老犬の足腰が弱って歩けないようになる前に行いたいこと!

犬も人間と同じように、年齢と共に足腰が弱ってくるのは仕方がないことです。
老犬と呼ばれる年齢になれば、全身の筋力が衰え思うように足や腰が動かなくなってきます。

犬も、思うように足や身体が動かすことが出来ない辛さを、きっと感じているのではないでしょうか?

できれば愛犬には、いつまでも元気に動き回ってほしいと考える飼い主は多いと思います。

今回は、足腰が弱って歩けなくなるまえに、老犬が寝たきりにならないように、飼い主がどのようにすれば良いのかを、ご紹介したいと思います。

足の衰えを感じた時こそ運動をさせよう!

人間が足腰の衰えを感じるときは、どんなときでしょうか?

階段の上り下りをきつく感じていたり、日常生活の中で、今まで平気で行えてきたことが、
できなくなる場合があります。

では、犬はどんなときに足腰の衰えを感じるのでしょうか?

  • 歩くスピードが遅くなったとき
  • 歩いているときふらつくことが多くなった
  • びっこを引きながら歩いている
  • 立っているとき、足に力が入らず震えるようになった

など、老犬の足腰が弱くなった場合、この様な様子が見られます。

何気なく見ていると、階段や段差も上り下りがしにくい状態になっている場合があります。
運動することを嫌うようになると、筋力の衰えが起こり、急激に足腰が弱り寝たきりになってしまいます。

できれば、この様な時期こそ、合間を見つけて適度な運動をさせるべきです。
年を取ると、昼間寝ている時間が長い場合、夜に眠れなくなることがあります。
夜眠れない老犬は、飼い主が眠りについた後、孤独で寂しい思いをしなければならず、
可哀想な思いさせてしまいます。

天気が良い日は無理にでも愛犬を連れだし、散歩に行くようにしましょう。
ただし、いつも同じ場所を散歩するのではなく、初めて歩く道など、探検気分で一緒に歩きましょう。

ただし、老犬の歩幅に合わせて、慌てずゆったりと散歩を進めましょう。

老犬の筋力アップトレーニングとは

老犬の足腰の衰えを進行させない為にも、足腰の筋力アップを心掛ける生活をしましょう。
筋力アップと言いましても、無理は禁物です!

室内運動を取入れよう!

ボール投げをしたり・かくれんぼなど、室内でも老犬が体を動かす習慣を作りましょう。
犬のベッドから、エサや水の飲める場所までの距離を離しましょう。
少しでも歩くことで運動になります。

お布団やクッションなどを丸めて、お家に中で坂道を作り昇らせるなどの遊びも、筋力回復に効果が有ります。

ただし、坂道の高い所から飛び降りないように注意をしてあげましょう。

坂道の散歩

普通の散歩コースに加えて、坂道も散歩コースに入れましょう。
出来れば舗装されて道ではなく芝生や土の上を歩かせることで、足腰への負担が少なくて済みます。

筋力アップ体操

足を伸ばして座る犬は元々また関節が弱い場合があります。
股関節周りの筋力をアップさせることで関節への負担を軽減することが必要です。
壁際に犬を立たせて、ゆっくりとお座りとタテを数回繰り返します。
この運動は、壁際を利用することで、足をV字に伸ばしにくくなることから、
正しいお座りを覚えて、股関節の筋力をアップさせることが出来ます。

筋肉ほぐすマッサージ

全身を優しく撫でる・揉むなどのマッサージをすることで、筋肉がほぐれて新陳代謝が良くなります。散歩などに行く前に、筋肉をほぐしてあげてから、連れて行ってあげると良いでしょう。

老犬が歩けない理由が関節の病気の場合

急に老犬が歩けなくなった場合、足が痛くて動けない場合があります。
関節炎やリウマチなどの病気を疑ってみましょう。

お家の中に段差がある場合は、つまずいて転んだりすることがありますので、
気を付けてあげましょう。

関節に痛みがある場合の犬の行動

  • 立てなくなった
  • 関節部分を触られるのを嫌がる
  • 歩き方がおかしい
  • 階段や段差を避けるようになった

この様な場合、骨と骨の間の接触面を保護している軟骨細胞の炎症が起こっている場合があります。
消炎剤や鎮痛剤で痛みを和らげる処置をしてあげましょう。

関節炎の予防には、体重管理をして肥満に気をつけること、適度な運動をさせることが必要です。とは言え、過度な運動はまた関節の負担になりますので注意をしましょう。

お家の階段の上り下りはさせないようにしたいですね。
必要であれば、飼い主が抱き上げて上り下りさせることも必要です。

また、段差は出来れば解消してあげることが望ましいです。

関節炎は一度なると完治は難しく、痛みを和らげる方法として、関節炎の補助的な治療薬、サプリメントを飲ませることも大変効果的です。
グルコサミン・コンドロイチン・オメガ3脂肪酸などが、その代表的なものです。

後ろ足の震えの原因

散歩の途中などに、立ち止まると後ろ足が震えているのを見つけた場合、
筋力が衰え、体を支えているのが辛い場合に起こります。

では、お散歩など歩くことを止めれば良いのかと言えば、それは間違いです。
ますます、筋力を低下させてしまい、本当に歩けなくなってしまいます。

散歩の途中に、休憩を入れるなどして散歩は続けることをオススメします。

足が衰えて、思うように歩けない、痛みがあるなどは老犬にとって、大変なストレスになっています。

リラックスさせることが大切です。

年齢と共に、足腰が衰えるのは、犬も人間と同じです。
老犬になりに、思うように動かない足や身体にもどかしさをも有り、
いら立ちもあるはずです。

その気持ちを汲み取り、寝たきりにならないように筋力の回復を手助けして、
老犬が楽に暮らせるように、手助けをしてあげることあできるのは飼い主です。
愛情を持って接してあげてください。

老犬に負担が掛からないお風呂の入れ方と洗い方について

愛犬が老犬になったときに、注意したことのひとつにお風呂での洗い方があります。

例えば、老犬が寝たきりであった場合や、心臓の病気の場合は負担が掛からないお風呂の入れ方や洗い方をしなければいけません。

そこで、今回は老犬にとって、負担の掛からないお風呂の入れ方や洗い方について、詳しくご紹介したいと思います。

老犬のお風呂の頻度はどれくらい?

健康な犬のお風呂は、最低でも月に一度は必要と言います。
しかし、犬にとってお風呂は体力を消耗するものです。

特に、老犬になってくると若いころよりも疲れてしまいます。
また、心臓の病気にかかっている場合、お風呂の入れ方によっては、命に関わることもありますので、十分注意が必要です。

