老犬を夏の猛暑から守り快適に夏を過ごさせる方法

犬は人よりも暑さに弱い生き物です。

特に老犬の場合は、体温調節が難しい体になっていることもあり、
水分補給と冷やし過ぎに注意しながら、夏の猛暑から守ってあげる必要があります。

今回は老犬の暑さ対策について詳しくご紹介したいと思います。
是非、夏を快適に過ごす方法を参考にしてください。

老犬の室内の暑さ対策とは

犬は平熱が高いため、暑い夏は苦手とする犬種が多いです。
また、人間と同じように熱中症にかかることがあります。

病気にかかっている犬や、老犬のように体力が低下している場合、熱中症も重症になると、命を落とすことにもなります。

そのため、しっかりと暑さ対策をして夏の猛暑から守ってあげてください。

老犬の居場所は、風通しの良い日陰が最適

夏場の日差しが入る場所に、長時間いると人間でも暑さでバテテしまいます。
それは犬も同じですので、日差しを遮るカーテンをしてあげたり、すだれなどを用いて日陰を作ってあげるようにしましょう。

また、風通しも良くしてあげることが大切で、換気にも十分注意をしましょう。

エアコンの温度設定

エアコンは、老犬に取っての暑さ対策に最適ですが、その温度調節に注意が必要です。

冷たい空気は床に溜まります。そのため、床の上で生活している犬の居場所は、大変冷えてくることがあります。

冷えすぎは、老犬にとって関節の痛みが出たりと体に良くないことが多いです。
エアコンの温度設定を冷えすぎない温度にしてあげることも必要です。

仮に冷えすぎた場合、犬が冷えを防ぐことが出来る様にタオルやマットなどを側に置いてあげましょう。

犬用冷却グッズ

ペットを飼う人が増えた近年は、ペット用品がたくさん発売されています。
その中でも、夏の暑さ対策のグッズは多く、重宝できるものがたくさんあります。

その中でも、おススメなのが、冷却マットや保冷剤を入れることが出来るクッションやアルミプレートなど、犬がその上に乗ると体が冷えるグッズがたくさんあります。

しかし、冷却マットなどは、敬遠する犬もいますので徐々に慣れさせる必要があります。

家庭で作れる冷却グッズは、ペットボトルに水を入れて凍らせたものが便利です。
そのままでは、体に当たると冷たすぎるので、タオルなどにくるんで、犬の側に置いてあげましょう。

お散歩のときにも、この凍らせたペットボトルは、暑くなった体を冷やすのに大変便利なお手軽グッズです。

水を入れたペットボトルを凍らせるだけで、経済的にも負担が少なくて済むグッズですね。

水分補給は充分に

何と言っても水分補給は一番大切な暑さ対策です。
犬は舌から水分を蒸発させて体温調節をします。

老犬は水分をあまり摂らないこともありますので、是非とも飲みやすい環境を作って、
小まめに水分を補給するように促しましょう。

老犬が熱中症にかかった時の症状と対処方法

十分に気を付けていても、老犬が熱中症にかかってしまった場合、早急に対処をしなくてはいけません。

  • いつもより荒い息をしている
  • 目が充血している
  • ぐったりしている
  • 舌の色がうっ血したような色
  • 反応が無い

などの症状が見られたら、熱中症かもしれません。
まずは、涼しい場所に運ぶことが重要です。

水が飲めるようでしたら、水分補給をさせましょう。
自力で飲めない場合も、濡らしたガーゼなどで、口を少し湿らせてあげましょう。

氷などを使用して急激に体温を下げることは、決してしないでください。

急激に体温が下がり過ぎると筋肉が収縮を起こし、熱中症がひどくなります。
早急に病院へ連れて行くようにしましょう。

熱中症は、暑い昼間だけに起るものではありません。
朝や夕方でも、蒸し暑く湿度が高いと熱中症になる可能性はあります。

老犬の夏バテと脱水症状

犬も暑さのせいで食事の量が減ることが有ります。
特に老犬の場合は、運動量も少なく代謝が低下していることから、食事を食べる量が減ります。

たとえば、ドライフードの食事を毎日与えている場合、ウェットフードに切り替えてみてはどうでしょう。ウェットフードには水分量が80~90%あり、水分補給にも役立ちますし、柔らかいため、老犬には食べやすい食事なります。

いつものドライフードにウェットフードをトッピングするだけでも、喜んで食べてくれる場合があります。

ただし、夏の暑さでドッグフードも傷みやすいことを考えて、おおよそ30分後に片付ける様にして、ずっとフードを放置しておくことは止めましょう。

老犬が、ぐったりとしている場合、脱水症状にも注意が必要です。
目や口が渇いていたり、おしっこがほとんど出ない、背中の肌をつまんでみて、
元の状態に戻るまで時間が掛かる様であれば、脱水症状になっている場合があります。

一刻も早く医師に診てもらうようにしましょう。

その他の暑さ対策

夏場のお出掛けに車を利用する場合、少しの時間でも犬をひとりで車の中に置いて行くことは厳禁です。

夏の暑さの中、車中に置いたままの犬が取り返しの付かないことになることを心得ておきましょう。

トリミングで、少しでも短くカットをすれば、涼しいだろうと思う親心ですが、
サマーカットは、あまり短くし過ぎると、直に日光が肌に当たり、却って暑い場合があります。

あまり極端に短くカットするのは止めておきましょう。
いつもきれいに清潔にしてあげることで、寄生虫がつくことを防ぐことができます。

被毛のケアはしっかりと行いましょう。

体力が低下している老犬にとって、暑い夏を乗り越えるのは大変なことですが、
少しでもお部屋を快適にしてあげることで、元気に夏を過ごせるようにしてあげてください。

老犬の便秘は筋力低下が原因?腸内環境を整えてすっきり便秘解消法

犬は比較的、便秘になりにくい動物です。
しかし、高齢になり老犬と呼ばれる頃になると、筋力の低下や、消化器官の衰えなどが原因で便秘になることがあります。

老犬となり、運動量も減り、免疫力低下など体に不調が起こることが増えてきます。
また、寝たきりになってしまった場合も、筋力が低下し排便が困難になることが多いです。

今回は、老犬の便秘やその解消法について詳しくご紹介したいと思います。

老犬が便秘になりやすい原因と便秘になるとなぜ悪いのか?

便秘の原因はさまざまなものがありますが、一般的に犬が便秘になる原因と言えば、

環境の変化・ストレス

引っ越しや飼い主が変わったなど環境が変わるとストレスから便秘になることがあります。
また、ペットホテルに預けたりと不安を感じた場合もストレスを感じます。

運動不足

十分な運動をできない場合、便秘になりやすいです。
また、老犬の場合、腸の良く蠕動運動が弱くなるため便秘になりやすくなります。

水分不足

ドライフードを主食にしている場合、水分をフードに取られ水分不足になることがあります。いつでも新鮮な水が飲めるような環境にしてあげましょう。

質の悪いドッグフード

質の悪いドッグフードには、食物繊維が十分に含まれていない場合があります。
便秘がちな場合、ドッグフードを見直してみる必要があります。

ウンチを我慢する

犬は自分の寝る場所から離れた場所でウンチをする習性がありますが、老犬になり、足腰が弱ったり、寝たきりになりトイレに自力でイケない場合、ウンチを我慢してしまい便秘になることがあります。

腸内環境の悪化

動物性の脂肪が多い食事を与えていると、腸内に悪玉菌が増殖しやすくなります。
食物繊維を多く摂ることで善玉菌を増やす必要があります。

病気

老犬が、病気にかかっている場合に便秘になる場合があります。
主な病気として、前立腺肥大や肛門周囲腺腫、腸閉塞などがあります。

その他、老犬の場合は体の機能の衰えが大きいと言えます。

人間の場合数日間便秘が続くなどと言う人も多くいますが、犬が数日間もウンチが出ないのは以上です。

犬の場合は、一日に数回ウンチが出るのが正常で、2日以上でない場合は便秘と考えましょう。ウンチは出ていても、硬くコロコロした様なウンチしか出ていない場合は、便秘の始まりと考えましょう。

もしも5日間以上でない場合は、大腸にウンチが溜まり機能不全に陥る巨大結腸症と言う病気になることも考えられます。

たかが便秘と軽く考えず、早急に病院へ連れて行くようにしましょう。

老犬の便秘解消は腸内環境を整えることが大切

長く便秘が続いていると悪玉菌が体内で増え続け、ガンになるリスクが増えます。
少しでも早く便秘を解消してあげることは、大変大切なことです。

若い犬の場合、運動させてあげたり、水分を多くを与えることで便秘を解消することが出来ますが、老犬の場合は無理をさせることが難しい場合があります。

腸内環境の悪化で、便秘になっていることが多いので、まずは食事の見直しをしてあげましょう。

今までと同じドッグフードを食べさせたあとで、サツマイモの蒸かしたものやごぼうなどの食物繊維を少しあげることは大変効果的です。

その他、無糖のヨーグルトも大変効果が見られます。

老犬の場合の便秘予防方法

老犬の便秘は加齢が原因と言う場合が多いので、予防が難しい面もあります。
しかし、少しでも重症化を防ぐためには、飼い主の普段の心掛けが大切です。

例えば、水分補給ですが、水だと飲まない場合、ペット用の粉ミルクを薄く混ぜて飲ませてみましょう。

最近では、老犬用のミルクも発売されています。

食事の量は、多く食べすぎるのは厳禁です。
犬には、食べ過ぎと言う事がないので、与えれば与えるだけ食べてしまいます。

食事の量には気を使いましょう。

また、おやつも与えすぎに注意して、消化吸収の良いおやつを与えるようにしましょう。

老犬の便秘には、お腹のマッサージも効果があります。
お腹の下の方を手のひらで優しく円を描くように撫でてあげましょう。

寝たきりの老犬や痴ほうの老犬の便秘解消法

痴呆症になった老犬は、所かまわずにウンチをしてしまうことが有ります。
あちこちでウンチをされる場合、オムツを使用すると良いでしょう。

オムツをさせる場合、肛門周りの毛を綺麗にカットしておくことが大切です。
また、免疫力の衰えている老犬を不潔な状態で置いておくのは、皮膚病などを患うもとになります。

また寝たきりの老犬は、犬の習性として、寝床や寝床の近くでウンチができません。
そのため、ウンチを我慢し過ぎて便秘になります。

もしも、寝たきりの老犬が、寝床でウンチをしてしまった場合は、叱らずに黙って片付けましょう。

決して、不快な表情や叱ってはいけません。
そこで、ウンチをすることは悪いことだと思うと、二度とウンチをしなくなります。
寝たきりの場合、そこでウンチがしなくなると、便秘になっても仕方がないことです。

寝たきりの老犬には、寝床でウンチが出たことを飼い主が喜んでくれると思わせることが大切です。

便秘は万病のもととなります。
特に老犬のように免疫力が低下している場合は、便秘が元で大病になる場合も少なくありません。

便秘は放っておいても、自然に治るなどと考えずに、あまり長い期間ウンチが出ない場合は、必ず病院へ連れて行ってあげましょう。

老犬の冬の寒さ対策のポイントと部屋の温度調節について

犬は寒さには強い?などと言うことは決してありません。
たしかに暑い夏や、湿度の高いときには、熱中症などの心配がいりますが、
冬も苦手としている犬種はたくさんあります。

特に高齢になった老犬は、体温調節する機能が低下し、寒さに弱くなる傾向にあります。
体温が低下して、体を冷やすと代謝機能や循環機能が低下する恐れがあり、
それが病気へと繋がります。

そこで、今回は老犬の寒さ対策について詳しく調べましたので、ご紹介します。

冬の寒さでかかりやすい老犬の病気

まずは、冬に老犬がかかりやすい病気を調べてみました。

泌尿器系の病気

寒くなって来ると、散歩に出かける回数も減りがちです。
動かない分、のどもあまり乾かないので水分の摂取量が少なくなります。
水を飲まないことは、おしっこの量や回数が減り、尿道の長いオスに泌尿器系の病気が多くなります。

おしっこを一度に出さずに少しずつ出しているなどの様子の時には、泌尿器系の病気の場合があります。

関節疾患

運動不足に加え寒さで、体が硬くなり筋力も衰えた老犬は、急に運動をすると関節を傷めることがあります。
歩くことを嫌がるときは、関節の病気を疑いましょう。

心臓や循環器系の病気

冬に入り急に冷え込んできたときに、朝晩、老犬が咳をしだしたら心臓病を疑いましょう。
また、心臓循環器系の病気を患っている場合、一度に体重が激減します。
安静時に心拍数を測ってみましょう。120以上だと心臓病の疑いがあります。

伝染病

体力の落ちた老犬は、ウィルスに感染しやすく、急に高熱が出たり、下痢をしたりする場合は、ジステンバーを疑いましょう。
ワクチンの接種は必ず受けるようにしましょう。

呼吸器系の病気

チワワなど寒さに弱い犬種は、咳が出たり、鼻水が出たりとウィルス感染や気管支炎にかかっている場合があります。
くしゃみのような咳をするときは,細菌による肺炎に注意しましょう。

老犬の寒さのサインを見逃さないこと

犬は寒い場合、体を震わせることがあります。
ぶるぶる体を震わせていたり、体を小さく縮こまっている場合、寒くて堪らないと考えましょう。
日頃は、水分補給もたくさんする犬が、水分を摂らなくなった場合も寒さによる影響かもしれません。

老犬や高齢犬と呼ばれる犬は、体温の調節が出来ず代謝や循環機能が低下しやすく、
病気も繋がりやすくなります。

防寒対策について考えてあげてくださいね。
防寒対策とは、どんどんエアコンの温度を上げて、気温を上昇させることではありません。

真冬の場合など、温度が異常に低下している場合は、エアコンやストーブなどを使用しますが、過剰に部屋を暖めることがやめておきましょう。

老犬自らが、寒いと感じた時に調節できるものを準備しておいてください。

老犬のお部屋の寒さ対策をしてあげよう!

寒さ対策とひとことで言っても難しいですね。
例えば、ゲージの置いてある場所が、冷気の通る場所にある場合は、注意が必要です。

ゲージに毛布などを被せてあげると、十分に防寒対策になります。

また、老犬のベッドをドーム型にすることや、フリース素材のブランケットや毛布を置いてあげることで、老犬が自分で温度の調節をしやすくなります。

犬用湯たんぽを準備してあげると、ベッドの中が温かく、犬はよろこびますね

ストーブやホットカーペットは異常に暑くなるなどの温度調整や、火傷のなどのリスクもあります。飼い主と一緒の時に使用すると良いでしょう。

その他、犬用のヒーターの利用も大変良いのですが、ゲージの床全てにこのヒーターが敷かれている場合、暑くなっても犬の逃げ場が有りません。

そのため、ヒーターの無い場所に避難できるようにしてあげると良いでしょう。

外にお出かけの時の防寒対策

寒い冬には、お散歩に行かない?などと言ってはいられませんね。
冬の間中、お散歩に行かないなどと言う訳にはいきません。

暖かい室内から、外の外気に触れようものなら、急激な温度変化に身体が付いていきません。

散歩などに出る場合、ワンちゃん用の洋服を着せてあげることをオススメしたいです。
外出先から帰ってきた場合、お部屋の温度が上がっていれば、洋服を脱がせてあげましょう。

寒いから散歩に行きたがらない犬もいますが、適度な運動は筋肉を作りますし、代謝を良くします。

日中の暖かい時間帯に、散歩に連れ出し積極的に運動をさせるようにしましょう。
ただし、老犬の場合には、関節疾患を患っている場合など、寒さで関節が痛む場合があります。

この場合は、無理の無い程度の運動にしておきましょう。

冬は寒さ対策と同時に乾燥対策も忘れずに

冬は、暖房などの使用でお部屋の中は大変乾燥します。
この乾燥も、細菌やウィルスの温床になるので、抵抗力の落ちている老犬にとっては、
病気にかかりやすい状況と言えます。

鼻や喉の粘膜が乾燥することで、空気中の細菌やウィルスに感染しやすくなり、
犬も人間と同じように風邪を引いてしまいます。

加湿器などを利用するか、バスタオルなど洗濯物を室内に干すだけでもかなり改善します。

飼い主と一緒に過ごす時間の暖房方法

飼い主が同じ部屋で過ごしているときの暖房器具については、犬は基本的に人間よりも少し低い温度を好ましく感じますので、あまり温度を上げ過ぎない方が良いですね。

ただ、人間よりも低い位置にいる犬のために、床付近を温かくしてくれる暖房器具を選びたいものです。

エアコン

エアコンは犬が一番快適に過ごせる暖房器具ではないでしょうか?
ただし、床付近が温まらない場合がありますので、注意が必要です。

ホットカーペットと床暖房

これらの暖房器具は、長い間その場所に居座ると、低温やけどをする場合があります。
被毛で身体が覆われているので、温度に鈍感な場合があり、低温やけどが起こっていても、気づかずにいることがあります。

直接、ホットカーペットや床暖房の上に寝ることはさせず、一枚布を敷いた上に犬が座ることで、低温やけどを防ぐことができます。

ストーブ

温かいストーブは犬だけではなく、人間も大好きです。
ストーブの前で、陣取る姿は大変可愛らしいのですが、被毛に覆われた犬が、
焦げ臭いニオイをさせているときは、ストーブで焦げているときがあります。
十分に注意をしてあげてください。

こたつ

犬でなくても、猫も人間もコタツが大好きです。

こたつを付けると、潜り込んでしまう犬は多いのですが、
寒い時期とは言え、熱中症になる場合もあります。

温度設定を低めにして、コタツに潜らせるようにしましょう。
コタツの中が、あまりの暑さため熱中症のような症状みせることがあります。

できれば、弱での設定をお願いします。

屋外で飼っている犬の場合、まず犬小屋を日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
犬小屋の中には、フリースや毛布などを敷いてあげましょう。

犬用の湯たんぽなども発売されています。湯たんぽも活用の価値があると思います。
是非、犬にあった寒さ対策をしてあげましょう。

老犬の足腰が弱って歩けないようになる前に行いたいこと!

犬も人間と同じように、年齢と共に足腰が弱ってくるのは仕方がないことです。
老犬と呼ばれる年齢になれば、全身の筋力が衰え思うように足や腰が動かなくなってきます。

犬も、思うように足や身体が動かすことが出来ない辛さを、きっと感じているのではないでしょうか?

できれば愛犬には、いつまでも元気に動き回ってほしいと考える飼い主は多いと思います。

今回は、足腰が弱って歩けなくなるまえに、老犬が寝たきりにならないように、飼い主がどのようにすれば良いのかを、ご紹介したいと思います。

足の衰えを感じた時こそ運動をさせよう!

人間が足腰の衰えを感じるときは、どんなときでしょうか?

階段の上り下りをきつく感じていたり、日常生活の中で、今まで平気で行えてきたことが、
できなくなる場合があります。

では、犬はどんなときに足腰の衰えを感じるのでしょうか?

  • 歩くスピードが遅くなったとき
  • 歩いているときふらつくことが多くなった
  • びっこを引きながら歩いている
  • 立っているとき、足に力が入らず震えるようになった

など、老犬の足腰が弱くなった場合、この様な様子が見られます。

何気なく見ていると、階段や段差も上り下りがしにくい状態になっている場合があります。
運動することを嫌うようになると、筋力の衰えが起こり、急激に足腰が弱り寝たきりになってしまいます。

できれば、この様な時期こそ、合間を見つけて適度な運動をさせるべきです。
年を取ると、昼間寝ている時間が長い場合、夜に眠れなくなることがあります。
夜眠れない老犬は、飼い主が眠りについた後、孤独で寂しい思いをしなければならず、
可哀想な思いさせてしまいます。

天気が良い日は無理にでも愛犬を連れだし、散歩に行くようにしましょう。
ただし、いつも同じ場所を散歩するのではなく、初めて歩く道など、探検気分で一緒に歩きましょう。

ただし、老犬の歩幅に合わせて、慌てずゆったりと散歩を進めましょう。

老犬の筋力アップトレーニングとは

老犬の足腰の衰えを進行させない為にも、足腰の筋力アップを心掛ける生活をしましょう。
筋力アップと言いましても、無理は禁物です!

室内運動を取入れよう!

ボール投げをしたり・かくれんぼなど、室内でも老犬が体を動かす習慣を作りましょう。
犬のベッドから、エサや水の飲める場所までの距離を離しましょう。
少しでも歩くことで運動になります。

お布団やクッションなどを丸めて、お家に中で坂道を作り昇らせるなどの遊びも、筋力回復に効果が有ります。

ただし、坂道の高い所から飛び降りないように注意をしてあげましょう。

坂道の散歩

普通の散歩コースに加えて、坂道も散歩コースに入れましょう。
出来れば舗装されて道ではなく芝生や土の上を歩かせることで、足腰への負担が少なくて済みます。

筋力アップ体操

足を伸ばして座る犬は元々また関節が弱い場合があります。
股関節周りの筋力をアップさせることで関節への負担を軽減することが必要です。
壁際に犬を立たせて、ゆっくりとお座りとタテを数回繰り返します。
この運動は、壁際を利用することで、足をV字に伸ばしにくくなることから、
正しいお座りを覚えて、股関節の筋力をアップさせることが出来ます。

筋肉ほぐすマッサージ

全身を優しく撫でる・揉むなどのマッサージをすることで、筋肉がほぐれて新陳代謝が良くなります。散歩などに行く前に、筋肉をほぐしてあげてから、連れて行ってあげると良いでしょう。

老犬が歩けない理由が関節の病気の場合

急に老犬が歩けなくなった場合、足が痛くて動けない場合があります。
関節炎やリウマチなどの病気を疑ってみましょう。

お家の中に段差がある場合は、つまずいて転んだりすることがありますので、
気を付けてあげましょう。

関節に痛みがある場合の犬の行動

  • 立てなくなった
  • 関節部分を触られるのを嫌がる
  • 歩き方がおかしい
  • 階段や段差を避けるようになった

この様な場合、骨と骨の間の接触面を保護している軟骨細胞の炎症が起こっている場合があります。
消炎剤や鎮痛剤で痛みを和らげる処置をしてあげましょう。

関節炎の予防には、体重管理をして肥満に気をつけること、適度な運動をさせることが必要です。とは言え、過度な運動はまた関節の負担になりますので注意をしましょう。

お家の階段の上り下りはさせないようにしたいですね。
必要であれば、飼い主が抱き上げて上り下りさせることも必要です。

また、段差は出来れば解消してあげることが望ましいです。

関節炎は一度なると完治は難しく、痛みを和らげる方法として、関節炎の補助的な治療薬、サプリメントを飲ませることも大変効果的です。
グルコサミン・コンドロイチン・オメガ3脂肪酸などが、その代表的なものです。

後ろ足の震えの原因

散歩の途中などに、立ち止まると後ろ足が震えているのを見つけた場合、
筋力が衰え、体を支えているのが辛い場合に起こります。

では、お散歩など歩くことを止めれば良いのかと言えば、それは間違いです。
ますます、筋力を低下させてしまい、本当に歩けなくなってしまいます。

散歩の途中に、休憩を入れるなどして散歩は続けることをオススメします。

足が衰えて、思うように歩けない、痛みがあるなどは老犬にとって、大変なストレスになっています。

リラックスさせることが大切です。

年齢と共に、足腰が衰えるのは、犬も人間と同じです。
老犬になりに、思うように動かない足や身体にもどかしさをも有り、
いら立ちもあるはずです。

その気持ちを汲み取り、寝たきりにならないように筋力の回復を手助けして、
老犬が楽に暮らせるように、手助けをしてあげることあできるのは飼い主です。
愛情を持って接してあげてください。

老犬に負担が掛からないお風呂の入れ方と洗い方について

愛犬が老犬になったときに、注意したことのひとつにお風呂での洗い方があります。

例えば、老犬が寝たきりであった場合や、心臓の病気の場合は負担が掛からないお風呂の入れ方や洗い方をしなければいけません。

そこで、今回は老犬にとって、負担の掛からないお風呂の入れ方や洗い方について、詳しくご紹介したいと思います。

老犬のお風呂の頻度はどれくらい?

健康な犬のお風呂は、最低でも月に一度は必要と言います。
しかし、犬にとってお風呂は体力を消耗するものです。

特に、老犬になってくると若いころよりも疲れてしまいます。
また、心臓の病気にかかっている場合、お風呂の入れ方によっては、命に関わることもありますので、十分注意が必要です。

しかしながら、身体を洗わないと不衛生になり皮膚病になる場合も考えられます。
老犬に適したお風呂の入れ方を心掛けましょう。

シャンプーをすればするほど、清潔になると考えるのは間違いのもとです。
犬の場合、シャンプーをすることで、却って皮膚の免疫力を弱めてしまう場合があります。

特に、免疫力の落ちている老犬の場合は、あまり頻繁にお風呂に入れることは、
体力的な負担になります。

お風呂の入れることが出来ない場合には、ドライシャンプーなどで清潔にしてあげることができます。

その他に、シャンプータオルなども市販で売られていますので、それを活用してみる方法も有ります。

また蒸しタオルで、全身を拭いてあげる方法でも、汚れはおちますので、
水に濡らすことができない老犬の場合には、おススメしたいです。

老犬をお風呂に入れた時の洗い方の注意点

お風呂に入れるときに準備しておきたいものは、低刺激の犬用シャンプー・バスタオル数枚・ドライヤー・ブラシなどです。

途中で水分を欲しそうにする場合、飲み水も準備してあげておきましょう。

お風呂場の床は足が滑りやすく、大変危険です。
そのため、洗い場にバスマットやバスタオルを引いて、老犬の体を洗うようにしましょう。

洗っている最中に足を滑らせて、怪我などが無いように最善の注意が必要です。

手早く洗って手早く乾かすことが大切です。
老犬をお風呂場に連れてくる前に事前準備をするとスムーズに行きます。

シャンプー剤などは、お湯で薄めておくなど用意をしておきましょう。
お湯の適温は、37~38度ですが、お風呂場を必ず換気をしながらのシャンプーにしましょう。

湿度が高いと呼吸が苦しくなる老犬もいます。
途中で、体調が悪くなった場合、速やかにシャンプーを終えてお風呂場から出してあげることが大切です。

もしも寝たきりで有る場合、タライを利用すると楽に洗うことができます。
また、タライよりも赤ちゃん用のバスタブを使用すると、底に水抜きがありとても便利です。

予め、タライの中でシャンプー剤をお湯で薄めておき、寝たきりの老犬を入れて洗います。
お座りや横になったポーズで入ることが出来るので、犬にとっても大変楽に入ることが出来ます。

