老犬の食糞は痴ほう症が原因?食糞の対処方法

犬がウンチを食べてしまうと言う話を聞くと、そんな汚いことをするのかと思いますが、
実は、ウンチを食べると言う行為は、犬に限らず、他の動物でも行うことがあります。

しかしながら、犬が高齢になり、老犬となったときから始まる食糞行為は、痴ほうが原因の場合があります。

そこで、今回は動物の食糞についての説明と、痴ほうによる老犬の食糞行動の原因と対処方法を詳しくご紹介したいと思います。

動物が食糞を行う理由とは?

犬は、痴ほうが原因の食糞の他に、子犬の頃から食糞癖のある犬もいますが、
身近なところでは、ウサギやハムスターに猫も食糞をしますし、象やパンダ、カバなど大柄な動物も、食糞行為をします。

その理由は、母親が生まれた仔の排泄物を衛生面のために食べたり、獲物を狙いに来る敵の嗅覚に触れないようにするための場合と、腸内バクテリアの作り出したビタミンBやKを摂取するためとも言われています。

子犬や成犬でも、この食糞行為をする犬は多く、腸内環境を整えるために行っているとも言われていますが、まだまだその原因は多くあります。

では、犬が食糞をする主な理由をあげてみましょう。

食事量が足りない場合

食事の量が足らず、いつも小腹が空いた状態であるため、ウンチを食べるのは、空腹をごまかすために行っています。

エサの種類を変えたため

今まで与えてきたドッグフードから、他のドッグフードに替えた場合、新しく食べた物を消化吸収できずに未消化でウンチが出た場合、ウンチのニオイから、まだ食べられると判断したために食糞をします。

飼い主の気を引きたいため

お留守番など長くさせると、寂しさのあまり食糞をする場合が有ります。

その他、ストレス解消や、退屈しのぎ、飼い主のまねなど、色々な理由があります。
そして、老犬が急に食糞を始めた理由が、痴ほう症が原因の場合があります。

痴ほう症の老犬が食糞をする理由

一般に老犬とは、10歳になったころからのことを言いますが、痴ほう症になるのは、13歳ころからが多く、痴ほう症になりやすい犬種と言うものは、特にありませんが、
生活してきた環境で、なりやすい犬と判断できます。

たとえば、室内で飼われていて、1匹でお留守番をする時間が多かった犬は、痴ほう症にかかりやすいと考えられます。

それは、人と同じように、刺激が少ない生活や、人とのコミュニケーションが少ない生活をしていることが、痴ほう症になりやすいと考えられるからです。

では、痴ほう症の具体的な症状の主なものをあげてみましょう。

  • ぼんやりしていることが多くなった
  • 飼い主が識別できない
  • 症状が無表情になる
  • 夜中に単調な鳴き声をあげる
  • 失禁が見られ、トイレが上手くできなくなる
  • 食糞を始める

痴ほう症の犬が何故食糞を始めるのでしょうか?
これは、ウンチを食べていると言うことを認識していない場合が多く、
自分が何をしているのかを理解せずに、食糞行動を起こしていると考えられます。

老犬が食糞をするのを防ぐ方法

老犬が食糞をするからと言って、24時間寝ずに番をするわけにもいきませんが、
犬がウンチをした習慣に、すばやく片付ける方法が、一番の得策です。

痴ほう症になった犬に、新たなしつけをしようと考えても、難しいと考えられます。
したがって、食糞を防ぐ方法は無いと考えられます。

しっかりトイレトレーニングが出来上がっていた犬も、痴ほう症になると、
どこでも、所かまわず、ウンチやおしっこをしてしまう場合があります。

また、痴ほう症が進めば、意識なく垂れ流してしまうことも起こります。

犬は元々清潔好きな動物です。自分の寝床はいつも清潔にしておく習性が有り、寝床廻りでの排泄はしない犬が多いです。

しかしながら、痴ほう症になると、そういう事も忘れてしまう場面にも出くわします。
若い時には考えられない行為を行うのも、老犬になり痴ほう症のためだと考えましょう。

愛犬が、老犬になり食糞をする姿を見たり、トイレの失敗を見ると、つい叱りたくなりますが、老犬のトイレの失敗は当たり前くらいの大きな気持ちで、感情的になり、大きな声で叱るなどは、しないようにしましょう。

叱っても、老犬にストレスを与えるだけです。

垂れ流しなどがひどい場合、犬用のオムツの使用も検討してみましょう。
その場合、お尻の周辺の毛をあらかじめカットしておくことと、排泄後の処置がスムーズに行えます。

また少しでも、脳の活性化が出来る様に、脳に刺激を与えてあげましょう。
その方法とは、

散歩に連れ出すことも、一つの方法です

できれば、散歩コースを変えることや、歩く速度を変えてみるなど、脳に刺激をあたえてあげましょう。

若く元気だった愛犬が、年老いて老犬になったときに、飼い主はどの様に接すれば良いのでしょうか?
トイレの失敗や、食糞行為を汚いこととして叱らずに、老犬となった愛犬の介護をしっかりとしてあげることが、飼い主としての責任ではないでしょうか?

どうしても、飼い主だけで対処が出来ない場合などは、近年では老犬ホーム増えてきていますので、その利用も選択枠のひとつとして考えておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA