血尿や血便から考えられる老犬の病気と治療法

ある日突然、愛犬のおしっこや便に血が混ざっていたら、飼い主の方は、
驚いて不安になってしまいますね。

しかし、愛犬が高齢になり、老犬になっていけば、体が不調になったり、
食が細くなったり、すこしずつ老化現象は進んでいきます。

その上、病気にもかかりやすくなることを、しっかりと把握しておく必要があります。
血尿や、血便が出た場合に考えられる病気とその治療法について、
正しい知識を持っておくようにしましょう。

血便の基礎知識

血便と言っても、緊急を要するような病気の場合と、心配しなくても良いものとがあり、
どこでそれを見分けるのかですが、血便を見つけたら、まずは焦らず観察してみましょう。

血便の観察方法

便に血が混じっている場合

便に血が混ざっている場合、消化された食べ物が、まだ固形の状態のときに通過した器官のなかで出血していると考えることができます。
その器官とは、小腸や大腸の前半部分と考えられます。

黒っぽい血の場合

血便の血の色が黒っぽい場合、胃や小腸で消化液の影響を受けていると考えられます。
黒くタール状の便が出ている場合は、かなり深刻だと考えましょう。

便のまわりに真っ赤な鮮血が付いている場合

便のまわりに血が付いている場合、便が固形になってから付いたものと考えられます。
大腸の後半部分や肛門で付着していると考えられます。

肛門のまわりに炎症を起こしているのか、腫瘍がある場合も考えられます。
このように、血便が出たと言っても、さまざまな理由があります。

血便が出た場所ごとの病気の種類

肛門周りに出血がある場合

肛門嚢の炎症や腫瘍などが考えられます。
骨盤内の腫瘍の可能性も有り、便が水分不足で硬い場合も粘膜が傷つけられて、
血便となる場合があります。

大腸からの出血による血便の場合

大腸からの出血は、色々な可能性が考えられます。
大腸にできた腫瘍が原因の場合や、異物を誤飲した場合における胃腸などに傷が出来ている。

その他、寄生虫や食中毒、腸閉塞などの病気が考えられます。

胃からの出血で血便が出る場合

胃から出血の場合は、胃潰瘍や胃がんの可能性があります。

血便が出た場合の注意点

血便が出ている場合気を付けたいのが、二次感染です。
特に多頭飼いの場合、他の犬に感染したら大変なことになります。

また、人間にもうつる病気がありますので、便は必ず手袋などを使用して処理をしましょう。

血便が出た場合、できれば病院に便を持参することが望ましいのですが、
お散歩時に便をする犬の場合、便を持参するようにしてください。

その場合、透明や黒いビニール袋ではなく、白いビニール袋が最適です。
その理由は、血便が発見しやすいことです。

真っ赤な鮮血の血便であれば、見つけやすいのですが、黒い血が混じっている場合、
分かりづらく、血便に気づくことが遅れます。

症状が深刻な場合も有りますので、是非愛犬の便に、充分に関心を持って頂き、早期発見早期治療が出来るようにしましょう。

犬に血尿が出た場合の病気とその治療法

いつも愛犬が使用する、トイレのペットシーツが真っ赤に血に染まっていたら、
飼い主はびっくりしてしまいますね。

血尿の原因は多数ありますので、血尿を発見したら、早めに治療を受けるようにしましょう、

血尿が出る病気

血尿で疑われる病気

膀胱炎

膀胱炎は人間でもかかる人が多い病気ですが、尿道から細菌が入り、炎症を起こして血尿が出ます。

膀胱炎はトイレを我慢すると言った環境が良くありません。
予防法は、ペットシーツをいつも清潔にしておくこと。
散歩でおしっこをする犬の場合、散歩の回数が少なくなると、おしっこを我慢する時間が長くなります。新鮮な水をたくさん飲めるようにしてあげてください。

膀胱腫瘍

膀胱腫瘍とは、老犬に起る膀胱がんのことです。
あまり目立った症状が無いため、発見が遅れがちな病気です。
老犬になれば、定期的な健康診断を受ける様にして、早期に発見しましょう。

前立腺疾患

加齢により前立腺疾患にかかりやすくなります。
男性ホルモンのバランスが崩れ、炎症を起こし血尿が出ます。
去勢手術を行っていると、この前立腺疾患にはかかりにくく有り難いことですね。

尿路結石

腎臓や膀胱で、尿の成分が結晶化し結石になります。
結石は尿路に留まってしまい、おしっこをする場合、結石が傷をつけて、
出血します。

尿路結石は、尿道の長いオスがなりやすいです。

玉ねぎ中毒

ネギや玉ねぎは、犬には絶対与えないでください。
もし、食べてしまったら、急ぎ病院へ行きましょう。

ネギや玉ねぎと一緒に調理した食べ物も与えないでください。

中毒化するかは、その犬の個体にもよります。
しかしながら、食べさせないことがベストな方法です。

血尿の治療方法とは

血尿が出た場合、その原因となる病気によっても対処法が違います。
飼い主の判断ではなく、是非病院を受診するようにしましょう。

飼い主が出来ることは、水分を飲ませてあげることと、お散歩などの運動です。
もしも、水が飲めない場合、ペットフードを水でふやかして食べさせるようにすると良いでしょう。

血便や血尿が出ると言う事は、体のどこかが病気になっているサインです。
どちらも軽くみないようにしてください。

早期発見、早期治療が何より必要です。
そして、充分な治療と、愛情や言葉がけをしてあげることです、

老犬の元気が無いのは病気のサイン?元気が無い原因の見つけ方

高齢になり、若い時のように活発さはなくなっても、元気にエサを食べ、
散歩に行くときは喜んで出かけていた老犬が、急に元気がなくなると、
とても心配ですね。

元気が無くなった理由とは、病気なのかそれとも他に原因があるのでしょうか?

今回は、老犬が元気の無い時にその原因の見つけ方について、ご紹介したいと思います。
是非参考にしてくださいね。

元気が無い理由とは

老犬が元気が無いと言えば、体の不調を考えますが、その他の理由として考えられることは、ご近所で大きな音を立てて工事などはしていませんか?

大きな音が怖くて恐怖心から元気がなくなっている場合もありますし、
飼い主に強く叱られたり、長時間ひとりでお留守番をさせたなど、精神的なストレスで元気をなくすことはあります。

しかしながら、この様な理由で長時間元気がなくなることは、犬には稀なことで、
やはり元気が無い原因は、体のどこかに病気やけがをしている場合が多いと考えましょう。

元気が無い理由のサインは出ていませんか?

老犬はただ塞ぎ込んで元気が無い様子なのでしょうか?
何か他にサインは出ていませんか?
よく観察をしてみましょう。

  • 発熱していませんか?
  • 食欲がなくなっていませんか?
  • 鼻水は出ていませんか?
  • よだれを多く出していませんか?
  • 下痢や便秘など腸内環境の悪化が見られませんか?
  • 身体が震えていませんか?
  • 呼吸が荒くハアハアと息をしていませんか?
  • 体の一部分をしきりに舐めていませんか?
  • 歩き方がいつもと違いませんか?

以上の中で、思い当たるサインはありませんでしょうか?

サイン別考えられる原因

発熱している場合

夏場であれば熱中症になっている場合が考えられます。
食欲がない、呼んでも反応が無いなどのときは、すぐに病院へ連れて行きましょう。

食欲がない・下痢や嘔吐

昨日まで普通に食べていたのに、急に食べないと言った場合、何かストレスになるようなことはなかったでしょうか?

平素と違う境遇に置かれた場合、食事をしなくなる犬は多いです。

また、下痢や嘔吐などが伴う場合は、何か胃や腸の病気が考えられます。
激しく嘔吐をする場合は、緊急を要することもあります。

下痢の場合、1日絶食をさせて様子を見てみましょう。
ウィルスや細菌に感染している場合、下痢症状が治まらず、チョコレートの様なタール便が出ることがあります。

よだれが多く出る

犬は、汗腺が非常に少ない為、よだれで水分調節や体温調節をします。
普段よりも異常に多くのよだれが出ていたり、臭いがきつい・血が混ざっているなどの場合は、病気が考えられます。

よだれの他に、食欲が無く咳が出た場合は、消化器系やてんかんなどの脳の病気を疑いましょう。

震える

犬が震える理由として考えられるのは、何かに怯えているなど強い不安や恐怖からの震えです。その場合は話しかけながら、優しく撫でる・抱きしめるなどをして安心させてあげましょう。

また、寒い時にも犬は震えます。体を震わせて体温の上昇をさせようとする習性です。
この場合、気温の変化などが理由のため、病気の心配は必要ないでしょう。

体に痛みがある場合の震えは、重い病気が考えられます。
お腹や背中など体に痛みがある場合、全身を震わせますので要注意です。

呼吸が荒い

運動をした後に激しい呼吸になるのは、心配のないものですが、
いつもと違う荒い呼吸や苦し気な呼吸の場合、かなり重大な病気の場合があります。
咳を伴う場合も注意が必要です。

体を舐める

犬がしきりに体の一部を舐めている場合、精神的にストレスを感じているときが考えられます。

そのストレスを取り除けば、舐める行為をしなくなりますが、
しきりに舐めることを止めない場合、ノミやダニなど寄生虫が体にいることが考えられます。

腎臓や肝臓の病気の場合、皮膚が敏感になり舐める行動を見せることが有ります。
医師の診断を受けましょう。

歩き方がおかしい

犬が片足を持ち上げて歩いていたり、引きずっている場合など、明らかに歩き方おかしい時は、何か異変が考えられます。

散歩中に、足の裏に何か刺さって怪我をしていませんか?出血はないですか?
一度、犬の足の裏を見てみましょう。

外傷がない場合は、骨折や脱臼、関節の異常が考えられます。
ただちに病院で診察を受けましょう。

また、外傷ではなく、何か病気よって歩き方がおかしい場合があります。
脳の異常などがある場合、歩き方に異常が見られる場合あります。

その他に、老犬の場合は、老化による椎間板ヘルニアなどの病気も考えられます。

元気が無い老犬の見守り方

犬は痛みや不安を言葉で伝える事ができません。
鳴き声や呼吸、態度で、飼い主に体の不調を伝えようとします。

老犬になった犬の異常を感じることができるのは、一緒に生活を共にしてきた飼い主や家族しかいません。

普段から、犬の様子をしっかり観察おくことで、急に元気がなくなったときに、
その変化を感じることができます。

老犬になれば、どこか体に不調があることも多くなります。
しかし、犬は非常に痛みに我慢強い動物です。

その痛みを見せることは少ない為、普段と様子が違うようであれば、
飼い主が素早く感じ取り、すこしでも痛みや苦しみを和らげてあげてください。

老犬が頼ることができるのは、飼い主しかいないことを心得て、元気が無い様子が見られたら、早めに対応をしてあげましょう。

老犬が成りやすい分離不安とは?その症状と原因や対策について

どこに行くにも飼い主の後をついて回る愛犬は、大変愛おしく可愛い存在ですが、
あまりにも、飼い主と一緒に過ごす時間が長いと、飼い主が出掛けてしまい、ひとりぼっちになることで、心細さや不安が募り、分離不安症になってしまう犬がいます。

物を壊してみたり、過剰に吠えてみたり、あちらこちらで排泄をしてみたりと問題行動など、飼い主へ不安を訴えます。

老犬になると、この問題行動がひどくなる傾向にありますが、これは高齢化による機能の低下が原因と考えられています。

そこで、老犬の分離不安についてその症状や原因・対策についてご紹介したいと思います。

分離不安の問題行動とは

飼い主が出掛ける用意をしだすと、邪魔をするような行動に出ることがあります。
たとえば、あちらこちらにおしっこをして歩く、吠えるなどの行動です。

そのまま飼い主が出掛けてしまうと、帰ってくるまで鳴き続ける犬や、家の中で破壊行動を起こす犬もいます。排泄をあちらこちらにして歩く行動も分離不安の行動のひとつです。

犬によっては、食事を食べない、元気を失くしてしまうなど、精神的な不安を見せます。

分離不安が起こる原因と対策

もともと犬は群れで生活する習慣があるため、ひとりになることを嫌う傾向にあります。
その群れの変わりが、飼い主や家族です。

家族の愛情を受けている犬は、精神的に満足して安定しているように見えますが、
過度な愛情は犬の成長の妨げになっている場合があります。

できれば、子犬の頃より飼い主への依存を極力少なくすることで、不安を感じることなくお留守番できる犬に成長します。

犬と少し距離を置いた関係になることは、中々難しいことかもしれませんが、
言えに居る間一日中、べったり離れないなどの行動は、依存症になる原因のひとつです。

子犬や若い犬の場合、この分離不安は訓練やしつけで、分離不安を改善することが出来ます。

分離不安を取り除く対策とは

  • 飼い主がいないことに慣れさせること
  • ひとり遊びが出来るようにする
  • 外出直前に犬に声掛けない
  • 帰宅後は直ぐに犬にかまわない
  • 暴れていたり、問題行動があった場合も叱らない
  • 一緒に遊ぶ時間を作る

犬と飼い主の間に信頼関係ができることで、分離不安は解消します。
飼い主は、出掛けても必ず帰ってくるという事を、犬に覚えてもらうことが大切ですね。

老犬の分離不安は何故起こるの?

老犬になって分離不安が始まった・強くなった場合は、若いときの分離不安の原因とは、異なる場合があります。

老犬の場合、耳が遠くなってきたり、目が見えなくなってきていることが原因で不安になっている場合があります。

また、体に痛みがある場合や痴呆症になっていることも考えられます。

そのため、老犬の分離不安は、突き放す・叱るなどの行動では、決して治ることはありません。

身体の不調や認知症については、まずは、専門家に老犬の診察をしてもらう事をオススメします。

その上で、老犬の不安を取り除くことを考えてみましょう。
老犬の分離不安の対策

老犬の場合、これから分離不安を取り除くしつけや訓練をすると言うことは、難しいと考えられます。

そのため、少しでも不安を解消してあげることを考えましょう。
とは言え、ずっと一日中、老犬の側に居る訳にも行きませんので、老犬が快適で安心できる場所を作ってあげることが必要です。

その場合のひとつの方法として、飼い主のニオイがする服や靴下などを、老犬の寝床に置いてあげると安心することがあります。

また、時間のある時には、散歩など日光浴をさせて昼夜をしっかりと感じさせましょう。
寂しくて鳴いている場合には、側に行き声を掛けながら優しく撫でてあげましょう。

老犬の分離不安に精神安定剤は有効?

飼い主が出掛けている間、ずっと鳴き続ける老犬にどうしてよいのか困っていると言う飼い主は多いです。

その場合、病院に相談して精神安定剤を処方してもらうと言う方法を取られることがありますが、この精神安定剤は、安心して老犬に使用できるものなのでしょうか?

老犬に精神安定剤を使用するメリットとデメリットについて考えてみました。

メリット

犬への投与が許可されている精神安定剤の有効成分は、クロミプラミンと言う物質で、
脳内におけるセロトニン濃度をあげる働きをします。

このセロトニンの脳内濃度が下がると脳の興奮を抑えることが出来なくなり、
不安や恐怖を緩和させて問題行動を抑制させることができます。

デメリット

どんな薬でも絶対に大丈夫という薬は、基本的にありません。
精神安定剤を使用した場合、副作用の心配があります。
具体的な症状としては、嘔吐・下痢・痙攣や、食欲不振も見られます。

精神安定剤を使用するかは、飼い主の判断で決めることになると思います。
老犬の介護が、飼い主の負担となっている場合、精神的・身体的苦労は計り知れません。

老犬の体に支障が無い精神安定剤で、少しでも飼い主の負担を軽くすることが出来るものがあれば、精神安定剤の使用を考えてみることも必要ではないでしょうか?

これまでの楽しい生活を思い出すと、愛犬が高齢になることは、飼い主にとって大変悲しいことです。

しかし、最後まで愛犬の世話をすることが飼い主の責任でもあります。
どうか、老犬が安心して生活が出来る環境作りをしてあげて下さいね。

犬にもある加齢臭?老犬の体臭が強くなった場合の解消方法

最近、犬のニオイが気になると言った場合、飼っている犬の歳を考えてみましょう。
犬も私たち人間と同じように、歳を取れば、加齢臭がするようになり、
若い時には感じなった臭いがとても強くなります。

そこで今回は、気になる老犬の臭いについてご紹介したいと思います。

その臭いは加齢臭?老犬の臭いについて

犬も7歳をすぎるころから、人と同じような加齢臭がするようになります。
若い時には感じなかった臭いの元は、アポクリン汗腺から分泌される臭い成分の分泌量が増えて体臭がきつくなります。

犬の体にはエクリン腺とアポクリン腺と言う二種類の汗腺があります。
このエクリン腺は、犬の鼻の頭と足の裏の限られた場所にあり、この臭いがカーペットなどに移り悪臭の原因になります。

またアポクリン腺は、人間で言えば腋の下から出る汗と同じで、犬の場合にはこのアポクリン腺は皮脂とつながっているため、皮脂を含んだ汗となり、汗と皮脂が酸素に触れることにより酸化し、雑菌が繁殖して体臭となります。

7歳を過ぎたころから、このアポクリン腺の分泌量が増え、ますます体臭がきつくなることから、犬の加齢臭と呼ばれています。

どうする?加齢臭の対策と食生活

加齢臭の原因は、毎日の食生活も大きく関わりがあり、偏った食事を犬にあげていませんか?

主に、タンパク質や脂質を摂りすぎると、加齢臭の成分が含まれる皮脂の分泌が行われます。特に肉類は皮脂の分泌が盛んになる食材で、質の悪い肉を食べさせていると、
腸内環境が悪くなり、ますます臭いが気になります。
腸内の悪玉菌が増殖させない為にも、質の良いお肉を与える必要があります。

それには、安いだけが理由で購入しているドッグフードも見直してみるべきです。
質の良いドッグフードは、野菜や穀物がしっかりと入っており、食物繊維やミネラル、ビタミンも豊富に入っていますので、腸内環境が悪化して体臭がきつくなってきた犬におススメです。

野菜などから摂取できるビタミンやミネラルは、免疫力を高め、血行を良くしてくれます。
食物繊維を多く含む野菜は、腸内環境をきれいにし、老化対策にはぴったりです。

歯磨きしてもとれない老犬の口臭について

老犬になると長年の蓄積した歯石などが沈着し、高齢になればなるほど、口内環境を清潔にすることは難しくなり、歯周病にもかかりやすくなります。

犬の歯は人間の歯に比べると虫歯になりにくい性質と言われていますが、
お口の中のケアを怠ると歯周病になるのは人間と同じです。

歯周病になるとなぜ口臭がきつくなるのでしょうか?

歯に溜まった歯石や歯垢をそのまま放置していると細菌が繁殖し炎症を起こします。
それが歯肉炎、歯周病へと進行して行きます。

歯周病は歯肉の炎症や出血などの症状がありますが、これが進行すると歯肉に膿が溜まり、口臭や腐敗臭がします。

この歯周病を防ぐには、子犬の頃より歯磨きの習慣をつけると良いのですが、
成犬や老犬になって、もし習慣が無い場合も、徐々に慣れさせていき歯磨きの習慣を付けましょう。

もし歯石が気になる様であれば、動物病院で歯石の除去をおこなってもらいましょう。
そうすることで、歯周病も改善し、口臭軽減にも繋がります。

腸内環境が悪い場合の口臭
歯のケアをすれば、口臭が減るとご紹介しましたが、
もうひとつの口臭の原因、腸内環境が悪い為に口臭がしている場合は、
腸内環境を良くすることが必要です。

腸内環境が悪化すると、臭いに元となる悪玉菌が繁殖してしまいます。
そうすると、口臭や体臭が強くなることが有ります。

食物繊維や大豆・ヨーグルトなど、腸内環境に効果のある食べ物を食べさせる必要があります。

食べさせるドッグフードも、質の悪いドッグフードを食べさせると腸内環境を悪化させますので、くれぐれも注意してください。

耳が垂れている犬だけではない!耳臭の対策

犬の体臭がきついなと思っていたら、どうも耳に異常があり耳臭がしていると言います。

耳掃除を頻繁にしているのに、耳臭がしてくる場合、
耳の中にカビやミミダニなどが繁殖しており、耳臭は耳の病気のせいではないかと思われます。

特に耳が垂れている犬は、耳の中の温度が上がりやすい為、カビや細菌が繁殖しやすいです。

耳垢は細菌のエサとなりますので、小まめな耳掃除が効果的です。
耳掃除をしないで、放置していると耳の溜まり臭いの原因となります。

垢が原因で、ミミダニが発生している場合、きれいに除去する必要があります。

耳が臭うとなると、外耳炎などトラブルも考える必要がありますが、
基本的に耳は匂いが無い場所なので、耳が臭っていると感じた場合は、動物病院で一度見てもらう必要があります。

動物病院では、耳の中をきれいに掃除してもらうことは、耳臭にとって大変効果があります。
茶褐色と黒の耳垢化と、独特ニオイから、比較的に病名が分かりやすので、
治療が進めやすいです。

耳の掃除もやり過ぎは、よくありません。

耳で細菌が発生している場合、抗生物質の点耳薬や内服薬をもらって治療して行きます。
特にたれ耳の場合ケアが重要です。

老犬の口臭・耳臭そして体臭についてご紹介しましたが如何でしたでしょうか?
どれも、日頃のケアをしていれば重症にならずに済むことが多いです。

体臭・口臭・耳臭など、老犬になればどれも臭いがきつくなるものばかりです。
どうか、スキンシップをとりながら、身体のケアをしていくことをオススメしたいとおみます。

咳の音で見分ける老犬の病気別咳の症状

老犬が咳をしているばあい、部屋が乾燥していたり、軽い風邪を引いたなどの原因が考えられますが、中には、咳に深刻な病気が隠されている場合があります。

人間と同じように犬の咳も、気道から異物や細菌を乗り除く働きをします。
咳が続く様であれば、病院に連れて行くことをオススメします。

老犬に咳がでる場合の咳の症状別に病気をご紹介したいと思います。
特に咳の音で見分ける方法は、是非参考にして、愛犬の様子を観察してみてください。

咳の音はどんな音?

口呼吸の多い犬は、人間よりも喉に炎症を起こしやすく咳が止まらないなどの症状になる場合があります。

咳には、乾いた咳や湿った咳、激しい咳や、アヒルガーガー鳴くような咳、胸からヒューヒューを音がする咳など、咳の音によって病気の種類が違う場合も有ります。

その中でもアヒルがガーガーと鳴くような咳の音がする老犬は、気管虚脱になっている場合が多くあります。

さまざまな理由で気道が狭くなるこの気管虚脱は注意したい病気のひとつです。

また胸からヒューヒューと音がする場合は肺炎にかかっていることが考えられます。
肺炎の中でも一番多いのが誤嚥による肺炎です。

ものが上手く飲み込めずに誤って気管に入ることから、その時一緒に入ってきた悪い菌に感染し炎症を起こしてしまうそうです。

老犬の場合、この肺炎で命を落とすことも有ります。
咳が止まらないなどの症状がある場合、早急に病院へ連れて行くことをオススメします。

咳が続く場合の病気について

犬が咳き込み、咳が止まらないなどと言った場合に疑われる病気を挙げてみましょう。

気管虚脱

まず先ほどの「ガーガー」と鳴くような咳をする気管虚脱は、小型犬または中年以降の犬に多く見られる病気です。

早期に気づけば薬や運動の制限で症状を抑えることができます。
放置することは、ますます炎症がひどくなり気道を狭くなることで、呼吸がしづらくなります。

老犬の散歩にリードを使用している場合、知らず知らずに気管に強い力が加わり、気管虚脱を重症化している場合があります。

首に負担の掛からないハーネスタイプのリードに替えることで、老犬の体への負担が軽減されるのではないでしょうか?

ケンエルコフ

細菌やウィルスの感染が原因で起こる病気です。
老犬がかかった場合、免疫力が弱いために肺炎になる場合があります。

寄生虫

犬の咳の原因で最も多いのがこの寄生虫による咳です。
回虫や、鉤虫などやフィラリアなどの内部寄生虫が原因です。

回虫などの幼虫が気道から腸に移動する場合に咳がでることがあります。
寄生虫は、予防可能なものがほとんどです。

寄生される前に、適切な予防法で犬を守りましょう。

またフィラリアも咳を誘発します。
フィラリアの幼虫に感染している蚊によって、犬の循環システムに入ることにより、
肺にまで到達し、犬に咳を引き起こすことになります。

フィラリア予防の投薬をすることで、犬を守ることができます。

心臓病

老犬になると、うっ血性心不全などの心臓病に苦しむ犬が多くいます。
症状は、乾いた咳をすることが多く、この原因は主に、心臓肥大が進むにしたがって、
気道を圧縮するために起る咳です。

他に乾いた咳が出る病気と言えば、犬ジステンバーや僧房弁閉鎖不全症などが考えられます。

僧房弁閉鎖不全症の場合、心臓の弁に異常が出来る場合に咳を引き起こします。
乾いた咳をする、咳こむ症状が見られます。

心臓の病気は先天的なものが多いのですが、老化による場合もあります。
咳が出るだけではなく、散歩や運動を嫌がるような場合、心臓の病気が考えられます。

湿った咳をする病気とは

犬も人間と同じで、病気により乾いた咳と湿った咳をします。
中でも、湿った咳をする病気と言えば、気管支炎が考えられます。

この気管支炎はウィルスや細菌が原因と考えられますが、アレルギーが咳を引き起こしていることもあります。

この湿った咳の治療には、抗生物質を使用し、その他には咳止め剤を処方される場合も有ります。

散歩などの運動は制限する方が良いでしょう。

湿った咳が続くなと感じたら、咳の他に、くしゃみや発熱などの症状が無いか確認しましょう。

咳を和らげる効果のあるものとは

老犬の咳が続く場合、意外と体力を消耗していることが多いです。
少しでも、その咳を和らげてあげるようにしたいものですね。

そこで、犬の咳を和らげる方法を考えてみましょう。

温度と湿度

犬が快適に過ごせる温度と湿度の設定が必要です。
その場合の温度は22~25℃で、湿度が40~60%が最適です。
なるべく保つようにしてあげてください。

ハーブ

犬の咳を鎮めるのに、ハーブに効果が有ると言われています。
ハーブの中でも、モウズイカ・オオバコ・マシュマロが咳に効果がありますので、
アロマオイルを使用して、咳を鎮めてあげてください。

空気清浄機

アレルギーが原因で咳が出来る場合、掃除を丁寧に行うことや、空気清浄機を使用して、
お部屋の中のアレルゲンを軽減しましょう。

アレルギーを軽減する乳酸菌サプリなども効果的です。

7歳くらいを超える老犬と呼ばれるようになった犬は、腫瘍の発症率が高くなります。
特に肺に腫瘍ができると咳が続き、治らない場合が多いです。

老犬が咳き込む場合、一時的なものであれば心配はいりませんが、
咳が続く場合は、一度医師の診断を受けることをオススメします。

老犬の脱毛は皮膚の病気が原因?効果的な脱毛予防と治療方法

犬の体は多くの毛で身体が守られていますが、この多くの毛のおかげで、
細菌や有害な物質から皮膚が守られています。

この犬の被毛は、水分調節や体温調節に対しても、しっかりとした働きをしてくれます。
しかしながら、犬も年を取ると皮膚の病気などにかかり脱毛になるケースが見られます。

そこで、今回は老犬の脱毛についてご紹介しますので、是非参考にして頂き、老犬の皮膚の病気予防と治療にお役立てください。

老化による脱毛症は病気ではない

老犬に起る抜け毛や脱毛症は、老化現象のひとつと考えて良いでしょう。
全身の毛がうすくなってきたり、白髪が生えてきたり、もっともポピュラーな老化現象です。

しかしながら、食べ物による栄養素が不足していることも考えられます。
オメガ3脂肪酸やビタミンEやCの栄養素を摂取すると、皮膚や被毛に効果が有ります。

これらの栄養素を摂取すると、皮膚の問題を防ぐことができます。

環境による脱毛症について

犬種によって被毛の種類も違い、それぞれにあったケアが必要です。
長毛種の場合、日頃から小まめに手入れをしないで放置していると、皮膚のトラブルの原因となり、毛が抜け落ちることもあります。

長い毛の犬は、大変毛玉になりやすく、その上湿気も溜まりやすいため、皮膚のトラブルになりますので、毎日のブラッシングと、定期的なトリミングが必要です。

犬種によっては、サマーカットなどをするためバリカンを使用すると、一時的な脱毛になる場合も有ります。

しっかり、トリマーさんと相談の上、トリミングをお願いするようにしましょう。

犬の被毛や皮膚は清潔に保つことで細菌の発生や寄生虫の予防に繋がります。
常に生活環境を清潔しておくことが大切です。

ストレスによる脱毛症

犬も人間と同じようにストレスと抱える生き物です。
特に老犬になると、運動量が少なくなる、思うように身体が動かないなど、
多くのストレスを抱える様になります。

そのストレスが原因で脱毛症になる犬も少なくありません。

生活環境の変化や、長年一緒に暮らしていた飼い主や家族との別れなどでも、
寂しさのあまり強いストレスを感じます。

一度、ストレスによる脱毛症を治療で治しても、繰り返し起こることが多いと言われています。

犬の場合、ストレスを感じているとみられる行動があります。
それは、体の一部分だけを舐め続ける行動です。

ずっと自分の足の一部分を舐め続けて、皮膚がタダれ赤くなっていたり、ひどくなると脱毛が起こります。

ストレスから来る脱毛症は、飼い主への犬からのSOSのサインと考えましょう。
そのストレスのサインに気づいてあげるのは飼い主しかいません。

特に老犬に場合、少しでも環境の変化に弱くなっています。

いつもより触れ合う時間を長くして、ストレスから愛犬を守ってあげてくださいね。

ノミ・ダニの感染による脱毛

ノミやダニなどの寄生虫に感染して脱毛症になる場合があります。
皮膚炎と同じようにかゆみや赤みなどが見られ、湿疹が出る場合も有ります。

ノミによる感染の場合、耳の後ろや背中・腰などに掛けて赤くなり、脱毛が見られることが多いです。時には、しっぽで見られる場合も有ります。

犬の被毛中に黒い2㎜くらいの虫がいる場合、それがノミです。
寄生虫の場合、自己判断せずに、必ず病院へ連れて行き治療をしてもらうようにしましょう。

その治療は、駆除薬を用いるものや、薬用シャンプーを使用する方法も有ります。
寄生虫の種類によっては、通院の上、薬用シャンプーを使用しての駆除となる場合も有ります。

ただし、老犬にとってシャンプーは負担になる場合も有ります。
シャンプーの時間を短くするなどの工夫は必要です。

病気による脱毛症

皮膚の病気による脱毛

皮膚の病気には、アトピー性皮膚炎や細菌感染などがあります。
これらの病気の場合、脱毛の他にかゆみや赤みなどや湿疹なども多く見られます。

治療法としては、アトピー性皮膚炎の場合はアレルゲン物質を取り除くことが必要です。
フードを替えると治まる場合もありますが、老犬の場合、むやみに食べなれたフードを替えると、食べなくなる場合もありますので、病院などで相談してみましょう。

細菌感染の場合は、薬の投与が必要です。
動物病院を受診し、薬を処方してもらいましょう。

クッシング症候群による脱毛

クッシング症候群は、副腎皮質ホルモンが異常に分泌されることにより起こる病気です。
症状としては、脱毛水分摂取が増え尿の量が多くなると言うものです。

このクッシング症候群は、老犬になるとかかりやすい病気で、8~12歳に発症しやすいです。
お腹が異常に膨れたり、食欲が増えるほかに、糖尿病を患うこともあります。

かかりやすい犬種は、ヨークシャテリアなどのテリア種やプードル、ダックスフンドなどです。

治療法ですが、過剰に出る副腎皮質ホルモンを阻害する薬を投与します。
ゆっくりと時間を掛けての治療となります。

老犬になると、被毛は薄くなる傾向にあります。地肌が見える様になる。一部分のみが抜けている場合は病気を疑う必要があります。

脱毛から病気を発見できる場合もあります。
脱毛の他に異常が無いかをしっかり確認することが重要です。

早めに見つけることで、早期に治療に掛かれます。

また老犬は栄養状態の悪化に伴い、毛のつやが無くなってきたり、脱毛することは多く見られます。早めに獣医師に見せることで治療をすることをおススメします。

老犬の震えや痙攣で慌てない為の基礎知識

愛犬が老犬になり、急に震える様子を見せたり、痙攣を起こした場合、
慌てる飼い主が多いのではないでしょうか?

