベストな方法です。

血尿の治療方法とは

血尿が出た場合、その原因となる病気によっても対処法が違います。
飼い主の判断ではなく、是非病院を受診するようにしましょう。

飼い主が出来ることは、水分を飲ませてあげることと、お散歩などの運動です。
もしも、水が飲めない場合、ペットフードを水でふやかして食べさせるようにすると良いでしょう。

血便や血尿が出ると言う事は、体のどこかが病気になっているサインです。
どちらも軽くみないようにしてください。

早期発見、早期治療が何より必要です。
そして、充分な治療と、愛情や言葉がけをしてあげることです、

老犬の元気が無いのは病気のサイン?元気が無い原因の見つけ方

高齢になり、若い時のように活発さはなくなっても、元気にエサを食べ、
散歩に行くときは喜んで出かけていた老犬が、急に元気がなくなると、
とても心配ですね。

元気が無くなった理由とは、病気なのかそれとも他に原因があるのでしょうか?

今回は、老犬が元気の無い時にその原因の見つけ方について、ご紹介したいと思います。
是非参考にしてくださいね。

元気が無い理由とは

老犬が元気が無いと言えば、体の不調を考えますが、その他の理由として考えられることは、ご近所で大きな音を立てて工事などはしていませんか?

大きな音が怖くて恐怖心から元気がなくなっている場合もありますし、
飼い主に強く叱られたり、長時間ひとりでお留守番をさせたなど、精神的なストレスで元気をなくすことはあります。

しかしながら、この様な理由で長時間元気がなくなることは、犬には稀なことで、
やはり元気が無い原因は、体のどこかに病気やけがをしている場合が多いと考えましょう。

元気が無い理由のサインは出ていませんか?

老犬はただ塞ぎ込んで元気が無い様子なのでしょうか?
何か他にサインは出ていませんか?
よく観察をしてみましょう。

  • 発熱していませんか?
  • 食欲がなくなっていませんか?
  • 鼻水は出ていませんか?
  • よだれを多く出していませんか?
  • 下痢や便秘など腸内環境の悪化が見られませんか?
  • 身体が震えていませんか?
  • 呼吸が荒くハアハアと息をしていませんか?
  • 体の一部分をしきりに舐めていませんか?
  • 歩き方がいつもと違いませんか?

以上の中で、思い当たるサインはありませんでしょうか?

サイン別考えられる原因

発熱している場合

夏場であれば熱中症になっている場合が考えられます。
食欲がない、呼んでも反応が無いなどのときは、すぐに病院へ連れて行きましょう。

食欲がない・下痢や嘔吐

昨日まで普通に食べていたのに、急に食べないと言った場合、何かストレスになるようなことはなかったでしょうか?

平素と違う境遇に置かれた場合、食事をしなくなる犬は多いです。

また、下痢や嘔吐などが伴う場合は、何か胃や腸の病気が考えられます。
激しく嘔吐をする場合は、緊急を要することもあります。

下痢の場合、1日絶食をさせて様子を見てみましょう。
ウィルスや細菌に感染している場合、下痢症状が治まらず、チョコレートの様なタール便が出ることがあります。

よだれが多く出る

犬は、汗腺が非常に少ない為、よだれで水分調節や体温調節をします。
普段よりも異常に多くのよだれが出ていたり、臭いがきつい・血が混ざっているなどの場合は、病気が考えられます。

よだれの他に、食欲が無く咳が出た場合は、消化器系やてんかんなどの脳の病気を疑いましょう。

震える

犬が震える理由として考えられるのは、何かに怯えているなど強い不安や恐怖からの震えです。その場合は話しかけながら、優しく撫でる・抱きしめるなどをして安心させてあげましょう。

また、寒い時にも犬は震えます。体を震わせて体温の上昇をさせようとする習性です。
この場合、気温の変化などが理由のため、病気の心配は必要ないでしょう。

体に痛みがある場合の震えは、重い病気が考えられます。
お腹や背中など体に痛みがある場合、全身を震わせますので要注意です。

呼吸が荒い

運動をした後に激しい呼吸になるのは、心配のないものですが、
いつもと違う荒い呼吸や苦し気な呼吸の場合、かなり重大な病気の場合があります。
咳を伴う場合も注意が必要です。

体を舐める

犬がしきりに体の一部を舐めている場合、精神的にストレスを感じているときが考えられます。

そのストレスを取り除けば、舐める行為をしなくなりますが、
しきりに舐めることを止めない場合、ノミやダニなど寄生虫が体にいることが考えられます。

腎臓や肝臓の病気の場合、皮膚が敏感になり舐める行動を見せることが有ります。
医師の診断を受けましょう。

歩き方がおかしい

犬が片足を持ち上げて歩いていたり、引きずっている場合など、明らかに歩き方おかしい時は、何か異変が考えられます。

散歩中に、足の裏に何か刺さって怪我をしていませんか?出血はないですか?
一度、犬の足の裏を見てみましょう。

外傷がない場合は、骨折や脱臼、関節の異常が考えられます。
ただちに病院で診察を受けましょう。

また、外傷ではなく、何か病気よって歩き方がおかしい場合があります。
脳の異常などがある場合、歩き方に異常が見られる場合あります。

その他に、老犬の場合は、老化による椎間板ヘルニアなどの病気も考えられます。

元気が無い老犬の見守り方

犬は痛みや不安を言葉で伝える事ができません。
鳴き声や呼吸、態度で、飼い主に体の不調を伝えようとします。

老犬になった犬の異常を感じることができるのは、一緒に生活を共にしてきた飼い主や家族しかいません。

普段から、犬の様子をしっかり観察おくことで、急に元気がなくなったときに、
その変化を感じることができます。

老犬になれば、どこか体に不調があることも多くなります。
しかし、犬は非常に痛みに我慢強い動物です。

その痛みを見せることは少ない為、普段と様子が違うようであれば、
飼い主が素早く感じ取り、すこしでも痛みや苦しみを和らげてあげてください。

老犬が頼ることができるのは、飼い主しかいないことを心得て、元気が無い様子が見られたら、早めに対応をしてあげましょう。

老犬が成りやすい分離不安とは?その症状と原因や対策について

どこに行くにも飼い主の後をついて回る愛犬は、大変愛おしく可愛い存在ですが、
あまりにも、飼い主と一緒に過ごす時間が長いと、飼い主が出掛けてしまい、ひとりぼっちになることで、心細さや不安が募り、分離不安症になってしまう犬がいます。

物を壊してみたり、過剰に吠えてみたり、あちらこちらで排泄をしてみたりと問題行動など、飼い主へ不安を訴えます。

老犬になると、この問題行動がひどくなる傾向にありますが、これは高齢化による機能の低下が原因と考えられています。

そこで、老犬の分離不安についてその症状や原因・対策についてご紹介したいと思います。

分離不安の問題行動とは

飼い主が出掛ける用意をしだすと、邪魔をするような行動に出ることがあります。
たとえば、あちらこちらにおしっこをして歩く、吠えるなどの行動です。

そのまま飼い主が出掛けてしまうと、帰ってくるまで鳴き続ける犬や、家の中で破壊行動を起こす犬もいます。排泄をあちらこちらにして歩く行動も分離不安の行動のひとつです。

犬によっては、食事を食べない、元気を失くしてしまうなど、精神的な不安を見せます。

分離不安が起こる原因と対策

もともと犬は群れで生活する習慣があるため、ひとりになることを嫌う傾向にあります。
その群れの変わりが、飼い主や家族です。

家族の愛情を受けている犬は、精神的に満足して安定しているように見えますが、
過度な愛情は犬の成長の妨げになっている場合があります。

できれば、子犬の頃より飼い主への依存を極力少なくすることで、不安を感じることなくお留守番できる犬に成長します。

犬と少し距離を置いた関係になることは、中々難しいことかもしれませんが、
言えに居る間一日中、べったり離れないなどの行動は、依存症になる原因のひとつです。

子犬や若い犬の場合、この分離不安は訓練やしつけで、分離不安を改善することが出来ます。

分離不安を取り除く対策とは

  • 飼い主がいないことに慣れさせること
  • ひとり遊びが出来るようにする
  • 外出直前に犬に声掛けない
  • 帰宅後は直ぐに犬にかまわない
  • 暴れていたり、問題行動があった場合も叱らない
  • 一緒に遊ぶ時間を作る

犬と飼い主の間に信頼関係ができることで、分離不安は解消します。
飼い主は、出掛けても必ず帰ってくるという事を、犬に覚えてもらうことが大切ですね。

老犬の分離不安は何故起こるの?

老犬になって分離不安が始まった・強くなった場合は、若いときの分離不安の原因とは、異なる場合があります。

老犬の場合、耳が遠くなってきたり、目が見えなくなってきていることが原因で不安になっている場合があります。

また、体に痛みがある場合や痴呆症になっていることも考えられます。

そのため、老犬の分離不安は、突き放す・叱るなどの行動では、決して治ることはありません。

身体の不調や認知症については、まずは、専門家に老犬の診察をしてもらう事をオススメします。

その上で、老犬の不安を取り除くことを考えてみましょう。
老犬の分離不安の対策

老犬の場合、これから分離不安を取り除くしつけや訓練をすると言うことは、難しいと考えられます。

そのため、少しでも不安を解消してあげることを考えましょう。
とは言え、ずっと一日中、老犬の側に居る訳にも行きませんので、老犬が快適で安心できる場所を作ってあげることが必要です。

その場合のひとつの方法として、飼い主のニオイがする服や靴下などを、老犬の寝床に置いてあげると安心することがあります。

また、時間のある時には、散歩など日光浴をさせて昼夜をしっかりと感じさせましょう。
寂しくて鳴いている場合には、側に行き声を掛けながら優しく撫でてあげましょう。

老犬の分離不安に精神安定剤は有効?

飼い主が出掛けている間、ずっと鳴き続ける老犬にどうしてよいのか困っていると言う飼い主は多いです。

その場合、病院に相談して精神安定剤を処方してもらうと言う方法を取られることがありますが、この精神安定剤は、安心して老犬に使用できるものなのでしょうか?

老犬に精神安定剤を使用するメリットとデメリットについて考えてみました。

メリット

犬への投与が許可されている精神安定剤の有効成分は、クロミプラミンと言う物質で、
脳内におけるセロトニン濃度をあげる働きをします。

このセロトニンの脳内濃度が下がると脳の興奮を抑えることが出来なくなり、
不安や恐怖を緩和させて問題行動を抑制させることができます。

デメリット

どんな薬でも絶対に大丈夫という薬は、基本的にありません。
精神安定剤を使用した場合、副作用の心配があります。
具体的な症状としては、嘔吐・下痢・痙攣や、食欲不振も見られます。

精神安定剤を使用するかは、飼い主の判断で決めることになると思います。
老犬の介護が、飼い主の負担となっている場合、精神的・身体的苦労は計り知れません。

老犬の体に支障が無い精神安定剤で、少しでも飼い主の負担を軽くすることが出来るものがあれば、精神安定剤の使用を考えてみることも必要ではないでしょうか?

これまでの楽しい生活を思い出すと、愛犬が高齢になることは、飼い主にとって大変悲しいことです。

しかし、最後まで愛犬の世話をすることが飼い主の責任でもあります。
どうか、老犬が安心して生活が出来る環境作りをしてあげて下さいね。

犬にもある加齢臭?老犬の体臭が強くなった場合の解消方法

最近、犬のニオイが気になると言った場合、飼っている犬の歳を考えてみましょう。
犬も私たち人間と同じように、歳を取れば、加齢臭がするようになり、
若い時には感じなった臭いがとても強くなります。

そこで今回は、気になる老犬の臭いについてご紹介したいと思います。

その臭いは加齢臭?老犬の臭いについて

犬も7歳をすぎるころから、人と同じような加齢臭がするようになります。
若い時には感じなかった臭いの元は、アポクリン汗腺から分泌される臭い成分の分泌量が増えて体臭がきつくなります。

犬の体にはエクリン腺とアポクリン腺と言う二種類の汗腺があります。
このエクリン腺は、犬の鼻の頭と足の裏の限られた場所にあり、この臭いがカーペットなどに移り悪臭の原因になります。

またアポクリン腺は、人間で言えば腋の下から出る汗と同じで、犬の場合にはこのアポクリン腺は皮脂とつながっているため、皮脂を含んだ汗となり、汗と皮脂が酸素に触れることにより酸化し、雑菌が繁殖して体臭となります。

7歳を過ぎたころから、このアポクリン腺の分泌量が増え、ますます体臭がきつくなることから、犬の加齢臭と呼ばれています。

どうする?加齢臭の対策と食生活

加齢臭の原因は、毎日の食生活も大きく関わりがあり、偏った食事を犬にあげていませんか?

主に、タンパク質や脂質を摂りすぎると、加齢臭の成分が含まれる皮脂の分泌が行われます。特に肉類は皮脂の分泌が盛んになる食材で、質の悪い肉を食べさせていると、
腸内環境が悪くなり、ますます臭いが気になります。
腸内の悪玉菌が増殖させない為にも、質の良いお肉を与える必要があります。

それには、安いだけが理由で購入しているドッグフードも見直してみるべきです。
質の良いドッグフードは、野菜や穀物がしっかりと入っており、食物繊維やミネラル、ビタミンも豊富に入っていますので、腸内環境が悪化して体臭がきつくなってきた犬におススメです。

野菜などから摂取できるビタミンやミネラルは、免疫力を高め、血行を良くしてくれます。
食物繊維を多く含む野菜は、腸内環境をきれいにし、老化対策にはぴったりです。

歯磨きしてもとれない老犬の口臭について

老犬になると長年の蓄積した歯石などが沈着し、高齢になればなるほど、口内環境を清潔にすることは難しくなり、歯周病にもかかりやすくなります。

犬の歯は人間の歯に比べると虫歯になりにくい性質と言われていますが、
お口の中のケアを怠ると歯周病になるのは人間と同じです。

歯周病になるとなぜ口臭がきつくなるのでしょうか?

歯に溜まった歯石や歯垢をそのまま放置していると細菌が繁殖し炎症を起こします。
それが歯肉炎、歯周病へと進行して行きます。

歯周病は歯肉の炎症や出血などの症状がありますが、これが進行すると歯肉に膿が溜まり、口臭や腐敗臭がします。

この歯周病を防ぐには、子犬の頃より歯磨きの習慣をつけると良いのですが、
成犬や老犬になって、もし習慣が無い場合も、徐々に慣れさせていき歯磨きの習慣を付けましょう。

もし歯石が気になる様であれば、動物病院で歯石の除去をおこなってもらいましょう。
そうすることで、歯周病も改善し、口臭軽減にも繋がります。

腸内環境が悪い場合の口臭
歯のケアをすれば、口臭が減るとご紹介しましたが、
もうひとつの口臭の原因、腸内環境が悪い為に口臭がしている場合は、
腸内環境を良くすることが必要です。

腸内環境が悪化すると、臭いに元となる悪玉菌が繁殖してしまいます。
そうすると、口臭や体臭が強くなることが有ります。

食物繊維や大豆・ヨーグルトなど、腸内環境に効果のある食べ物を食べさせる必要があります。

食べさせるドッグフードも、質の悪いドッグフードを食べさせると腸内環境を悪化させますので、くれぐれも注意してください。

耳が垂れている犬だけではない!耳臭の対策

犬の体臭がきついなと思っていたら、どうも耳に異常があり耳臭がしていると言います。

耳掃除を頻繁にしているのに、耳臭がしてくる場合、
耳の中にカビやミミダニなどが繁殖しており、耳臭は耳の病気のせいではないかと思われます。

特に耳が垂れている犬は、耳の中の温度が上がりやすい為、カビや細菌が繁殖しやすいです。

耳垢は細菌のエサとなりますので、小まめな耳掃除が効果的です。
耳掃除をしないで、放置していると耳の溜まり臭いの原因となります。

垢が原因で、ミミダニが発生している場合、きれいに除去する必要があります。

耳が臭うとなると、外耳炎などトラブルも考える必要がありますが、
基本的に耳は匂いが無い場所なので、耳が臭っていると感じた場合は、動物病院で一度見てもらう必要があります。

動物病院では、耳の中をきれいに掃除してもらうことは、耳臭にとって大変効果があります。
茶褐色と黒の耳垢化と、独特ニオイから、比較的に病名が分かりやすので、
治療が進めやすいです。

耳の掃除もやり過ぎは、よくありません。

耳で細菌が発生している場合、抗生物質の点耳薬や内服薬をもらって治療して行きます。
特にたれ耳の場合ケアが重要です。

老犬の口臭・耳臭そして体臭についてご紹介しましたが如何でしたでしょうか?
どれも、日頃のケアをしていれば重症にならずに済むことが多いです。

体臭・口臭・耳臭など、老犬になればどれも臭いがきつくなるものばかりです。
どうか、スキンシップをとりながら、身体のケアをしていくことをオススメしたいとおみます。

咳の音で見分ける老犬の病気別咳の症状

老犬が咳をしているばあい、部屋が乾燥していたり、軽い風邪を引いたなどの原因が考えられますが、中には、咳に深刻な病気が隠されている場合があります。

人間と同じように犬の咳も、気道から異物や細菌を乗り除く働きをします。
咳が続く様であれば、病院に連れて行くことをオススメします。

老犬に咳がでる場合の咳の症状別に病気をご紹介したいと思います。
特に咳の音で見分ける方法は、是非参考にして、愛犬の様子を観察してみてください。

咳の音はどんな音?

口呼吸の多い犬は、人間よりも喉に炎症を起こしやすく咳が止まらないなどの症状になる場合があります。

咳には、乾いた咳や湿った咳、激しい咳や、アヒルガーガー鳴くような咳、胸からヒューヒューを音がする咳など、咳の音によって病気の種類が違う場合も有ります。

その中でもアヒルがガーガーと鳴くような咳の音がする老犬は、気管虚脱になっている場合が多くあります。

さまざまな理由で気道が狭くなるこの気管虚脱は注意したい病気のひとつです。

また胸からヒューヒューと音がする場合は肺炎にかかっていることが考えられます。
肺炎の中でも一番多いのが誤嚥による肺炎です。

ものが上手く飲み込めずに誤って気管に入ることから、その時一緒に入ってきた悪い菌に感染し炎症を起こしてしまうそうです。

老犬の場合、この肺炎で命を落とすことも有ります。
咳が止まらないなどの症状がある場合、早急に病院へ連れて行くことをオススメします。

咳が続く場合の病気について

犬が咳き込み、咳が止まらないなどと言った場合に疑われる病気を挙げてみましょう。

気管虚脱

まず先ほどの「ガーガー」と鳴くような咳をする気管虚脱は、小型犬または中年以降の犬に多く見られる病気です。

早期に気づけば薬や運動の制限で症状を抑えることができます。
放置することは、ますます炎症がひどくなり気道を狭くなることで、呼吸がしづらくなります。

老犬の散歩にリードを使用している場合、知らず知らずに気管に強い力が加わり、気管虚脱を重症化している場合があります。

首に負担の掛からないハーネスタイプのリードに替えることで、老犬の体への負担が軽減されるのではないでしょうか?

ケンエルコフ

細菌やウィルスの感染が原因で起こる病気です。
老犬がかかった場合、免疫力が弱いために肺炎になる場合があります。

寄生虫

犬の咳の原因で最も多いのがこの寄生虫による咳です。
回虫や、鉤虫などやフィラリアなどの内部寄生虫が原因です。

回虫などの幼虫が気道から腸に移動する場合に咳がでることがあります。
寄生虫は、予防可能なものがほとんどです。

寄生される前に、適切な予防法で犬を守りましょう。

またフィラリアも咳を誘発します。
フィラリアの幼虫に感染している蚊によって、犬の循環システムに入ることにより、
肺にまで到達し、犬に咳を引き起こすことになります。

フィラリア予防の投薬をすることで、犬を守ることができます。

心臓病

老犬になると、うっ血性心不全などの心臓病に苦しむ犬が多くいます。
症状は、乾いた咳をすることが多く、この原因は主に、心臓肥大が進むにしたがって、
気道を圧縮するために起る咳です。