もしも、全身欲が無理な場合、汚れた部分だけを洗う部分浴をオススメします。
老犬の負担も少なく、時間の短縮もできます。

顔周りは、元気な犬でも洗われることを嫌う場合があります。
嫌がるようなら、硬く絞ったタオルで、丁寧に拭き取るだけにしてあげましょう。

特に、目のまわりや耳の中などは、丁寧に拭いてあげましょう。
お風呂に入ったあとのケアについて

お風呂に入ったあとの注意点は、外との温度差です。
この温度差は、体に負担が掛かりますし、風邪を引きやすくもなります。

体力が落ちている老犬にとって、風邪ひきでも重症になってしまう場合がありますので、注意が必要です。

冬場は、部屋の温度を上げておくようにしましょう。
寒い日には日中のまだ温かい内に入れてあげるようにしましょう。

お風呂から上がったら、しっかり乾燥することが必要です。
タオルでしっかりと拭き取ったあと、ドライヤーでしっかり乾燥させましょう。

ただし、ドライヤーも老犬にかなりの負担となります。
座らせた状態や寝た状態でも、素早く乾燥してあげましょう。

お風呂から上がった後は、ゆっくり休ませてあげることが大切です。

マッサージや温湿布でリラックス効果

お風呂は必ずしも、シャンプーをすることだけが目的ではありません。

例えば、丁寧に全身をマッサージするように拭いてあげたり、
血行促進を目的に温湿布をしてあげることで、老犬もリラックスできます。

老犬は老化により血行が悪くなっており場合が多いです。
そのため温湿布で血行を促すことは、関節や筋肉も柔らかくなり、良い効果があります。

少し高めのお湯でタオルを濡らし、固く絞ったものを、足首に巻いたり、
お腹や首の上、背中などに乗せてあげましょう。

カラダ全体タオルを広げていくと、気持ちが良いので、老犬もじっとしているはずです。
中には、目を瞑り気持ちよさそうな表情を見せてくれる犬もいます。

老犬をお風呂に入れることは、飼い主にとっても大変重労働です。
出来れば、家族の協力の元、二人がかりでお風呂に入れてあげると良いでしょう。

お風呂に入れる事は、寝たきりになった老犬のケアや、痴ほう症の予防にも繋がります。
是非、愛情を持って老犬をお風呂に入れてあげる様にしましょう。

愛犬が老犬になった時に行う犬の認知症・痴呆・ボケのチェック方法と予防法

犬も高齢になると、人間と同じように痴呆の症状のようなものが出て来る場合があります。

昨今、室内で飼うことが増えてきた犬は、寿命が延び、人間と同じように、介護や痴呆症への対策が必要となっています。

老化が原因で脳機能が衰え認知機能の低下が起こってくると、認知機能不全症候群と言う、犬の認知症になってしまうことも多いです。

その認知症にかかった場合の犬は、一日中ぼーっとしていたり、飼い主のことが分からなくなったり、興奮したり不安になったりと感情が上手くコントロールできなくなります。

そこで、愛犬がそのような認知症にかかっているのかを、チェックしてみたいと思います。
今回は、老犬の認知症・痴呆・ボケのチェック方法とその予防法についてご紹介したいと思います。

愛犬は大丈夫?認知症のチェック方法とは

認知症のチェック方法のその前に、認知症・痴呆症・ボケとそれぞれ呼び名が違うのですが、症状も違うのかと言う疑問がわきますね。

痴呆症とは、認知症の昔の呼び名で有り、脳が委縮しておこる病気ですが、
ボケとは、物忘れがひどくなったりと老化によるものです。

病気と言うよりも、加齢が原因の老化の呼び名と考えましょう。

では、まず!愛犬が高齢化にともない認知症にかかっていないかをチェックしてみたいと思います。

  • トイレに失敗する
  • 夜鳴きや無駄吠えが増えた
  • 徘徊をする
  • 昼夜が逆転するため夜に眠れない
  • 学習したしつけや訓練を忘れる
  • 飼い主の呼びかけにも無反応
  • 飼い主の認識が出来ない
  • 徘徊をする。同じ場所をくるくる回る
  • 食欲はあるのに、体重が減ってくる

以上、ひとつでもチェックがある場合は、認知症を疑いましょう。

犬の認知症には精神的不安要素が大きい

老犬の認知症には、老いることで体が思うように動かない、耳が聞こえにくくなる、眼が見えなくなるなど、さまざまな不安が原因で起こると考えられます。

この不安が大きくなるにつれて、認知症も悪化してくると考えて良いでしょう。

その症状に、飼い主はどの様に対応すれば良いのでしょうか?
それぞれの症状ごとに考えてみましょう。

トイレに失敗した場合には、老犬になるとトイレが近くなります。
体を動かすのが辛そうな場合、トイレを寝床の近くに移動してあげることも必要です。

また、ペット用の紙おむつを利用する場合、ペット用の方は値段が高く、人間用の方が安い場合があります。

人間用おむつに、しっぽの穴を開けて使用する方法も有ります。

夜鳴きや徘徊の場合、体のどこかに痛みがある場合も考えられます。
長々と鳴く場合、少し様子を見て、病院を受診しましょう。

寂しくて夜鳴きをしている場合、頭を撫でてあげる、添い寝をしてあげることなどで、安心して眠りつくこともあります。

愛犬が認知症にかかってしまう前に、手立てや予防することはできないのでしょうか?
認知症の予防方法を考えてみましょう。

老犬が認知症にならない為の予防方法

犬も人間と同じように、年と共に体力の低下、脳の衰えが起こってくるのは仕方のないことです。

しかしながら、身体が弱ってきても、認知症や痴呆症などにかからずに寿命を全うする犬もたくさんいます。

その為には、毎日の生活を見直す必要があります。
いつも、ひとりぼっちで飼い主に相手にしてもらえない犬は、脳に刺激が与えられず、認知症になる可能性は高いですね。

最近、アメリカでは犬用の認知障害症候群の治療薬なども研究されているようですが、
まずは、飼い主が犬との生活の中で認知症予防に取り組んでみましょう。

刺激を与えてあげる

人間と同じように刺激の少ない生活を送っていると、犬も認知障害を起こしやすいと言われています。

室内で飼われている犬より、繋ぎっぱなしで室外で飼われている犬の方が、刺激が少なく認知症になりやすい傾向にあります。

まずは、声を掛けてあげること。撫でてあげること。一緒に音楽を聴くことも犬には刺激になります。

老犬でも新しいおもちゃで遊ぶことは楽しいことです。年をとっても新しい遊びを取入れて、話しかけながら遊んであげましょう。

適度な散歩や運動は、脳に多くの酸素を送り込むことができます。脳神経を刺激させて認知障害の予防につなげましょう。

また、散歩時にはいつも同じ道を通るのではなく、時々知らない道を歩いてみることも、犬には良い刺激を与えます。

いつもと違う景色や、ニオイ、音など、初めて経験することは、変化を与え予防になります。

認知症予防になる食事

いつもの食事に、DHAやEPA(不飽和脂肪酸)などを取入れることは、認知症予防に繋がります。

どちらも魚の脂に多く含まれているもので、DHAは、脳や神経組織の機能を高めます。
ま、記憶力や判断力の機能を向上する効果が見られます。

EPAは、血液の循環を良くする効果があります。
血栓をできにくくし、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防する効果が高いです。

ドライフードを魚メインのものに替えるなども有効ですが、手作りのごはんでマグロなど魚を食べさせてあげる方法も良いのではないでしょうか?

もちろん、ペット用のオメガ―3脂肪酸と言われる成分の処方食や、市販されているDHA配合のペット用サプリメントを活用する方法でも、予防効果は期待できます。

このように、認知症を予防するには、「刺激になる運動・遊び」「良質の食生活」が大切です。しかし最も大切なのは、飼い主の声かけ・マッサージを含むスキンシップなど、心の繋がりではないかと考えます。

できれば愛犬には、認知症にならずに、健康な状態で生涯を過ごしてほしいものですね。
そのためには、飼い主が犬が若いころから、老犬になれば起こるであろう病気や症状のケアを心得ておく必要があるのではないでしょうか?

老犬の食糞は痴ほう症が原因?食糞の対処方法

犬がウンチを食べてしまうと言う話を聞くと、そんな汚いことをするのかと思いますが、
実は、ウンチを食べると言う行為は、犬に限らず、他の動物でも行うことがあります。

しかしながら、犬が高齢になり、老犬となったときから始まる食糞行為は、痴ほうが原因の場合があります。

そこで、今回は動物の食糞についての説明と、痴ほうによる老犬の食糞行動の原因と対処方法を詳しくご紹介したいと思います。

動物が食糞を行う理由とは?

犬は、痴ほうが原因の食糞の他に、子犬の頃から食糞癖のある犬もいますが、
身近なところでは、ウサギやハムスターに猫も食糞をしますし、象やパンダ、カバなど大柄な動物も、食糞行為をします。

その理由は、母親が生まれた仔の排泄物を衛生面のために食べたり、獲物を狙いに来る敵の嗅覚に触れないようにするための場合と、腸内バクテリアの作り出したビタミンBやKを摂取するためとも言われています。

子犬や成犬でも、この食糞行為をする犬は多く、腸内環境を整えるために行っているとも言われていますが、まだまだその原因は多くあります。

では、犬が食糞をする主な理由をあげてみましょう。

食事量が足りない場合

食事の量が足らず、いつも小腹が空いた状態であるため、ウンチを食べるのは、空腹をごまかすために行っています。

エサの種類を変えたため

今まで与えてきたドッグフードから、他のドッグフードに替えた場合、新しく食べた物を消化吸収できずに未消化でウンチが出た場合、ウンチのニオイから、まだ食べられると判断したために食糞をします。

飼い主の気を引きたいため

お留守番など長くさせると、寂しさのあまり食糞をする場合が有ります。

その他、ストレス解消や、退屈しのぎ、飼い主のまねなど、色々な理由があります。
そして、老犬が急に食糞を始めた理由が、痴ほう症が原因の場合があります。

痴ほう症の老犬が食糞をする理由

一般に老犬とは、10歳になったころからのことを言いますが、痴ほう症になるのは、13歳ころからが多く、痴ほう症になりやすい犬種と言うものは、特にありませんが、
生活してきた環境で、なりやすい犬と判断できます。

たとえば、室内で飼われていて、1匹でお留守番をする時間が多かった犬は、痴ほう症にかかりやすいと考えられます。

それは、人と同じように、刺激が少ない生活や、人とのコミュニケーションが少ない生活をしていることが、痴ほう症になりやすいと考えられるからです。

では、痴ほう症の具体的な症状の主なものをあげてみましょう。

  • ぼんやりしていることが多くなった
  • 飼い主が識別できない
  • 症状が無表情になる
  • 夜中に単調な鳴き声をあげる
  • 失禁が見られ、トイレが上手くできなくなる
  • 食糞を始める

痴ほう症の犬が何故食糞を始めるのでしょうか?
これは、ウンチを食べていると言うことを認識していない場合が多く、
自分が何をしているのかを理解せずに、食糞行動を起こしていると考えられます。

老犬が食糞をするのを防ぐ方法

老犬が食糞をするからと言って、24時間寝ずに番をするわけにもいきませんが、
犬がウンチをした習慣に、すばやく片付ける方法が、一番の得策です。

痴ほう症になった犬に、新たなしつけをしようと考えても、難しいと考えられます。
したがって、食糞を防ぐ方法は無いと考えられます。

しっかりトイレトレーニングが出来上がっていた犬も、痴ほう症になると、
どこでも、所かまわず、ウンチやおしっこをしてしまう場合があります。

また、痴ほう症が進めば、意識なく垂れ流してしまうことも起こります。

犬は元々清潔好きな動物です。自分の寝床はいつも清潔にしておく習性が有り、寝床廻りでの排泄はしない犬が多いです。

しかしながら、痴ほう症になると、そういう事も忘れてしまう場面にも出くわします。
若い時には考えられない行為を行うのも、老犬になり痴ほう症のためだと考えましょう。

愛犬が、老犬になり食糞をする姿を見たり、トイレの失敗を見ると、つい叱りたくなりますが、老犬のトイレの失敗は当たり前くらいの大きな気持ちで、感情的になり、大きな声で叱るなどは、しないようにしましょう。

叱っても、老犬にストレスを与えるだけです。

垂れ流しなどがひどい場合、犬用のオムツの使用も検討してみましょう。
その場合、お尻の周辺の毛をあらかじめカットしておくことと、排泄後の処置がスムーズに行えます。

また少しでも、脳の活性化が出来る様に、脳に刺激を与えてあげましょう。
その方法とは、

散歩に連れ出すことも、一つの方法です

できれば、散歩コースを変えることや、歩く速度を変えてみるなど、脳に刺激をあたえてあげましょう。

若く元気だった愛犬が、年老いて老犬になったときに、飼い主はどの様に接すれば良いのでしょうか?
トイレの失敗や、食糞行為を汚いこととして叱らずに、老犬となった愛犬の介護をしっかりとしてあげることが、飼い主としての責任ではないでしょうか?

どうしても、飼い主だけで対処が出来ない場合などは、近年では老犬ホーム増えてきていますので、その利用も選択枠のひとつとして考えておきましょう。

老犬だって散歩は大好き!老犬に無理のない散歩や運動をさせるメリット

愛犬も高齢になって来ると、大好きであった散歩を億劫がり、行きたがらないことが増えてきます。

しかしながら、放っておくと筋肉量が落ち、ますます散歩などの運動が嫌いになります。

できれば、老犬になっていても、無理の無いように散歩に出かけて、運動量を増やしてあげてください。

今回は、そんな老犬の散歩や運動についてご紹介したいと思います。

愛犬を寝たきりにしたくないなら運動量を増やそう!

老犬になった犬の一日は、ずっと寝て暮らしている時間が多いですか?
もしも、大人しいからと散歩にも行かず、家でゴロゴロさせてばかりでは、
犬の筋肉量は落ちます。

運動させない理由は、

  • 散歩に行きたがる様子を見せないので、散歩に連れて行かない。
  • 寝ている時間が多くなっているので、起こしては可哀想なのでそのまま眠らせている。
  • おもちゃに興味を示さないので、一緒に遊ぶことがなくなった。

以上のような理由でしたら、運動をさせないために衰えが進行していきます。

寝たきりになる前に、運動が出来るうちは運動をさせることが必要です。
飼い主も、面倒がらずに、一緒に運動してあげることが大切です。

運動とは?歩かせること室内遊びを取入れること

運動と言っても、あまり過激なものは老犬の体の負担にもなり兼ねません。

軽く散歩をすることだけでも良いのですが、いつもと違う散歩コースを歩いてみると、
老犬にとって刺激となります。

特に、昼間に寝すぎると夜眠れないと言う悪循環は、食欲が衰えたり、
肥満に繋がりやすくなります。

眠っているときに可哀想かもしれませんが、起こしてでも外に連れ出しましょう。
無理強いするのではなく、遊びを取入れたりしながら散歩は楽しいものと認識させましょう。

また、室内でも遊ぶことはたくさんあります。
ボール投げや、かくれんぼや、おもちゃの引っ張り合いなどは、かなりエネルギーを使用します。

おやつを上手く使いながら、体を動かすようにさせましょう。

筋力アップの運動を行いましょう

人間でも同じことですが、犬にも筋力アップは必要です。
散歩や運動を行うことで、日頃から、足腰の筋力アップが期待できます。

特に坂道の散歩は筋力アップに効果があります。
普段行く散歩コースに坂道を選んで歩くようにしましょう。

できれば、コンクリートの道ではなく、芝生や土の上を歩かせることで、
足腰の負担が無く、運動が出来ます。

疲れたら休憩を入れながらも、しっかり坂道を上るようにしましょう。

老犬と散歩に行くときの心得

犬は脚力が落ちた分、極端に衰弱が進む場合があります。
その為できるだけ散歩には連れて出るようにしましょう。

老犬であるのに肥満である場合、関節などの負担が大きくなります。
また、他の病気の心配も出てきますので、肥満にならないように若い内から健康管理が必要です。

では、散歩に出る準備をしてみましょう。
足を引きずったり、痛がる素振りを見せていませんか?

足の痛みの確認をしてあげましょう。
もし、傷があったり、伸ばしたり縮めたりの動きで痛がる様子が有れば、
散歩を中止して、病院に連れて行くことが先決です。

また歩き始めた際に、呼吸が乱れたり咳をするようなことが無いか確認をしましょう。
その様な兆候が見られたら、心臓病の疑いもあります。しっかり見極めることが大切です。

体の負担がなさそうな場合、散歩をスタートしましょう。
老犬の場合、歩くのが遅くなっている場合がありますが、
無理強いせずに、ゆっくりした歩調で歩くようにしましょう。

もし散歩の途中で嫌がるそぶりを見せた場合、少し止まって様子を見てから、歩くことを促してみましょう。

それでも、嫌がる場合何か原因があるのかもしれません。
少し抱っこしてあげるのも良いでしょう。

しかし、ちょっと嫌がるそぶりを見せれば、歩かなくて済むのだと犬が覚えた場合、
毎回抱っこをせがまれるようになりますので、注意が必要です。

本当に身体が弱って歩けないのか、何か嫌なものがある道だから、抱っこをせがむのか、
よく見極めましょう。

その他の散歩の注意点

老犬になると、暑い寒いなどの自覚が薄くなりますが、体は相当に堪えるものです。

散歩時の気温の変化には十分な配慮が必要です。
老犬は、暑さだけではなく、寒さにも弱くなっています。
暑さ対策には、水分補給が大切です。常に新鮮な水を持参しておく必要あります。

また、寒い日には短毛種の犬には、洋服を着せてあげるだけで、気温調節ができます。
散歩に外に出るまでに、家の中で体を温めておくようにしましょう。

もしも歩けなくなった場合には!

老犬が歩けなくなったら、もう寝たきりになってしまって良いでしょうか・
足腰の筋力が落ち、例え歩けなくなっても、外には連れ出してあげましょう。

外の新鮮な空気を吸うことで、脳への刺激を受けることになります。
小型犬で有れば、抱っこをしたり、キャリーバックに入れて散歩をしてあげましょう。

また中型犬や大型犬の場合、専用のカートなどが売り出されていますので、利用してみるのも良いかもしれませんね。

老犬の散歩の目的は、若い時の運動量の確保のだけではなく、気分転換や脳への刺激での認知症などの防止にも繋がります。

できるだけ、愛犬と話しながら歩くようにしましょう。
コミュニケーションも取れて、愛犬は安心して散歩に出かけることができます。

散歩中・散歩後には小まめな水分補給を忘れないようにして、大切な愛犬との時間を過ごしてくださいね。

老犬が寝たきりになった場合の正しいケアと介護方法!飼い主の覚悟について

あんなに元気でわんぱくであった愛犬が、年と共に弱ってくると、切ないような寂しい気持ちになりがちですね。

長い年月家族として楽しく暮らしてきたことを思うと、老犬になった犬の介護も飼い主の責任です。

たとえ寝たきりになっても可愛い愛犬には変わりはありません。
正しい介護で、少しでも楽に過ごさせてあげたいですね。

そこで、今回は寝たきりになった老犬の正しい介護の方法をご紹介したいと思います。
役に立てて頂ければと思います。

寝たきりになった場合に起る床ずれについて

犬も人と同じように寝たきりになったとき、気を付けなければイケないのが床ずれです。

床ずれとは、寝たきりになった体は動かすことができないため、寝返りができません。
そのため、骨が出っ張ってくることがあります。

このような状態が続くことにより、床や寝具などに触れている部分にのみ体重が掛かることにより、体の一部が圧迫され続けて血行が悪くなります。

血行が悪くなると、組織が壊死することを床ずれと言います。

床ずれは、皮膚正面の組織が壊死するので、皮膚は破れ穴が開いたような状態になります。進行すると、骨まで見える様になるまで進行します。

床ずれになりやすいと言われているのは、大型犬や中型犬で、特に痩せている犬がなりやすいです。

重症になると、非常に治りにくくなり時間が掛かるため、寝たきりになった場合、その予防が必要です。また軽症のうちに発見して悪化させないようにすることが大切です。

床ずれの進行状況

床ずれを起こす時には、すぐに重症化する訳ではありません。
徐々に進行して行くのですから、早期に発見して手当てをすれば、軽度で食い止めることができます。

その進行状況として見受けられるのが、

  • 圧迫されている部分の被毛が擦り切れたり、抜けて薄くなる。
  • 怪我薄くなった部分が赤くただれている。
  • 赤くなった皮膚が水ぶくれを起こし、放置していると水ぶくれが破れる。
  • 破れた皮膚がタダれジュクジュクしてくる。

このジュクジュクしているのは、膿が出ている状態で、犬の取っても大変傷みがある可哀想な状態だと考えましょう。

サインを発見しても、時間を置くとどんどん進行して行くこの床ずれです。
床ずれのサインを見逃さずに、早期に発見して、病院を受診しましょう。

床ずれの予防方法

床ずれは、一度できると治り具合が悪く、できるだけ床ずれを作らないことが大切です。
どのような方法で床ずれを予防する事できるのでしょうか?

定期的な体位変換をする

寝たきりになると、自力では体を動かすことが出来ません。
介護する人が、定期的に向きを変えてあげることが必要です。

定期的に、体の向きや体位を変えてあげることで、圧迫部分の血流の回復ができます。

体重の重たい、中型犬や大型犬は寝かせたままであると、背骨に負担が掛かります。
姿勢を変えるときには、できるだけ背骨に負担掛からないようにしてあげましょう。

ベッドのマットなどを改善する

可能であれば、犬介護用の床ずれ防止ベッドなどを購入してあげることです。
この床ずれ防止ベッドは、体の圧迫を分散したり、衛生面にも考慮されています。

しかしながら、床ずれ防止ベッドで寝かしていても、床ずれになりやすい場所には、
ドーナツクッションをあてがうことで対処ができます。

このドーナツクッションですが、老犬介護用に売られているものも有りますが、
タオルをねじってドーナツ型にすることで、応用できます。

清潔を心掛ける

寝たきりの状態になると、排泄物にも配慮が必要になります。
漏らしてしまうなどを考量して、ペットシーツなどを事前に敷いておくと良いでしょう。

オムツの場合はこまめに交換してあげることも重要ですし、毎日、皮膚の状態を観察しましょう。

マッサージの効果

寝たきりになった老犬は、血行が悪くなり、血液やリンパの流れも滞っています。
そのため、マッサージをしてあげることで、床ずれ予防にも効果が見られます。

むくみがちな前肢・後肢を下から上に向かってマッサージをします。
この場合、心臓に向かってマッサージをすることが大切です。

あまり強すぎず、撫でる様にしてあげると効果が見られます。

家庭での処置方法

床ずれを早めに見つけて、医師に診てもらうこと治癒が望めますが、
壊死してからの治療になりますと、介護する飼い主も大変です。

壊死した部分には皮膚のニオイでハエが集まってきたり、ハエが卵を産みウジがわく場合があります。

壊死した部分にはハエがたからない様に、傷口を覆っておく必要がありまし。

壊死した部分にウジが湧いているのを見ることになると、かなり気丈に世話をしている飼い主でも逃げ出したくなる気持ちが湧いてくることも考えられます。

しかしながら、犬を飼い始めるときに、一生この犬の面倒を見ようと決めたのではないでしょうか?

若い元気なうちだけ遊んで、介護が必要になった今、放置するようでは飼い主失格です。
人間と同じように、犬も老犬なり介護が必要になる日があります。

どうか犬を飼い始めるときには、年老いて老犬になった時のことも想像してみましょう。
最後まで責任を持って世話することの覚悟が飼い主には必ず必要ですあると思いますね。

老犬のトイレの失敗は叱らないことが大切!

犬は年齢と共に、排尿の問題が起こることが多くなります。

7歳ごろになると、犬は老犬と言う年齢に差し掛かり、もともと出来ていたトイレのしつけが、できなくなることがあります。

トイレでは無い場所でおしっこをしてしまう。

おしっこの回数が多いが、量は少しずつで頻尿であるなどの、

問題が出来てきた場合の対処方法について、ご紹介したいと思います。

トイレまでが間に合わない!おもらしの対処方法

若い時にはきっちりとトイレのトレーニングができていた犬も、老犬になり、

腎臓機能の低下が原因などで、おもらしをするようになります。

通常、膀胱は筋肉の働きにより、しっかりと排尿が出来ますが、加齢とともに膀胱の機能が衰えて、

おもらしをしてしまったり、トイレまで行くことが間に合わずに出てしまうケースが多いです。

また老化のため、腎臓機能の低下でも尿漏れをしてしまうこともあります。

その他、消化器官や泌尿器官の筋力の衰えで、頻尿や失禁などが見られるケースもあります。

このような場合の対処方法としては、なるべくトイレを犬がいつもいる場所の近くにおいてあげることや、

タイミングをみてトイレに連れて行くなどの方法があります。

間違っても、おしっこを漏らされるのがいやだからと、

水分を摂るのを減らすようなことは、絶対にしないでください。

また、おしっこを漏らしたからと叱からないでください。

出来ていたトイレを失敗することで、犬も飼い主に叱られると萎縮してしまい、

ますます失敗を繰り返すことになります。

上記のような頻繁におもらしをするなどの身体の不調のサインは見逃さないようにしましょう。

腎臓病や糖尿病、膀胱炎などにかかっていると言うケースも有りますので、

医師の診察を受けることが必要です。

また、おもらしの原因がこのような身体の器官の老化によるものだけではなく、痴ほう症が原因の場合も有ります。

痴ほう症でおもらしが続く場合の対処方法

老犬が痴ほう症になった場合、トイレの失敗は多くなります。

もちろん、あちこちでおもらしされるケースもあります。

しかし、犬の習性として自分の寝床の近くでの排泄を嫌うことや、

オスの場合棒があれば条件反射のようにおしっこをすることもあり、

痴ほう症になっても忘れない場合が多いです。

そこで、痴ほう症の症状が軽度の内に、トイレトレーニングをしてみましょう。

特に散歩のときにおしっこをしていた犬は、室内で排泄をする習慣を教え直さなければいけません。

子犬に教える様に、トイレの場所や、できたときに褒めてご褒美を上げるなどトイレトレーニングをしてみましょう。

痴ほう症が進行すると、自発的にトイレに行けないケースも出てきます。

長く生活を共にしてきた飼い主には、犬がおしっこをしたくなるタイミングが、おおよそ検討がつくのではないでしょうか?

朝起きた直後や、食事の後にトイレに行きたくなる習性がありますね。

慌てた様子でそわそわしだしたり、お尻の辺りを気にしだしたりするとトイレのサインです。

そのタイミングで、トイレに行くように促しましょう。

痴ほう症が進行しても、トイレのタイミングはあまり変わらず、

意外と規則性がありますので、そのタイミングを逃さないようにすれば、

おしっこの失敗などは最小限で済むことになります。

頻尿の老犬は腎不全に注意!

犬も人間と同じように、加齢に伴いおしっこの回数が増えてきます。

それほどおしっこが溜まっていないのに何度も行きたくなる症状や、

実際にはおしっこがしたいのに、気づかずに漏らしてしまったりすることがあります。

老犬が、短い時間の間に何度もトイレに行き、少量のおしっこをするなどを繰り返ししているばあい、

老化による頻尿であると決めつけずに、一度医師の診察を受けることをおススメしたいです。

この頻尿で考えられる病気が、腎不全ですが、老犬になればかかりやすい病気で、

腎臓の細胞が徐々に機能しなくなり、体内に毒素が溜まる病気です。

進行すれば命を落としてしまうような重症になる病気です。

腎不全になっている犬の症状は、頻尿、軟便、体重減少などです。

病院に行き血液検査で、腎不全は発見することができます。

点滴などで症状を抑えることが出来ますが、

完治することは中々難しい病気であることは、心得ておきましょう。

オムツの使用を考えてみよう!

痴ほう症が進行し、トイレに行くタイミングも掴めなくなってきた場合に起こる、

垂れ流しなどの症状が見られるようになったら、オムツの使用も考えてみましょう。

寝床や自分の体が汚れることを犬は嫌います。

そのため、体にオムツを付けられることも、犬にとっては嫌なことをされると感じてしまうでしょう。

しかし、垂れ流し状態や、寝たきりになった犬の介護には、オムツの使用は、飼い主の生活のためにも必要です。

オムツを使用する場合の注意点としては、肛門のまわりの被毛は短くカットしておくことと、排尿・排便をしたらすぐに取り替えてあげることが大切です。

年老いた犬に取って、飼い主に介護してもらうことが幸せです。

犬の気持ちに寄り添って、介護をしてあげましょう。