震えや痙攣が症状として起こる病気にてんかんが有りますが、震えや痙攣すべてがてんかんと言う訳ではありません。

そこで今回は、震えの原因やてんかんの症状などについて詳しくご紹介したいと思います。

是非、参考にされて、愛犬が震えや痙攣をおこしたときに思い出して頂きたいと思います。

震えと痙攣の違いとは

犬が小刻みに震えている場合、それはてんかんではありません。
体を震わせている犬は何かに怯えている場合があります。

しかしながら、怯えからくる震えでなく、体のどこかに痛みを感じ震えている場合があります。

特に背中や腰に痛みがある場合、犬が震えることが有ります。

しかし、この震えと痙攣とは全く違い、痙攣している場合は、体を小刻みに震わせながら、
全身が硬直してしまっている様子が見られます。

その状態を痙攣と言います。また痙攣をしている状態で泡を吹いている場合は、てんかんを考えなければいけません。

では、てんかんとはどのような原因になるのかをご紹介しましょう。

てんかんの原因と症状

そもそも、てんかんとは原因不明の病気と言われています。
てんかんによる痙攣の場合、脳の神経細胞が異常に興奮することから起ると考えられています。

生活環境の変化など、何らかの刺激により起こることが多く、その刺激とは個体差が有り、6ヵ月から5歳くらいの間に発症することが多いです。

てんかんの痙攣は、30秒から2分もしくは3分程度の痙攣が起こります。
痙攣が治まった場合には、何事もなかったように元気にしていることが多く、そのような場合、てんかんで有る可能性が高いです。

普段は何事もなく普通に過ごしているのに、突然痙攣が始まるのもてんかんの特徴です。

てんかんによる痙攣の前に予兆をみせることがあり、ウロウロしたり、不安そうな様子を見せます。このような症状に飼い主が気づくことは少ないです。

痙攣が起きている場合に、やってはいけないことがあります。

  • 大きな声で騒ぐ
  • 犬を揺さぶる
  • 犬を抱きしめる

犬が痙攣を起こした場合、飼い主の方が慌てふためき、オロオロしてこのような、やってはいけないことをしてしまいます。

大声を出すと、それが刺激になり、より重症にさせてしまいます。
くれぐれも注意をしましょう。

また、老犬がてんかんで痙攣を起こした場合、体力的に消耗しますので、
痙攣が治まってからは、必ず安静にさせてください。

老犬の痙攣は、速やかに病院を受診しましょう。

てんかんであった場合は、抗てんかん薬を処方されることが多いですが、
このてんかんと言う病気は、一生涯付き合わなければならない病気であると考えておく必要があります。

てんかん以外に痙攣を起こす病気

犬がてんかん以外に痙攣を起こす病気をあげてみましょう。

ジステンバー

感染症の一種ですが、発熱や食欲不振が見られ、感染率が高く、
体力が無い老犬は注意が必要です。

破傷風

土の中にいる破傷風菌と言うばい菌が、体にある小さな傷口からでも浸入し、
体内に毒素を作りだしてしまう感染症です。

脳腫瘍

脳腫瘍の腫瘍が出来た場所により痙攣が起こります。
脳の局所だけに異常がある場合、部分的に痙攣が起こります。

老犬の痙攣の中で、最も多いのがこの脳腫瘍です。

心臓病による痙攣

心臓発作により起こる痙攣は、興奮した後に起こりやすいです。
痙攣の時間は短く、治まれば普通に戻ります。

犬に痙攣が起こっている場合に、飼い主が落ち着いて行わなければいけないことがあります。

怪我をしてしまいそうな物を片付ける

痙攣により振り回した手などが、物に当たり怪我をします。
速やかに避けてあげる様にしましょう。

痙攣している間の時間を測る

痙攣が治まり、病院を受診するときに、痙攣の様子を報告してください。
その際、どのぐらいの時間痙攣していたかなどの報告が必要です。

痙攣の様子を落ち着いて見守る

慌てず騒がず様子を見ましょう。

痙攣が起こる前の様子

痙攣が起こる前に見られる前兆として「オーラ」と呼ばれる症状があります。

そわそわと落ち着きなく歩き回ったり、急に吠えたり、口元をもぞもぞした動きを見せたり、様子がおかしい場合は、「オーラ」かもしれません。

特に、てんかんの痙攣では、この「オーラ」が出た直後に起こる事が多いです。
様子がおかしい場合、痙攣が起こるかもしれないと心構えをすることも大切かもしれません。

痙攣が起こったあとの様子

多くの場合は、痙攣で体力を消耗している場合があります。
痙攣が治まったあと、しばらくは、ボーっとしていたり、眠ってしまう場合が多いです。
嘔吐物などが有った場合、吐いたものが気管に詰まらないように、顔を横向きにしてあげましょう。

意識が混乱している場合もありますので、その後の様子に充分気を配ってあげてください。

痙攣の症状が見られても、すべてがてんかんと言う訳では無いと言う事をご紹介しましたが、てんかんが原因の場合、それ以外の病気が原因の場合とあり、
見極めるのは大変難しいです。

原因はそれぞれ違っていても、痙攣を起こした場合は、騒がずに痙攣が治まるのを待つのは、どの病気でも同じです。

犬が一度でも、痙攣を起こした場合、医師に診断をしてもらうようにしましょう。

老犬のイボやできものは良性か悪性?色と症状で見分ける原因と治療法

犬の体を撫でているときに、イボやできものを見つけることがあれば、
見過ごすことをせずに、しっかり観察してみてください。

イボやそのできものの色は何色でしょうか?
犬のイボには良性のものと、悪性のものがあり、人に感染するイボもありますので、
見逃さずに、病院に連れて行き治療をすることが必要です。

老犬にできたイボが悪性のガンであれば、比較的進行は遅いですが、
治療を行うことは必要です。

今回は、イボとできものについて詳しくご紹介したいと思います。

そのイボは何色?イボの色で分かる自然治癒可能なイボ

犬は、パピローマウィルスに感染して、イボが出来ることが多く見られます。

このパピローマウィルスによるイボは、発がん性はなく自然治癒するものが多いことがわかっています。

イボの色は、白・黄色・ピンク・赤が多く、感染経路は犬同士の接触で、
直接的に接触が無くても、散歩中などに他の犬のおしっこや唾液などに触れると、そこから感染する場合もあります。

悪性ではないので、数週間もすればポロッと自然に取れてしまいます。

このパピローマウィルスのイボは、人にも感染しますので、直接犬のイボに触ることは避けるようにしましょう。

感染しやすい理由としては、皮膚環境の悪さも影響するようです。

子犬や老犬は、免疫力が低下していることから、掛かりやすいです。
特に、シャンプーのし過ぎや質の悪いドッグフードを食べていると皮膚の水分が低下しているので、感染しやすいと言えます。
注意が必要なイボの色は?

黒・紫・赤黒い色を見つけたら、サイズが小さなイボでも悪性腫瘍のガンである可能性が高いです。

早めに適切な治療を行う必要があります。

小さなイボが段々大きくなってきたり、コリコリとして固くなるようでしたら、かなり危険なイボと考えましょう。

犬の様子をみて、かゆみや痛みが無いようであっても、必ず病院に連れて行き治療するようにしましょう。

かゆみや痛みがあるイボの注意点

どの様な色のイボでも、犬がかゆみや痛みがあることを気にしている様であれば、
注意が必要です。

犬が気にするあまり、掻きむしったばあい、イボの周りが皮膚病になるリスクがあります。
皮膚病は一度掛かると再発することが多いため、必ず完治することをオススメします。

イボを犬が気にするそぶりを見せて、ぺロペロ舐めている姿を見たら、早急に病院へ連れて行き治療を行いましょう。

イボを取る方法とは?その費用とは?

