老犬の耳が遠いと感じたら老犬性難聴かも?病気による難聴とのちがいについて

最近、犬の反応が鈍くなってきていると感じた場合、もしかしたら、老化のため、耳が聞こえにくくなってきているのかもしれません。

犬の聴覚は人間の3~4倍と言われており、人よりも、ずっと広い範囲の周波数などを聞きながら暮らしているのかもしれませんが、そこは人間と同じで、歳を取ると耳が遠いと言った様子がみられる傾向にあります。

犬も歳を取ると頑固になったと性格の変化や、痴ほうを嘆く飼い主もいるのですが、
ただ難聴で耳が遠くなり、飼い主の指示の声が聞こえにくくなっているために、反応が鈍くなっていることが多くあります。

しかし問題なのは、この難聴の判断が獣医でも難しいとされていることです。
そこで今回は、犬の老犬性難聴について詳しくご紹介したいと思います。

老犬性難聴になっている場合の見極め方

人が耳の検査をするとき、音が聞こえればボタンを押して知らせると言った、至ってシンプルな検査方法がありますが、この検査を犬に行うことは難く、同じような方法として、
大きな音を出して犬の反応を見ると言う方法で、難聴である可能性を探ります。

犬の寝ているところに、耳元で大きな音を出しても、無反応な場合、難聴である可能性が高いです。

老人性難聴になっている場合の変化としては、

  • 飼い主の声に反応しなくなった
  • お手やおすわりなどの指示に従わない
  • 大きな音に反応しなくなった。例えば、花火や雷の音など

この様な変化が見られたら、耳が遠いと考えて、普段の接し方を変えて行くことが必要です。

耳が遠くなった老犬との生活について

犬の場合、耳が遠いと飼い主が感じた時には、すでに眼も悪くなっている場合が多く、
一般的に、犬の老化の順序としては、視覚の眼、聴覚の耳、嗅覚の鼻と言う順番に衰えていきます。

この様に、感覚機能が衰えて変化してきた老犬に対しては、生活面での配慮が必要になってきます。

例えば、音が聞こえにくくなっている犬は、急に後ろから体に触られることを怖がります。
できるだけ、驚かせないように、前に回ってから身体に触れるなど、注意して犬と接するようにしましょう。

加齢によるさまざまな変化で、犬も戸惑い不安を感じています。
そんな愛犬と、コミュニケーションをとるのは難しいように感じますが、
歳をとっても、優しく触れられたり、撫ぜられたりすることで安心感を覚えます。

飼い主に触れられることで心地よいと思う気持ちは変わりませんので、是非、老犬になっても、優しく体を撫でてあげてください。

飼い主が老犬に対してしてあげられることは。

眼や耳が悪くても、犬が安心して暮らしていける生活環境にしてあげる

眼や耳が悪くなると、あちこちに体をぶつけたり、足元がおぼつかないなどが見られます。
お家になかを、一度見直し、危険なものが無いかなど確認しましょう。

たくさん、犬と接してコミュニケーションととること

飼い主との触れ合いが、犬に取ってこの上ない幸せです。時間が許す限り、側でコミュニケーションを取りましょう。

気分転換に外へ連れ出して、刺激を与えてあげましょう

体調にも問題が無ければ、外に連れ出して、肌で自然を感じさせてあげましょう。
散歩は無理をせず、時には抱っこをしてあげるなどで、工夫してみましょう。

優しく言葉を掛けてあげましょう

耳が遠い老犬でも、飼い主の声は振動となって伝わります。
耳で聞こえない場合も、心で聞こえると言うことがあります。どんどん言葉を掛けてあげましょう。

その耳が聞こえにくい原因は老化が原因?他の病気かも!

老犬の場合、耳が遠いと老犬性の難聴であろうと考えがちですが、
他に病気などが原因の場合も考えられます。

耳が遠くなることが考えられる病気とは、

  • 外耳炎で耳垢が溜まり聞こえにくくなっている
  • 異物の浸入で、耳が塞がれている
  • 耳の中に腫瘍が出来て、鼓膜が破れている

その他、さまざまな原因がありますので、是非、動物病院での診察を受けられることを、おススメします。

難聴の原因が病気の場合、治療によっては、聴力の復活も考えられます。

老人性難聴の犬との生活について

老犬になれば、聴覚が衰えて難聴になることも致し方ありません。
耳が遠いのですから、今までの犬との接し方とは少し変えることが必要になります。

たとえば、「お手やおすわり」などの指示を出す時に、声だけではなく、手の動作も一緒に行うことで、犬も指示が分かりやすくなります。

また、難聴になった場合、高周波の音は比較的聞き取りやすいと言われています。
犬笛やクリッカーなどで、合図を送るようにすることも、良いのではないでしょか。

老犬は、視力の衰えや、聴力の衰えなどで、かなり不安を感じてストレスを抱えています。
そのため、臆病になったり、不安なあまり夜鳴きを始めるケースがみられます。
そこで、飼い主さんの辛抱強い介護が必要になります。

大切な家族である愛犬の老化は、飼い主にとって悲しいことです。
しかしながら、しっかり老化の現実を受け止めて、愛犬が一日でも長生きできる様に、
サポートしてあげましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA