老犬の苦しそうないびきは病気のサイン?いびきで可能性のある病気とは

犬がぐっすり眠っているのを見ていると、突然いびきを掻きだす時がありますね。
可愛い寝顔に不似合いな、グーグーガーガーと人間顔負けのいびきを掻く犬もいます。

そのいびきを掻く姿を見ている、とても可愛い寝姿で、思わず微笑んでしまいますが、
実は、いびきには正常ないびきと病気によるいびきがあります。

特に老犬が急にいびきを掻きだす時には、何か病気のサインかもしれませんので、
見逃すわけにはいきません。

今回は、そのいびきが出る原因やその対処方法についてご紹介したいと思います。

いびきを掻く原因とは?

犬がいびきを掻く仕組みは人間と同じです。
寝ている間に何らかの原因で、鼻やのどが狭くなり、呼吸をする場合に、
そこに引っ掛かり音が出ることが見受けられます。

そこで、いびきを掻きやすい原因をあげてみましょう。

肥満の犬の場合

太っていると、のどの周辺に脂肪が溜まり、のどが狭くなっているのが原因です。
そのため、いびきを掻くことがあります。

環境によるもの

家族がたばこを吸う環境でのいびきは、筋肉が弛緩して機能が狭くなっているところに、いびきを掻きます。

犬種によるもの

パグやシーズーのような鼻の短い犬は元々呼吸がしにくく、それが原因で、いびきを掻くことがあります。

特にいびきを掻きやすい犬種は短頭種と言われる犬種です。

鼻詰まりによるもの

鼻水などが溜まっていると空気の通り道が塞がれて、いびきの原因になります。
鼻水の原因がアレルギーの場合は、お部屋の空気を綺麗にしてあげたり、
犬の寝床を定期的に掃除をすることをオススメします。

病気が原因でいびきを掻くケースとは

病気によるいびきは最も怖いもので、気管や鼻、のどに異常が起きることにより、いびきを掻くことが起こります。

では、いびきの原因が病気の場合について考えてみましょう。

気管虚脱

気管虚脱は、呼吸の通り道である気管の形が正常でないことから、起こります。
特に老犬に多く見られ、完治はむずかしいと考えられています。

軟口蓋過長症

軟口蓋過長症は、口の上あごから鼻に向かって伸びる硬口蓋と言う部分が長くなって、呼吸がしにくくなる病気です。
呼吸がしにくい為、いびきを掻くことがあります。

心臓病

心臓病の場合、じつはいびきを掻ているのではありません。いびきに似た音が発生していると考えましょう。

特に最もかかりやすい心臓病は心臓肥大ですが、食生活が原因の場合が多く、
犬がいびきとともに咳をする場合は、この心臓肥大を疑う必要があります。

心臓肥大は、治療も困難で他の病気も誘発することがあります。
予防法は、高たんぱく、高脂肪、塩分の高い食べ物は与えないようにしましょう。

また、適度な運動とストレスを溜めこまないようにしてあげましょう。

鼻腔の腫瘍

鼻腔に腫瘍が出来ている場合、気道をふさぎいびきを掻くことがあります。
犬の鼻腔に腫瘍ができるのは、まれなことですが、多くの場合悪性であることが多く、手術が困難な場所なので、手術は不可能だと考えましょう。

この鼻腔の腫瘍ができやすい犬種は、シェルティやコリーなどの鼻が長い長頭種です。
いびきの他に鼻に何かが詰まったような呼吸をしたり、鼻水が出たり、鼻血が出る場合もあります。

また、顔の腫れが目立つようにもなります。
治療法は、抗がん剤投与もしくは放射線治療をします。

老いたことによるもの

高齢になると筋肉が衰えて気管を圧迫することがあります。
ある日突然、いびきを掻きだした老犬の場合、速やかに病院を受診しましょう。

いびきを掻く環境から掻かない環境に

犬がいびきを掻く原因が病気でない場合、どのようなことが考えられるでしょう。
その対処法を考えてみましょう。

体勢を変えてあげよう

犬は寝方によっていびきを掻く場合があります。
そっと体制を変えてあげるだけで、いびきを止めることが出来ます。

適度な運動は必要!

肥満はいびきの原因なることが多く、他の病気にもなりやすいので、
いつもより長い散歩や、たっぷりの運動をすることで、体重減少をさせましょう。

お家の空気を換えよう!

犬などの動物を室内で飼う場合には、クリーンな空気が必要です。
特にご家族にたばこを吸う人がいる場合は、気を付けましょう。

病院連れて行くべき!いびきの見分け方

老犬がいびきを掻きだした原因が分かれば、環境を整えてあげることが出来ます。
放置していても心配のないいびきと、病気を心配しなければいけないいびきの見分け方を考えてみましょう。

  • 突然いびきを掻き始めた
  • いびきが徐々にひどくなりつつある。
  • 毎日、慢性的にいびきを掻く。
  • いびきを掻きながら息苦しそう
  • 非常に大きいいびきを掻く
  • 老犬がいびきを掻いている

もし、この様な症状が見られたら、一度病院の診察を受けてみましょう。

またいびきの最中に、一瞬息が詰まるような無呼吸の状態になる場合は、
全身の酸素が不足してしまう状態になります。

いびきを掻く犬は多くいますが、老犬になってからのいびきは要注意です。

犬のいびきの原因はさまざまですが、気になるいびきの場合、
早めに病院を受診することで、軽症で済むようにしてあげましょう。

もしもの時のための対策を

高齢になってくると犬も様々な体の不調や病気のリスクが高くなります。
今回ご紹介したほかにも、身体の変化は愛犬の健康のバロメーター。
日頃からしっかりとチェックしましょう。

チェックする症状の例としては、よだれや嘔吐、うんちの状態などがあげられます。
(参考:http://xn--n8j6de3jol4azj847yn21h.com/)
事前に飼い主さんが予備知識を蓄えておけば、直ぐに察知できるようになり、
病気の早期改善や手遅れになるリスクが低下しますので、是非覚えてみてはいかがでしょうか。

老犬の鼻血・鼻づまり・鼻水には要注意!症状別の原因と治療法

じつは、犬は鼻水を垂らすことはめったにありません。

人間は風邪を引いた時に鼻水が出たり、くしゃみをしたりしますが、

人間にとっては、それくらいは比較的、軽症の症状ですね。

しかし犬の場合、鼻水を垂らしているのを見つけたら、何かの病気やアレルギーを疑う必要があります。

 

また鼻づまりを起こしていたり、鼻血を出している場合も、

何か疾患がある場合が考えられます。

特に老犬の場合、いつも湿らせておく鼻の分泌腺が上手く機能せずに、鼻が乾燥していることが多いです。

今回は犬の鼻に関する症状別の原因と治療法について、詳しくご紹介したいと思います。

 

犬が鼻水を垂らす原因とは

犬が鼻水を垂らしている場合、アレルギー性鼻炎の場合があります。

人間と同じように、アレルギー性鼻炎の場合、鼻水の色が透明であることが多く、

犬が透明の鼻水を垂らしていれば、アレルギー性鼻炎だと考えましょう。

 

鼻炎の原因は個体によって違いますが、

ダニやハウスダスト、カビ―などのアレルギーの場合や、植物の花粉の場合もあります。

または、鼻の中のできものや腫瘍、歯周病などの病気の場合があります。

早めに動物病院を受診しましょう。

 

もし、鼻水を出している犬を、

そのまま放置すれば鼻の奥に膿が溜まり副鼻腔炎と言う病気になります。

もし犬が黄色いドロッとした鼻水を出しているようであれば、

かなり悪化してきていると考えましょう。

この副鼻腔炎の場合、鼻の奥の副鼻腔と言う空洞に炎症が広がり、

蓄膿症や鼻の腫れ、鼻づまりなどを引き起こします。

 

また歯周病が原因の場合、歯周病が悪化すると鼻まで炎症を引き起こすことになります。

高齢になると歯周病は4頭に1頭といわれていますので、注意です。

その他、歯槽膿漏でも、歯茎から菌が入り、鼻にまで影響するケースも有ります。

鼻水がアレルギー性鼻炎の場合、アレルゲンの特定を行わないと、薬の処方が難しく

動物病院でアレルギーの原因を特定してもらう必要があります。

 

犬が栄養不足や免疫力が低下している場合には、

アレルギー症状が出やすくなり、鼻炎にかかりやすくなります。

特に高齢犬は免疫力が低下しているので注意が必要です。

日頃から、歯のケアをしたり、顔周りをきれいにするどを行っていると、

犬の変化に早く気づくことができます。

犬の鼻詰まりで考えられる病気とは

犬が激しい鼻詰まりを起こしている場合、鼻の粘膜の炎症が多いです。

特に花粉症の犬の場合、この鼻詰まりの症状が、特にひどい場合があります。

その他の鼻詰まりの原因としては、異物が鼻の穴に入ったために炎症を起こし、

鼻詰まりを引き起こしている場合があります。

 

また、老犬が鼻詰まりを起こしている場合が、鼻が乾燥している場合が多いです。

できれば、加湿器で部屋の乾燥を除去することをおススメします。

老犬の鼻が詰まっている場合、大変苦しそうな呼吸をします。

そのため、口で呼吸をしますが、つらそうに見えます。

呼吸が苦しいようであれば早急に治療を行いましょう。

 

鼻の中に腫瘍などが出来て、鼻詰まりが起こっている場合、

手術で除去すれば、直りが早いのですが、

老犬の場合に、その腫瘍を取り除く手術に耐えられるのかが心配です。

鼻水が出る重大な病気とは

ケンネルコフ(伝染性気管支炎)

ケンネルコフになる原因は、いまだに解消できていません、

他の犬からの飛沫感染が主な原因です。

免疫力が無い子犬や、体力のない老犬がかかりやすいので、

注意深く観察するようにしましょう。

ジフテンバー

ジフテンバーには有効な治療が見つかっていません。

1歳未満で予防接種をしている場合が多く、ワクチン接種はジフテンバーに有効ですので、

定期的に予防接種をするようにしてください。

犬の鼻血で考えられる病気は?鼻血が出た場合の対処法

犬が鼻から血を出している場合、色々な原因が考えられます。

例えば、鼻の中の傷による鼻血は、病気などの心配は無く、鼻の中の粘膜が傷つけられての出血の場合多いです。

また何かに鼻をぶつけて、鼻の骨が折れているばあいがあります。

突然大量の出血が起こりますので、注意が必要です。

この場合安静にしておくことが大切です。

その他、犬の鼻血には複数の原因が考えられます。

鼻腔を鼻血で遮断して息苦しい様子はありませんか?

犬が鼻を気にして、足などでしきりに鼻を擦りつけたり、鼻周辺を触られるのをいやがるそぶりを見せていませんか?

そのような様子を見せている場合、犬がかなり動揺しているので、まずは安静させて、動物病院へ連れて行くようにしましょう。

鼻血を軽視して、重病を見逃さないようにしなければいけません。

 

特に、血小板の異常による鼻血の場合、入院治療が必要な場合もありますので、

早急に治療を始める必要があります。

大きな病気での鼻血でないと診断された場合、

日々の予防方法としては、ビタミン補給とストレスの軽減です。

手作りのフードで健康管理をするなど、犬の健康に関心を持ち、しっかりとチェックすることで、

鼻水・鼻詰まり・鼻血などから見られる、病気の早期発見につながります。

犬が鼻水や鼻血を出したときは、人間より深刻な場合が有ります。

普段と違う様子を見せた場合には、すぐに動物病院で相談するようにしましょう。

老犬に与えたい栄養のある食事とは?食欲の無い時の与え方

犬が年を重ね老犬となったときに、もっと長生きして欲しいと願うのは、
どの飼い主でも同じです。

しかし、その老犬に長生きをしてもらうには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?

どうしても老化により消化吸収力も低下し、食が細くなってきます。
そんな老犬には、栄養のあるものを与えることが必要です。

そこで、今回は老犬食べさせてあげたい栄養素と、
しっかり食べてくれ食事の与え方について、詳しくご紹介したいと思います。

老犬に必要な栄養素とは

老犬は消化吸収が低下して来ると共に、実は歯も悪くなっていることが多いです。
そのため、今まで食べていたフードでは合わなくなっていることがあります。

ただ、物言わぬ犬には、そのフードが合わない、食欲がないなど訴えることができません。
飼い主は、いち早く気づいてあげるようにしたいですね。

今までと食べる量が変わってきたなどの変化が有った場合、老犬が食べやすいシニア用のドッグフードに切り替えて行く必要があります。

動物性たんぱく質

老犬の場合、脂質より良質な動物性たんぱく質が欠かせません。
年齢を重ねていくと共に失われていく筋肉を新たに作るためには、アミノ酸が含まれた良質なたんぱく質に勝るものはありません。

脂質

消化機能力が落ちてきた老犬にとって、脂質の摂り過ぎは肝機能の低下にもつながります。
しかしながら、脂質は体を作る栄養源のため、全く必要ない訳ではありません。
皮質は控えめにを心掛けましょう。

ビタミン・ミネラル

ビタミンやミネラルは体の調子を整える栄養素です。
老化防止には欠かすことが出来ない栄養素です。

シニアドッグフードへの切り替えと選び方

7歳以上を老犬と言いますが、7歳になったからと言って直ぐにシニアフードに切り替える必要はありません。

健康状態が良ければ、それまでのドッグフードを続けて食べさせて問題はありません。

しかし、食欲が落ちてきたなど食事の量の変化や、柔らかめの便が続くなど、
体調に変化が有った場合には栄養のあるシニアフードに切り替える必要があります。

切り替える際には、一度に替えるのではなく、元のフードに新しいシニアフードを混ぜて食べさせることから始めてみましょう。

食べ方や便の様子などを見ながら、徐々に割合を増やしていき、シニアフードに切り替えていきます。

シニアドッグフードの選び方としては、栄養素がバランスよく配合されているものを選ぶことが大切です。

原材料でお肉を使っている場合、何の動物化をしっかり明記されたもの購入しましょう。
また材料や消費期限がしっかりと表示されているかは大切な事柄です。

添加物が使用されていないかを確認しましょう。
未添加と表示されているもの購入するようにしましょう。

食欲が湧いて来ない場合の対処法

ドッグフードを替えても食欲がなく食べない場合、食欲をアップする工夫をしてみましょう。

食欲をアップするには、犬の好きなものをトッピングしてあげると喜んで食べる場合が有ります。

トッピングの例をあげてみましょう。

・焼いた肉や魚
・納豆類
・ヤギのミルク
・チーズ

好きな匂いの食材をトッピングするだけで、食欲増進になることもありますので、
是非、トッピングをして、老犬に食べる楽しみを作ってあげてくださいね。

食べやすく工夫をすることも大切

老犬になると筋力の低下により、頭を下げて食べ辛いと言う原因で、
食欲がないと誤解される場合も有ります。

少し食べやすいようにしてあげるだけで、食欲が戻る場合もあります。

フードを置く位置を高くすると、首をさげずに食べることができます。
またフード皿を置く位置周辺に、すべにくいマットを敷いてあげると食べやすくなります。

フードは固いまま与えるのではなく、お湯でふやかしてあげると食べやすくなります。
この場合ぬるま湯が適温ですが、熱いお湯を使用した場合は、犬に与えるのは冷めてから与えることが重要です。

熱いまま与えてしまうと、犬は口の中や食道まで火傷を負うこともあります。
十分注意して与える様にしましょう。

老犬になると唾液の分泌も少なくなります。
ドッグフードも、ドライタイプではなく、ウェットフードを使用することも一つの方法ですね。

流動食を美味しく食べさせる方法

流動食と聞けば、寝たきりの人の食事のイメージがありますが、老犬に与える流動食は、
柔らかめのフードを与えることが良いとされています。

慣れ慕しんだドッグフードを、湯でふやかして食べさせることがお手軽で、まんべんなく、栄養を摂取できます。

与える量が多い場合、下痢をしてしまう場合が有ります。
十分注意をしましょう。

もし!愛犬が老犬となり食欲が落ちてきた場合に、飼い主は何をしてあげることができるのか?迷うところですね。

老犬が衰弱し、寝たきりとなった場合には、固形物を食べさせると、気管や気道を詰まらせる場合も有り危険です。

スポイトやシリンジ、注射器を使用して、エサや水をあげる様にします。

年を取れば、愛犬にもいずれ来る老いですが、出来るだけ自力で栄養を摂取できるように、
飼い主が協力してあげると言う感覚で世話をしましょう。

老犬でも喜ぶ!犬への上手な薬の飲ませ方

老犬が病気になり、薬を飲ませようとしても、嫌がって飲まない場合はありませんか?
フードに混ぜてみたり、他の食物と混ぜ合わせてみたり、悪戦苦闘しても飲まないと言う頑固な犬もいるようです。

そこで今回は薬の種類別に、老犬に飲ませやすい薬の飲ませ方をご紹介したいと思います。

錠剤の上手な飲ませ方

一般的に犬への薬は錠剤の場合が多く、そのまま与える場合と食べ物に混ぜて飲ませる方法があります。

食いしん坊の犬の場合、薬をそのまま差し出してみたら、ぺろりと食べてしまう場合もありますが、
一度口に入れても飲み込まず、錠剤をおもちゃにしてしまう可能性もありますので、しっかりと飲み込ませる方法が必要です。

そのまま薬を飲ませる場合、犬の口元を持って、上を向かせ上あごを開きます。
錠剤を喉の奥に入れたら、口を閉じて、ごくりと飲み込むまで、口を上向きにしたまま待ちます。

犬が口の周りを舐めた場合、飲み込んだと考えて良いでしょう。再度口を開けて、錠剤が無いことを確認しましょう。

また食べ物に混ぜる飲ませ方の場合、通常食べているフードには混ぜないようにしましょう。
何故ならば、そのフードを警戒して食べなくなる恐れがあるからです。

例えば、チーズやパンなど柔らかい物に錠剤を入れ込んで食べさせると、気づかぬ内に錠剤を飲ませることができます。

ただしこの場合、一口サイズにしておく必要があります。ゴクリと一口で飲み込んでくれれば、成功です。

粉薬の飲ませ方

粉薬も、基本的には錠剤と同じような飲ませ方で良いと思いますが、
ドッグフードに混ぜたりすると、すべて食べきらない場合、薬も中途半端な飲用になってしまいます。

完璧に完食する方法で、薬を混ぜることを考えなければいけません。

そこで、粉薬を水で溶いて、練った上で、犬の上あごに塗る方法があります。
量が多い場合は数回に分けて、上あごに塗らなければいけません。

途中で嫌がるようなことがあれば、飲み残しが出来ますので、注意が必要です。

水で溶いて飲ませる方法は、寝たきりになったような老犬でも飲ませやすい方法です。
粉薬を水で溶き、スポイトなどで口に差し入れます。

犬の口をやや上向きにすると飲ませやすく、一回の量が多い場合、
薬が口からこぼれ出てしまいますので、犬の飲み込み方に合わせる様にしましょう。

カプセルの場合も、中の粉薬を取り出して同じように飲ませることが出来ます。
ただし、カプセルに入った薬は、ゆっくりと胃や腸の中で溶けて、どの部分で溶けると効果的かを考えて作られています。

カプセルの中身のみを飲ませる場合は、病院で中身だけを与えて良いかを問い合わせて、注意点を守りましょう。

どの方法が愛犬にとって楽に薬を飲ませる方法であるかを、考えて飲ませるようにしましょう。

どうしても飲まない場合のお助けグッズ紹介

何をしても吐き出して薬を飲まないと言う悩みを持っている飼い主は多く、
犬の嗅覚はあなどれないと、感じる場合があります。

犬の嗅覚は人の2万倍も優れているため、薬のニオイなど簡単に感づいてしまいます。

そこで、どうしても薬を飲ますことが出来ない人のために、お助けグッズをご紹介します。

1.ピルクラッシャー

薬を簡単に粉末にできる道具で、簡単に錠剤を粉末状にできます。
また、錠剤をカットすることもできますので、半分のみ飲ませる場合などは、このピルクラッシャーは、大変便利な道具です。

2.オブラート

人間用オブラートを活用してみましょう。
薬を包んだ後、少し湿らせてあげると飲み込みやすくなります。

ゼリー状のオブラートも、味が付いているので美味しく食べることができます。
ただし、人間用のため大量に食べさせることは控えましょう。

3.スポイト・針の付いていない注射器

針のついていない小型の注射器のことをシリンジと言います。

シリンジやスポイトを使用して、薬を注入する方法は、老犬で寝たきりになっている場合や、病気で衰弱している場合に大変効果的です。

薬だけではなく、水分補給をしてあげる場合にも使用できます。

このシリンジやスポイトを使用する場合の注意点は、一度に流し込まないことです。
一度に与えすぎるとこぼれますので、ゆっくり押し出すように使用しましょう。

4.ヨーグルトやジャムなどペースト状食べ物

犬の好きな甘いペースト状の食べ物に、薬を混ぜて、犬の上あごに塗ると、舐めて取ろうとして飲み込みます。

この場合、使用できる食べ物は、ヨーグルトやジャム、はちみつなど甘いものがおススメです。

どうしても飲まない場合はどうする?

犬が、薬をどうしても飲まない場合はどうしますか?
まずは、獣医に相談してみることが必要です。

薬の種類を変えてみると意外と飲んでくれる場合も有ります。

しかし、老犬で食欲が落ちていたり、寝たきりの場合は無理やりに飲ませるのも可哀想な気もしますが、
ここは飼い主が心を鬼にしてでも、薬を飲ませる様にしましょう。

愛犬の健康を守るために、薬を飲ますことは大切なことです。

飼い主の勝手な判断で、途中で投薬を止めることなどはしないよう、
面倒がらずに、しっかりと決められた分量を、すべて飲ませ切るように心がけましょう。

犬が痩せてきたのは老化のサイン?原因とケアについて

大型犬で生後7年、小型犬で生後10年ぐらいになると、そろそろ老化のサインがみえてきます。

その中に、痩せてきたと言うサインがあります。
老犬が痩せてきたのは、老化のサインなのか?それとも何か病気に患っているのではないのかと、心配な飼い主も多いと思います。

そこで、今回は犬が痩せてきた場合の原因とそのケアの方法について詳しくご紹介したいと思います。

老化で痩せてきた理由とは?

老犬が痩せてきたと気が付いた場合、その痩せ方はどんな痩せかたでしょうか?
まずは、背中を触ってみてください。
背骨がゴツゴツ当たる感じがしますか?

その場合、病気のせいではなく、繁殖に必要な体力が落ちているだけで、筋肉が衰えて痩せて来ている場合が多いです。

犬の場合、人よりも早く年を取ります。そのため、生後3年を過ぎたころから、
餌を食べる量が減ってきます。これは成長に使うエネルギーが必要なくなったことを示し、体力を使った分のエネルギーしか必要がなくなった為です。

そして、6年、10年と時を経ると、繁殖に必要としていた体力が落ちて、筋力はあるが、脂肪が少ない状態になり、痩せてきたと感じることになります。

消化吸収能力の低下により痩せる場合

老犬になると、一日に必要なエネルギーの量は少なくなります。
活動量が減り、代謝能力も低下してくると、食欲の低下や、消化吸収能力の低下により、
栄養不足に陥り、痩せすぎになる場合があります。

もし、老犬になっても、食事量が減らずに食べ続けた場合、肥満になることがあります。
老犬の場合、肥満になると、糖尿病や心臓病などになりやすく、循環器系の病気にもなりやすいです。

痩せてきた場合は、食欲不振や栄養不足による免疫力の低下や寝たきりになるなど、色々な病気に繋がってしまいます。

しかし、食事量が低下しているものを、無理やり食べさせる訳には行かず。
小量しか食べなくなっている場合は、低カロリー高たんぱくな、老犬用ドッグフードに切り替えるなどが必要となります。

老犬が痩せてきた原因が病気の場合

老犬になると、消化吸収の良いドッグフードを与えることが必要ですが、
栄養化の高い、シニア用のドッグフードを食欲旺盛に食べているのに、痩せてきたと言う場合、病気の可能性も考えられます。

この場合、問題点を見つけなければいけません。

栄養を消化吸収できない

腸に問題が有るばあいが考えられます。
腸の粘膜に異常が有る場合は、消化された食べ物が吸収されずに、そのまま流れてしまいます。ただの消化不良の場合は投薬で改善しますが、慢性的な場合は、完治が難しいです。

栄養を上手く使用できない

肝臓で作られた色々な物質が、血液に乗せて全身に運ばれ利用されますが、肝臓に異常が有る場合、この処理が滞ってしまい、身体の各所で栄養が足らなくなります。
高齢化による緩やかな肝臓機能の低下の場合もありますし、肝臓がんや先天的な機能障害が考えられます。

栄養を腫瘍に取られている

体のどこかに腫瘍が出来た場合、急激に体重が減り痩せてしまいます。
腫瘍を劇的に改善させる方法は難しく、獣医と相談の上治療を行う必要があります。

栄養をどこかで失われている

老犬が急激に痩せてきた場合、腎臓や腸に問題を抱えている場合があります。
どちらも治療は難しく、良質な栄養補給や指示治療のみの対処となります。

消化・吸収・代謝に問題あるなどの場合、念のために病院で血液検査や尿検査を行う必要があります。

老犬の体重変化を見逃さないこと

愛犬が年を取り、老犬になった場合、飼い主はしっかり見守ってあげることが大切です。
その上で、体重の変化を見逃さないことが、早期に病気を見るけることが出来る方法ですし、食事の見直しにも繋がります。

老犬が目に見えて痩せてきたと感じた場合でも、緩やかな体重減少であれば、筋肉量が落ちてきているためなので、心配は要りません。

注意すべきは、急激な体重減少です。
急激に体重が減っていく場合や、急にドッグフードなどを食べなくなった場合は、病気が原因の場合が多いと考えましょう。

その他の老犬がやせる原因について

老犬の食欲が落ちて、あまり食べなくなった場合、病院で検査をして病気の原因を探しますが、
実は食べることに興味を失っているか、もしくは歯槽膿漏が原因の場合があります。

食べることに興味を失っている場合、食欲減退ではなく、目新しい食べ物に替えると、すんなり食欲が戻ることがあります。

こう言った場合、いつものドッグフードを変えてみる。
ドッグフードに犬の好きなトッピングを乗せてみるなどの方法で、食欲をよみがらせることができます。

また歯槽膿漏の場合、口の中が痛むために食欲が出ない場合があります。
犬の歯のケアは、飼い主の責任です。
膿で痛みや出血が有る場合、犬でも痛みや不快感を露わにします。
口がクサイ・よだれが垂れる・顔が腫れるなどの症状が見られる場合、
歯槽膿漏を疑いましょう。

この歯槽膿漏になると食欲が減退します。そのため、痩せて来ると言った症状を見せることになります。
口臭が今までと違うニオイがしたら、歯槽膿漏を疑ってみましょう。

老犬が痩せてきた場合、いよいよお別れが近づいてきたと慌てずに、
是非、毎年、歯のチェック、身体のチェックを行ってください。

老犬のトイレの失敗は叱らないことが大切!

犬は年齢と共に、排尿の問題が起こることが多くなります。

7歳ごろになると、犬は老犬と言う年齢に差し掛かり、もともと出来ていたトイレのしつけが、できなくなることがあります。

トイレでは無い場所でおしっこをしてしまう。

おしっこの回数が多いが、量は少しずつで頻尿であるなどの、

問題が出来てきた場合の対処方法について、ご紹介したいと思います。

トイレまでが間に合わない!おもらしの対処方法

若い時にはきっちりとトイレのトレーニングができていた犬も、老犬になり、

腎臓機能の低下が原因などで、おもらしをするようになります。

通常、膀胱は筋肉の働きにより、しっかりと排尿が出来ますが、加齢とともに膀胱の機能が衰えて、

おもらしをしてしまったり、トイレまで行くことが間に合わずに出てしまうケースが多いです。

また老化のため、腎臓機能の低下でも尿漏れをしてしまうこともあります。

その他、消化器官や泌尿器官の筋力の衰えで、頻尿や失禁などが見られるケースもあります。

このような場合の対処方法としては、なるべくトイレを犬がいつもいる場所の近くにおいてあげることや、

タイミングをみてトイレに連れて行くなどの方法があります。

間違っても、おしっこを漏らされるのがいやだからと、

水分を摂るのを減らすようなことは、絶対にしないでください。

また、おしっこを漏らしたからと叱からないでください。

出来ていたトイレを失敗することで、犬も飼い主に叱られると萎縮してしまい、

ますます失敗を繰り返すことになります。

上記のような頻繁におもらしをするなどの身体の不調のサインは見逃さないようにしましょう。

腎臓病や糖尿病、膀胱炎などにかかっていると言うケースも有りますので、

医師の診察を受けることが必要です。

また、おもらしの原因がこのような身体の器官の老化によるものだけではなく、痴ほう症が原因の場合も有ります。

痴ほう症でおもらしが続く場合の対処方法

老犬が痴ほう症になった場合、トイレの失敗は多くなります。

もちろん、あちこちでおもらしされるケースもあります。

しかし、犬の習性として自分の寝床の近くでの排泄を嫌うことや、

オスの場合棒があれば条件反射のようにおしっこをすることもあり、

痴ほう症になっても忘れない場合が多いです。

そこで、痴ほう症の症状が軽度の内に、トイレトレーニングをしてみましょう。

特に散歩のときにおしっこをしていた犬は、室内で排泄をする習慣を教え直さなければいけません。

子犬に教える様に、トイレの場所や、できたときに褒めてご褒美を上げるなどトイレトレーニングをしてみましょう。

痴ほう症が進行すると、自発的にトイレに行けないケースも出てきます。

長く生活を共にしてきた飼い主には、犬がおしっこをしたくなるタイミングが、おおよそ検討がつくのではないでしょうか?

朝起きた直後や、食事の後にトイレに行きたくなる習性がありますね。

慌てた様子でそわそわしだしたり、お尻の辺りを気にしだしたりするとトイレのサインです。

そのタイミングで、トイレに行くように促しましょう。

痴ほう症が進行しても、トイレのタイミングはあまり変わらず、

意外と規則性がありますので、そのタイミングを逃さないようにすれば、

おしっこの失敗などは最小限で済むことになります。

頻尿の老犬は腎不全に注意!

犬も人間と同じように、加齢に伴いおしっこの回数が増えてきます。

それほどおしっこが溜まっていないのに何度も行きたくなる症状や、

実際にはおしっこがしたいのに、気づかずに漏らしてしまったりすることがあります。

老犬が、短い時間の間に何度もトイレに行き、少量のおしっこをするなどを繰り返ししているばあい、

老化による頻尿であると決めつけずに、一度医師の診察を受けることをおススメしたいです。

この頻尿で考えられる病気が、腎不全ですが、老犬になればかかりやすい病気で、

腎臓の細胞が徐々に機能しなくなり、体内に毒素が溜まる病気です。

進行すれば命を落としてしまうような重症になる病気です。

腎不全になっている犬の症状は、頻尿、軟便、体重減少などです。

病院に行き血液検査で、腎不全は発見することができます。

点滴などで症状を抑えることが出来ますが、

完治することは中々難しい病気であることは、心得ておきましょう。

オムツの使用を考えてみよう!

痴ほう症が進行し、トイレに行くタイミングも掴めなくなってきた場合に起こる、

垂れ流しなどの症状が見られるようになったら、オムツの使用も考えてみましょう。

寝床や自分の体が汚れることを犬は嫌います。

そのため、体にオムツを付けられることも、犬にとっては嫌なことをされると感じてしまうでしょう。

しかし、垂れ流し状態や、寝たきりになった犬の介護には、オムツの使用は、飼い主の生活のためにも必要です。

オムツを使用する場合の注意点としては、肛門のまわりの被毛は短くカットしておくことと、排尿・排便をしたらすぐに取り替えてあげることが大切です。

年老いた犬に取って、飼い主に介護してもらうことが幸せです。

犬の気持ちに寄り添って、介護をしてあげましょう。