イボが出来て、病院に連れて行くと、まず悪性であるのかの検査をされることが多いです。

もしも、悪性の場合は、摘出手術と行う場合と、放射線治療や薬物治療を行う場合があります。

年齢が若い犬の場合、悪性腫瘍が進行するスピードが早いため、切除手術をするケースが多いのですが、老犬の場合、手術に耐える体力的な問題や他の病気との兼ね合いも考えて、
化学療法や薬物治療をする場合があります。

まずは、検査をして、獣医の指示に従うようにしましょう。
腫瘍の切除手術の費用は、一般的に3~5万掛かるとされていますが、イボのある場所などにもよって変わってきます。

老犬の場合、レーザー治療で焼き切る方法を取られる場合があります。
ただし、悪性腫瘍の場合は、焼き切ったあとを放射線治療して、再発を防ぐ必要があります。

イボやできものができやすい犬と家での治療法

元々体質的に、イボなど皮膚疾患に掛かりやすい犬がいますが、
概ね、免疫力ができていない子犬や、免疫力が低下している老犬ができやすいです。

また、風邪を引いた時には免疫が一時的に低下するので、イボやできものができやすく、
乾燥肌の犬は、イボが出来ると悪化する傾向にあります。

悪性腫瘍でないイボの場合、自然治癒を待つことで治ることが多いのですが、
少しでも早く治るように、飼い主が助けてあげましょう。

ヒマシ油をイボに塗る

とうごまの種子から作られるヒマシ油は、美容と健康に効果があります。
イボの炎症を防ぐレシノール酸が含まれていますので、1日2回ほどイボに塗ってあげることをオススメします。

もちろん、犬が舐めても無害ですので、安心して使用できます。

ビタミンEが効果的

ビタミンEを多く摂ることで、免疫力が上がり、イボの治りを早くさせます。

ビタミンEが多く含まれている食物と言えば、ホウレンソウや卵黄です。
特別に、ごはんを作ってあげると犬も喜びますね。

太陽の光にもビタミンEがたっぷりと含まれています。
お日様の射す午前中に散歩に連れてでるのも、ビタミンEを摂取するには効果的です。

乾燥から守る

老犬の場合、乾燥肌になっている場合が多く、皮膚全体が弱くなっていることが多いです。
部屋の湿度を加湿器などで40~60%に保つことや、保湿スプレーなどで保湿してあげることも必要かもしれません。

老犬などに刺激の少ない乾燥ミストなどを使用して、肌を守ってあげましょう。
たかが、イボ!できものとは考えず、悪性腫瘍である場合のことも考えなければいけません。

犬は、人間の約34倍も皮膚腫瘍に掛かりやすいと言われているのは驚きですね。
そのうちの約20~30%が悪性腫瘍と言います。

毎日のスキンシップで、イボやできものなどを早く発見してあげることで、早期に治療を行い、重症にならずに済みますね。

老犬でも、毎日のスキンシップとケアを忘れずにしてあげるようにしましょう。

老犬にフケが多く出る場合は免疫力低下が原因!その対処方法について

最近、飼い犬の毛に艶が無くなってきたと感じると同時に、大量のフケが出ていることに気づいたと言う経験をした飼い主は多いのではないでしょうか?

このフケは、人間と同じように皮脂の角質や老廃物であり、皮脂が乾燥状態になると落ちやすくなります。

老犬の場合、病気からフケが出る場合もありますので、注意が必要となります。
今回は、その老犬のフケについて考えてみたいと思います。

犬の皮膚はデリケート

人間の皮膚よりも犬の皮膚の方がデリケートのできているようで、角質が大変痛みやすく、
毛に艶がなくなったり、フケが出たりと言う事が起こりやすいです。

犬も年齢と共に老化し、被毛全体もその老化の影響で、変化してきます。
それは、甲状腺機能が低下して起こることが多く、デリケートである皮膚のうるおいを失くして行きます。

皮膚に潤いが無くなると言う事は、乾燥している状態が考えられますので、
大きめなフケがでやすくなります。

皮膚の病気や、ホルモンのバランスを崩していることから起るケースも多く、
定期的にシャンプーをして、ブラッシングなどボディケアをしていても、フケが出る場合、
何かしらの病気の場合が考えられます。

フケの種類によっても、病気の種類が違ってきますので、是非、フケを観察してみてください。

老犬のフケの種類とは?ベトベト?カサカサは脂漏症

脂漏症の場合、フケがベトベトやカサカサしてきます。
また、フケのみではなく、被毛自体もベトベトやカサカサになり、体臭も強くなってきます。

脂漏症の原因とは、甲状腺ホルモンや性ホルモンの分泌異常と言う事が考えられます。
脂肪分の不足もしくは摂り過ぎなどが考えられます。

食事で摂る脂肪分吸収しにくい脂肪分で有った場合や、食事の中に脂肪分自体が不足しているときにも起こります。

老犬の大量のフケ!かさぶたのようなフケに要注意!

ツメダニ性に感染していた場合、犬は痒みのため、しきりに体を掻きむしります。
そのため、皮膚がただれているケースも有ります。

老犬の毛をかき分けて、皮膚をじっくり見ると白いフケがかさぶたのように厚くなっていることがあります。

さらにより深く観察していると、その白いフケのかたまりが動いているのが見えます。
これは、フケを隠れ蓑にして、その下で動いているのが、本物のツメダニです。

じっと見ると分かるように、そのツメダニは一匹ではありません。
大量のツメダニが、フケを押し上げて動かしているのは、気持ちの良いものではありません。

このツメダニは、一緒に暮らしている飼い主にも感染するので用心が必要です。
老犬と一緒の布団などで眠っている場合、感染のリスクが高まります。

フケが出ている場合のシャンプーについて

フケが出るとシャンプーで清潔にしてあげたいと考える飼い主が多いことでしょう。
しかし、過剰なシャンプーはあまり良い結果を得られません。

フケが出ることは、老化が原因と考えられていますが、使用しているシャンプー剤が、
合っていない場合も考えられます。

必ず、犬専用の低刺激シャンプーを使用するようにしましょう。
シャンプー後は、必ず皮膚の状態を確認してみましょう。

被毛が乾燥している場合、犬用保湿スプレーなども売られていますので、使用してみるのことをオススメします。

胃腸機能も衰えている老犬はサプリメントが逆効果

老犬の健康状態を気にして、サプリメントを、愛犬に与えていると言う飼い主は非常に多いようです。

しかしながら、サプリメントの摂り過ぎは、却って健康状態を害するときがあります。
飼い主がバランスよく栄養を摂らせていることが、機能が低下している胃腸に負担を与えている場合があります。

サプリメントの種類を変えるなど、老犬に合ったものを与えたい場合、獣医に相談し、適切なアドバイスをもらう方が良いでしょう。

フケが病気の前兆かも?健康診断の必要性

フケが多く、シャンプーをしたり、保湿スプレーを使用したりと、工夫してきましたが、
フケの出具合に変化が無い場合、内臓疾患であったり、腫瘍が出来ている場合など、
皮膚に影響を及ぼしているのかもしれません。

解決策を講じても、フケが治まらない場合は、たかがフケでと病院などと躊躇せず、受診するべきです。

フケなどの皮膚のトラブルは、保湿とマッサージで血行促進してあげると良いでしょう。
くれぐれも、シャンプー剤のすすぎ残しが有力なフケの原因となります。

日頃のケアとして、毎日のブラッシングが効果的です。
長毛症の犬は、上の毛を捲りあげて、根元から梳かすようにしましょう。

ブラッシングをすることで、ノミ・ダニの原因となる抜け毛も取り除くことができますし、ホコリなども取り除けます。

老犬の場合、皮膚が弱っているため、あまりブラッシングによる刺激は必要ありません。
刺激により肌を傷つけてしまう恐れもあります。

獣毛ブラシなど、皮膚に優しいブラシを使用してあげましょう。

犬のフケの原因は様々です。
特に、老犬にとってフケは、健康を害している場合も考えられます。
くれぐれも早めの治療をしてあげる様にしてください。

老犬が嘔吐する原因は何?病気か中毒かを見分けるポイント

犬が突然嘔吐を始めたら、飼い主は大変驚かれることが多いですが、
犬が嘔吐した場合、大抵は食べ過ぎなどが原因の場合が考えられます。

胃や腸は第2の脳と呼ばれる細胞で、嘔吐と言うのはその胃腸が身体の異常を訴えておこるものです。

強制的に胃の中のものを逆流させて嘔吐することで、身体の内部へ侵入することを防ぎます。

しかしながら、老犬の場合は嘔吐することにより、体力を消耗させてしまうことや、
栄養が摂れないなどで、身体が衰弱してしまうことが考えられます。

老犬が嘔吐した際の様子をしっかり見極めることを必要です。
今回は、その老犬の嘔吐について、詳しくご紹介したいと思います。

是非、参考にしてください。

嘔吐の前に見せるしぐさ

犬が嘔吐する前に見せる、それぞれの兆候がありますので、
是非、知っておくと良いでしょう。

  • 絶え間なく舐める。
  • 胃の筋肉を収縮させる
  • オエッと吐き気の様子を見せる

犬の吐き戻しについて

老犬の場合、散歩中に道端の草を食べて、吐き出すと言う行為を見せます。
これは、胸やけや毛玉を吐くために、有効な行為です。

吐いた後、別段変わった様子が無く、食欲もあれば心配はいりません。

心配な老犬の嘔吐について

老犬が嘔吐する場合、心配しなければならない嘔吐の内容をあげてみましょう。

  • 苦しそうな嘔吐や長く続く嘔吐
  • 異物を誤って飲んだ場合の嘔吐
  • 中毒性のものを食べてしまった場合の嘔吐
  • 何かにぶつかった後嘔吐をした
  • 吐いたものなかに、血や異物が混入している

上記のような嘔吐の場合は、早急に病院に連れていくことが必要です。

嘔吐の原因である病気とその症状

急性胃炎

胃の内容物を繰り返し嘔吐する
胃の粘膜に炎症を起こしている状態です。

嘔吐が続く場合、食べた物が無くなると胃液まで吐くことがあります。
放っておくと脱水症状になる場合があり、老犬にはかなりの負担になります。

急性胃腸炎の場合、治療は「絶食・絶水」ですが、24時間口から食べ物などを入れないことが必要です。

体力が低下している老犬にとって、「絶食・絶水」を24時間は身体にかなり負担が掛かります。大人しくしているようであれば、点滴注射などを行うと、症状を緩和することができます。

胃捻転

胃捻転の原因は、主に食べ過ぎで、胃の中にガスと液体が溜まることにより発酵することで引き起こされます。

若い犬の場合、食べ過ぎが原因ですが、老犬の場合は、ガスなどが溜まることでの胃捻転が多いです。

この胃捻転は、老齢になった大型犬に多く見られる病気で、吐こうとするが吐けずに大変苦しい思いをします。

まれに嘔吐すると、嘔吐物は茶褐色で悪臭がします。
また、よだれを大量に出すことがあります。

一刻も早く病院を受診しましょう。

慢性胃炎

数週間、弱い嘔吐が続きますが、お水を多く飲む場合や、ゲップが続く場合には慢性胃炎を疑いましょう。

この慢性胃炎の原因ですが、老犬の場合は、長期間消化の悪いおやつをもらっていたことですが、急性胃炎を放置していたことで、慢性化したケースが見られます。

胃潰瘍

頻繁に嘔吐を繰り返す。吐瀉物に血や異物の混入が見られる。

胃潰瘍は人間の場合の多くはストレスが原因でかかります。
犬の多くは、肥満砂防種と言う腫瘍や腎不全などが原因とされています。

巨大食道炎

食べてすぐ噴き出すように吐く
食道が伸びきってしまし、胃に食べ物を運ぶことができなくなり、
食べても吐くのを繰り返し、身体が衰弱して行きます。

フィラリア・気管支炎・心不全・肺炎

嘔吐以外に咳や呼吸困難が起こる。

よだれが多く出る嘔吐

よだれが多く出ている場合に嘔吐をする場合、何かの中毒が考えられます。
例えば、農薬などの薬品などを飲んでしまったなどが考えられます。

また、チョコレートを間違えて食べてしまった場合にも、大量のよだれに嘔吐の症状が見られます。
そのような中毒症状の場合、放っておけばどんどん体内に吸収されていきます。
早急に動物病院へ連れて行く必要があります。

また、熱中症の場合も多くのよだれと嘔吐の症状が見られます。
熱中症は、適切な処置を施す必要のある病気です。
犬の体を冷やしながら、病院へと連れて行きましょう。

老犬は、食べ物を飲みこむことが出来ずに嘔吐してしまうことが稀にあります。
人間でも、飲み込むことができずに、誤嚥による肺炎を起こすケースが多く見られます。

肺炎は、ワクチン接種で予防することができます。
できれば、定期的なワクチン接種で予防することができます。

肺炎は、空気が乾燥した冬や、梅雨のじめじめした季節などにかかりやすい病気です。

また、このような胃腸に負担が掛かっている場合、老犬ではゆっくりと食事を摂らせる必要があり、食後直ぐの散歩や運動は避けた方が良いことを覚えておきましょう。

ひとつ注意点があるならば、病院へ行った時には、嘔吐したときの様子や、吐瀉物の形状や混ざっていたもの、犬の様子などをしっかりと伝える必要があります。

しっかりと伝える事で、医師は診断も早く出来るのではないでしょうか?