他に乾いた咳が出る病気と言えば、犬ジステンバーや僧房弁閉鎖不全症などが考えられます。

僧房弁閉鎖不全症の場合、心臓の弁に異常が出来る場合に咳を引き起こします。
乾いた咳をする、咳こむ症状が見られます。

心臓の病気は先天的なものが多いのですが、老化による場合もあります。
咳が出るだけではなく、散歩や運動を嫌がるような場合、心臓の病気が考えられます。

湿った咳をする病気とは

犬も人間と同じで、病気により乾いた咳と湿った咳をします。
中でも、湿った咳をする病気と言えば、気管支炎が考えられます。

この気管支炎はウィルスや細菌が原因と考えられますが、アレルギーが咳を引き起こしていることもあります。

この湿った咳の治療には、抗生物質を使用し、その他には咳止め剤を処方される場合も有ります。

散歩などの運動は制限する方が良いでしょう。

湿った咳が続くなと感じたら、咳の他に、くしゃみや発熱などの症状が無いか確認しましょう。

咳を和らげる効果のあるものとは

老犬の咳が続く場合、意外と体力を消耗していることが多いです。
少しでも、その咳を和らげてあげるようにしたいものですね。

そこで、犬の咳を和らげる方法を考えてみましょう。

温度と湿度

犬が快適に過ごせる温度と湿度の設定が必要です。
その場合の温度は22~25℃で、湿度が40~60%が最適です。
なるべく保つようにしてあげてください。

ハーブ

犬の咳を鎮めるのに、ハーブに効果が有ると言われています。
ハーブの中でも、モウズイカ・オオバコ・マシュマロが咳に効果がありますので、
アロマオイルを使用して、咳を鎮めてあげてください。

空気清浄機

アレルギーが原因で咳が出来る場合、掃除を丁寧に行うことや、空気清浄機を使用して、
お部屋の中のアレルゲンを軽減しましょう。

アレルギーを軽減する乳酸菌サプリなども効果的です。

7歳くらいを超える老犬と呼ばれるようになった犬は、腫瘍の発症率が高くなります。
特に肺に腫瘍ができると咳が続き、治らない場合が多いです。

老犬が咳き込む場合、一時的なものであれば心配はいりませんが、
咳が続く場合は、一度医師の診断を受けることをオススメします。

老犬を夏の猛暑から守り快適に夏を過ごさせる方法

犬は人よりも暑さに弱い生き物です。

特に老犬の場合は、体温調節が難しい体になっていることもあり、
水分補給と冷やし過ぎに注意しながら、夏の猛暑から守ってあげる必要があります。

今回は老犬の暑さ対策について詳しくご紹介したいと思います。
是非、夏を快適に過ごす方法を参考にしてください。

老犬の室内の暑さ対策とは

犬は平熱が高いため、暑い夏は苦手とする犬種が多いです。
また、人間と同じように熱中症にかかることがあります。

病気にかかっている犬や、老犬のように体力が低下している場合、熱中症も重症になると、命を落とすことにもなります。

そのため、しっかりと暑さ対策をして夏の猛暑から守ってあげてください。

老犬の居場所は、風通しの良い日陰が最適

夏場の日差しが入る場所に、長時間いると人間でも暑さでバテテしまいます。
それは犬も同じですので、日差しを遮るカーテンをしてあげたり、すだれなどを用いて日陰を作ってあげるようにしましょう。

また、風通しも良くしてあげることが大切で、換気にも十分注意をしましょう。

エアコンの温度設定

エアコンは、老犬に取っての暑さ対策に最適ですが、その温度調節に注意が必要です。

冷たい空気は床に溜まります。そのため、床の上で生活している犬の居場所は、大変冷えてくることがあります。

冷えすぎは、老犬にとって関節の痛みが出たりと体に良くないことが多いです。
エアコンの温度設定を冷えすぎない温度にしてあげることも必要です。

仮に冷えすぎた場合、犬が冷えを防ぐことが出来る様にタオルやマットなどを側に置いてあげましょう。

犬用冷却グッズ

ペットを飼う人が増えた近年は、ペット用品がたくさん発売されています。
その中でも、夏の暑さ対策のグッズは多く、重宝できるものがたくさんあります。

その中でも、おススメなのが、冷却マットや保冷剤を入れることが出来るクッションやアルミプレートなど、犬がその上に乗ると体が冷えるグッズがたくさんあります。

しかし、冷却マットなどは、敬遠する犬もいますので徐々に慣れさせる必要があります。

家庭で作れる冷却グッズは、ペットボトルに水を入れて凍らせたものが便利です。
そのままでは、体に当たると冷たすぎるので、タオルなどにくるんで、犬の側に置いてあげましょう。

お散歩のときにも、この凍らせたペットボトルは、暑くなった体を冷やすのに大変便利なお手軽グッズです。

水を入れたペットボトルを凍らせるだけで、経済的にも負担が少なくて済むグッズですね。

水分補給は充分に

何と言っても水分補給は一番大切な暑さ対策です。
犬は舌から水分を蒸発させて体温調節をします。

老犬は水分をあまり摂らないこともありますので、是非とも飲みやすい環境を作って、
小まめに水分を補給するように促しましょう。

老犬が熱中症にかかった時の症状と対処方法

十分に気を付けていても、老犬が熱中症にかかってしまった場合、早急に対処をしなくてはいけません。

  • いつもより荒い息をしている
  • 目が充血している
  • ぐったりしている
  • 舌の色がうっ血したような色
  • 反応が無い

などの症状が見られたら、熱中症かもしれません。
まずは、涼しい場所に運ぶことが重要です。

水が飲めるようでしたら、水分補給をさせましょう。
自力で飲めない場合も、濡らしたガーゼなどで、口を少し湿らせてあげましょう。

氷などを使用して急激に体温を下げることは、決してしないでください。

急激に体温が下がり過ぎると筋肉が収縮を起こし、熱中症がひどくなります。
早急に病院へ連れて行くようにしましょう。

熱中症は、暑い昼間だけに起るものではありません。
朝や夕方でも、蒸し暑く湿度が高いと熱中症になる可能性はあります。

老犬の夏バテと脱水症状

犬も暑さのせいで食事の量が減ることが有ります。
特に老犬の場合は、運動量も少なく代謝が低下していることから、食事を食べる量が減ります。

たとえば、ドライフードの食事を毎日与えている場合、ウェットフードに切り替えてみてはどうでしょう。ウェットフードには水分量が80~90%あり、水分補給にも役立ちますし、柔らかいため、老犬には食べやすい食事なります。

いつものドライフードにウェットフードをトッピングするだけでも、喜んで食べてくれる場合があります。

ただし、夏の暑さでドッグフードも傷みやすいことを考えて、おおよそ30分後に片付ける様にして、ずっとフードを放置しておくことは止めましょう。

老犬が、ぐったりとしている場合、脱水症状にも注意が必要です。
目や口が渇いていたり、おしっこがほとんど出ない、背中の肌をつまんでみて、
元の状態に戻るまで時間が掛かる様であれば、脱水症状になっている場合があります。

一刻も早く医師に診てもらうようにしましょう。

その他の暑さ対策

夏場のお出掛けに車を利用する場合、少しの時間でも犬をひとりで車の中に置いて行くことは厳禁です。

夏の暑さの中、車中に置いたままの犬が取り返しの付かないことになることを心得ておきましょう。

トリミングで、少しでも短くカットをすれば、涼しいだろうと思う親心ですが、
サマーカットは、あまり短くし過ぎると、直に日光が肌に当たり、却って暑い場合があります。

あまり極端に短くカットするのは止めておきましょう。
いつもきれいに清潔にしてあげることで、寄生虫がつくことを防ぐことができます。

被毛のケアはしっかりと行いましょう。

体力が低下している老犬にとって、暑い夏を乗り越えるのは大変なことですが、
少しでもお部屋を快適にしてあげることで、元気に夏を過ごせるようにしてあげてください。

老犬の便秘は筋力低下が原因?腸内環境を整えてすっきり便秘解消法

犬は比較的、便秘になりにくい動物です。
しかし、高齢になり老犬と呼ばれる頃になると、筋力の低下や、消化器官の衰えなどが原因で便秘になることがあります。

老犬となり、運動量も減り、免疫力低下など体に不調が起こることが増えてきます。
また、寝たきりになってしまった場合も、筋力が低下し排便が困難になることが多いです。

今回は、老犬の便秘やその解消法について詳しくご紹介したいと思います。

老犬が便秘になりやすい原因と便秘になるとなぜ悪いのか?

便秘の原因はさまざまなものがありますが、一般的に犬が便秘になる原因と言えば、

環境の変化・ストレス

引っ越しや飼い主が変わったなど環境が変わるとストレスから便秘になることがあります。
また、ペットホテルに預けたりと不安を感じた場合もストレスを感じます。

運動不足

十分な運動をできない場合、便秘になりやすいです。
また、老犬の場合、腸の良く蠕動運動が弱くなるため便秘になりやすくなります。

水分不足

ドライフードを主食にしている場合、水分をフードに取られ水分不足になることがあります。いつでも新鮮な水が飲めるような環境にしてあげましょう。

質の悪いドッグフード

質の悪いドッグフードには、食物繊維が十分に含まれていない場合があります。
便秘がちな場合、ドッグフードを見直してみる必要があります。

ウンチを我慢する

犬は自分の寝る場所から離れた場所でウンチをする習性がありますが、老犬になり、足腰が弱ったり、寝たきりになりトイレに自力でイケない場合、ウンチを我慢してしまい便秘になることがあります。

腸内環境の悪化

動物性の脂肪が多い食事を与えていると、腸内に悪玉菌が増殖しやすくなります。
食物繊維を多く摂ることで善玉菌を増やす必要があります。

病気

老犬が、病気にかかっている場合に便秘になる場合があります。
主な病気として、前立腺肥大や肛門周囲腺腫、腸閉塞などがあります。

その他、老犬の場合は体の機能の衰えが大きいと言えます。

人間の場合数日間便秘が続くなどと言う人も多くいますが、犬が数日間もウンチが出ないのは以上です。

犬の場合は、一日に数回ウンチが出るのが正常で、2日以上でない場合は便秘と考えましょう。ウンチは出ていても、硬くコロコロした様なウンチしか出ていない場合は、便秘の始まりと考えましょう。

もしも5日間以上でない場合は、大腸にウンチが溜まり機能不全に陥る巨大結腸症と言う病気になることも考えられます。

たかが便秘と軽く考えず、早急に病院へ連れて行くようにしましょう。

老犬の便秘解消は腸内環境を整えることが大切

長く便秘が続いていると悪玉菌が体内で増え続け、ガンになるリスクが増えます。
少しでも早く便秘を解消してあげることは、大変大切なことです。

若い犬の場合、運動させてあげたり、水分を多くを与えることで便秘を解消することが出来ますが、老犬の場合は無理をさせることが難しい場合があります。

腸内環境の悪化で、便秘になっていることが多いので、まずは食事の見直しをしてあげましょう。

今までと同じドッグフードを食べさせたあとで、サツマイモの蒸かしたものやごぼうなどの食物繊維を少しあげることは大変効果的です。

その他、無糖のヨーグルトも大変効果が見られます。

老犬の場合の便秘予防方法

老犬の便秘は加齢が原因と言う場合が多いので、予防が難しい面もあります。
しかし、少しでも重症化を防ぐためには、飼い主の普段の心掛けが大切です。

例えば、水分補給ですが、水だと飲まない場合、ペット用の粉ミルクを薄く混ぜて飲ませてみましょう。

最近では、老犬用のミルクも発売されています。

食事の量は、多く食べすぎるのは厳禁です。
犬には、食べ過ぎと言う事がないので、与えれば与えるだけ食べてしまいます。

食事の量には気を使いましょう。

また、おやつも与えすぎに注意して、消化吸収の良いおやつを与えるようにしましょう。

老犬の便秘には、お腹のマッサージも効果があります。
お腹の下の方を手のひらで優しく円を描くように撫でてあげましょう。

寝たきりの老犬や痴ほうの老犬の便秘解消法

痴呆症になった老犬は、所かまわずにウンチをしてしまうことが有ります。
あちこちでウンチをされる場合、オムツを使用すると良いでしょう。

オムツをさせる場合、肛門周りの毛を綺麗にカットしておくことが大切です。
また、免疫力の衰えている老犬を不潔な状態で置いておくのは、皮膚病などを患うもとになります。

また寝たきりの老犬は、犬の習性として、寝床や寝床の近くでウンチができません。
そのため、ウンチを我慢し過ぎて便秘になります。

もしも、寝たきりの老犬が、寝床でウンチをしてしまった場合は、叱らずに黙って片付けましょう。

決して、不快な表情や叱ってはいけません。
そこで、ウンチをすることは悪いことだと思うと、二度とウンチをしなくなります。
寝たきりの場合、そこでウンチがしなくなると、便秘になっても仕方がないことです。

寝たきりの老犬には、寝床でウンチが出たことを飼い主が喜んでくれると思わせることが大切です。

便秘は万病のもととなります。
特に老犬のように免疫力が低下している場合は、便秘が元で大病になる場合も少なくありません。

便秘は放っておいても、自然に治るなどと考えずに、あまり長い期間ウンチが出ない場合は、必ず病院へ連れて行ってあげましょう。

老犬の冬の寒さ対策のポイントと部屋の温度調節について

犬は寒さには強い?などと言うことは決してありません。
たしかに暑い夏や、湿度の高いときには、熱中症などの心配がいりますが、
冬も苦手としている犬種はたくさんあります。

特に高齢になった老犬は、体温調節する機能が低下し、寒さに弱くなる傾向にあります。
体温が低下して、体を冷やすと代謝機能や循環機能が低下する恐れがあり、
それが病気へと繋がります。

そこで、今回は老犬の寒さ対策について詳しく調べましたので、ご紹介します。

冬の寒さでかかりやすい老犬の病気

まずは、冬に老犬がかかりやすい病気を調べてみました。

泌尿器系の病気

寒くなって来ると、散歩に出かける回数も減りがちです。
動かない分、のどもあまり乾かないので水分の摂取量が少なくなります。
水を飲まないことは、おしっこの量や回数が減り、尿道の長いオスに泌尿器系の病気が多くなります。

おしっこを一度に出さずに少しずつ出しているなどの様子の時には、泌尿器系の病気の場合があります。

関節疾患

運動不足に加え寒さで、体が硬くなり筋力も衰えた老犬は、急に運動をすると関節を傷めることがあります。
歩くことを嫌がるときは、関節の病気を疑いましょう。

心臓や循環器系の病気

冬に入り急に冷え込んできたときに、朝晩、老犬が咳をしだしたら心臓病を疑いましょう。
また、心臓循環器系の病気を患っている場合、一度に体重が激減します。
安静時に心拍数を測ってみましょう。120以上だと心臓病の疑いがあります。

伝染病

体力の落ちた老犬は、ウィルスに感染しやすく、急に高熱が出たり、下痢をしたりする場合は、ジステンバーを疑いましょう。
ワクチンの接種は必ず受けるようにしましょう。

呼吸器系の病気

チワワなど寒さに弱い犬種は、咳が出たり、鼻水が出たりとウィルス感染や気管支炎にかかっている場合があります。
くしゃみのような咳をするときは,細菌による肺炎に注意しましょう。

老犬の寒さのサインを見逃さないこと

犬は寒い場合、体を震わせることがあります。
ぶるぶる体を震わせていたり、体を小さく縮こまっている場合、寒くて堪らないと考えましょう。
日頃は、水分補給もたくさんする犬が、水分を摂らなくなった場合も寒さによる影響かもしれません。

老犬や高齢犬と呼ばれる犬は、体温の調節が出来ず代謝や循環機能が低下しやすく、
病気も繋がりやすくなります。

防寒対策について考えてあげてくださいね。
防寒対策とは、どんどんエアコンの温度を上げて、気温を上昇させることではありません。

真冬の場合など、温度が異常に低下している場合は、エアコンやストーブなどを使用しますが、過剰に部屋を暖めることがやめておきましょう。

老犬自らが、寒いと感じた時に調節できるものを準備しておいてください。

老犬のお部屋の寒さ対策をしてあげよう!

寒さ対策とひとことで言っても難しいですね。
例えば、ゲージの置いてある場所が、冷気の通る場所にある場合は、注意が必要です。

ゲージに毛布などを被せてあげると、十分に防寒対策になります。

また、老犬のベッドをドーム型にすることや、フリース素材のブランケットや毛布を置いてあげることで、老犬が自分で温度の調節をしやすくなります。

犬用湯たんぽを準備してあげると、ベッドの中が温かく、犬はよろこびますね

ストーブやホットカーペットは異常に暑くなるなどの温度調整や、火傷のなどのリスクもあります。飼い主と一緒の時に使用すると良いでしょう。

その他、犬用のヒーターの利用も大変良いのですが、ゲージの床全てにこのヒーターが敷かれている場合、暑くなっても犬の逃げ場が有りません。

そのため、ヒーターの無い場所に避難できるようにしてあげると良いでしょう。

外にお出かけの時の防寒対策

寒い冬には、お散歩に行かない?などと言ってはいられませんね。
冬の間中、お散歩に行かないなどと言う訳にはいきません。

暖かい室内から、外の外気に触れようものなら、急激な温度変化に身体が付いていきません。

散歩などに出る場合、ワンちゃん用の洋服を着せてあげることをオススメしたいです。
外出先から帰ってきた場合、お部屋の温度が上がっていれば、洋服を脱がせてあげましょう。

寒いから散歩に行きたがらない犬もいますが、適度な運動は筋肉を作りますし、代謝を良くします。

日中の暖かい時間帯に、散歩に連れ出し積極的に運動をさせるようにしましょう。
ただし、老犬の場合には、関節疾患を患っている場合など、寒さで関節が痛む場合があります。

この場合は、無理の無い程度の運動にしておきましょう。

冬は寒さ対策と同時に乾燥対策も忘れずに

冬は、暖房などの使用でお部屋の中は大変乾燥します。
この乾燥も、細菌やウィルスの温床になるので、抵抗力の落ちている老犬にとっては、
病気にかかりやすい状況と言えます。

鼻や喉の粘膜が乾燥することで、空気中の細菌やウィルスに感染しやすくなり、
犬も人間と同じように風邪を引いてしまいます。

加湿器などを利用するか、バスタオルなど洗濯物を室内に干すだけでもかなり改善します。

飼い主と一緒に過ごす時間の暖房方法

飼い主が同じ部屋で過ごしているときの暖房器具については、犬は基本的に人間よりも少し低い温度を好ましく感じますので、あまり温度を上げ過ぎない方が良いですね。

ただ、人間よりも低い位置にいる犬のために、床付近を温かくしてくれる暖房器具を選びたいものです。

エアコン

エアコンは犬が一番快適に過ごせる暖房器具ではないでしょうか?
ただし、床付近が温まらない場合がありますので、注意が必要です。

ホットカーペットと床暖房

これらの暖房器具は、長い間その場所に居座ると、低温やけどをする場合があります。
被毛で身体が覆われているので、温度に鈍感な場合があり、低温やけどが起こっていても、気づかずにいることがあります。

直接、ホットカーペットや床暖房の上に寝ることはさせず、一枚布を敷いた上に犬が座ることで、低温やけどを防ぐことができます。

ストーブ

温かいストーブは犬だけではなく、人間も大好きです。
ストーブの前で、陣取る姿は大変可愛らしいのですが、被毛に覆われた犬が、
焦げ臭いニオイをさせているときは、ストーブで焦げているときがあります。
十分に注意をしてあげてください。

こたつ

犬でなくても、猫も人間もコタツが大好きです。

こたつを付けると、潜り込んでしまう犬は多いのですが、
寒い時期とは言え、熱中症になる場合もあります。

温度設定を低めにして、コタツに潜らせるようにしましょう。
コタツの中が、あまりの暑さため熱中症のような症状みせることがあります。

できれば、弱での設定をお願いします。

屋外で飼っている犬の場合、まず犬小屋を日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
犬小屋の中には、フリースや毛布などを敷いてあげましょう。

犬用の湯たんぽなども発売されています。湯たんぽも活用の価値があると思います。
是非、犬にあった寒さ対策をしてあげましょう。