しかしながら、身体を洗わないと不衛生になり皮膚病になる場合も考えられます。
老犬に適したお風呂の入れ方を心掛けましょう。

シャンプーをすればするほど、清潔になると考えるのは間違いのもとです。
犬の場合、シャンプーをすることで、却って皮膚の免疫力を弱めてしまう場合があります。

特に、免疫力の落ちている老犬の場合は、あまり頻繁にお風呂に入れることは、
体力的な負担になります。

お風呂の入れることが出来ない場合には、ドライシャンプーなどで清潔にしてあげることができます。

その他に、シャンプータオルなども市販で売られていますので、それを活用してみる方法も有ります。

また蒸しタオルで、全身を拭いてあげる方法でも、汚れはおちますので、
水に濡らすことができない老犬の場合には、おススメしたいです。

老犬をお風呂に入れた時の洗い方の注意点

お風呂に入れるときに準備しておきたいものは、低刺激の犬用シャンプー・バスタオル数枚・ドライヤー・ブラシなどです。

途中で水分を欲しそうにする場合、飲み水も準備してあげておきましょう。

お風呂場の床は足が滑りやすく、大変危険です。
そのため、洗い場にバスマットやバスタオルを引いて、老犬の体を洗うようにしましょう。

洗っている最中に足を滑らせて、怪我などが無いように最善の注意が必要です。

手早く洗って手早く乾かすことが大切です。
老犬をお風呂場に連れてくる前に事前準備をするとスムーズに行きます。

シャンプー剤などは、お湯で薄めておくなど用意をしておきましょう。
お湯の適温は、37~38度ですが、お風呂場を必ず換気をしながらのシャンプーにしましょう。

湿度が高いと呼吸が苦しくなる老犬もいます。
途中で、体調が悪くなった場合、速やかにシャンプーを終えてお風呂場から出してあげることが大切です。

もしも寝たきりで有る場合、タライを利用すると楽に洗うことができます。
また、タライよりも赤ちゃん用のバスタブを使用すると、底に水抜きがありとても便利です。

予め、タライの中でシャンプー剤をお湯で薄めておき、寝たきりの老犬を入れて洗います。
お座りや横になったポーズで入ることが出来るので、犬にとっても大変楽に入ることが出来ます。

もしも、全身欲が無理な場合、汚れた部分だけを洗う部分浴をオススメします。
老犬の負担も少なく、時間の短縮もできます。

顔周りは、元気な犬でも洗われることを嫌う場合があります。
嫌がるようなら、硬く絞ったタオルで、丁寧に拭き取るだけにしてあげましょう。

特に、目のまわりや耳の中などは、丁寧に拭いてあげましょう。
お風呂に入ったあとのケアについて

お風呂に入ったあとの注意点は、外との温度差です。
この温度差は、体に負担が掛かりますし、風邪を引きやすくもなります。

体力が落ちている老犬にとって、風邪ひきでも重症になってしまう場合がありますので、注意が必要です。

冬場は、部屋の温度を上げておくようにしましょう。
寒い日には日中のまだ温かい内に入れてあげるようにしましょう。

お風呂から上がったら、しっかり乾燥することが必要です。
タオルでしっかりと拭き取ったあと、ドライヤーでしっかり乾燥させましょう。

ただし、ドライヤーも老犬にかなりの負担となります。
座らせた状態や寝た状態でも、素早く乾燥してあげましょう。

お風呂から上がった後は、ゆっくり休ませてあげることが大切です。

マッサージや温湿布でリラックス効果

お風呂は必ずしも、シャンプーをすることだけが目的ではありません。

例えば、丁寧に全身をマッサージするように拭いてあげたり、
血行促進を目的に温湿布をしてあげることで、老犬もリラックスできます。

老犬は老化により血行が悪くなっており場合が多いです。
そのため温湿布で血行を促すことは、関節や筋肉も柔らかくなり、良い効果があります。

少し高めのお湯でタオルを濡らし、固く絞ったものを、足首に巻いたり、
お腹や首の上、背中などに乗せてあげましょう。

カラダ全体タオルを広げていくと、気持ちが良いので、老犬もじっとしているはずです。
中には、目を瞑り気持ちよさそうな表情を見せてくれる犬もいます。

老犬をお風呂に入れることは、飼い主にとっても大変重労働です。
出来れば、家族の協力の元、二人がかりでお風呂に入れてあげると良いでしょう。

お風呂に入れる事は、寝たきりになった老犬のケアや、痴ほう症の予防にも繋がります。
是非、愛情を持って老犬をお風呂に入れてあげる様にしましょう。

愛犬が老犬になった時に行う犬の認知症・痴呆・ボケのチェック方法と予防法

犬も高齢になると、人間と同じように痴呆の症状のようなものが出て来る場合があります。

昨今、室内で飼うことが増えてきた犬は、寿命が延び、人間と同じように、介護や痴呆症への対策が必要となっています。

老化が原因で脳機能が衰え認知機能の低下が起こってくると、認知機能不全症候群と言う、犬の認知症になってしまうことも多いです。

その認知症にかかった場合の犬は、一日中ぼーっとしていたり、飼い主のことが分からなくなったり、興奮したり不安になったりと感情が上手くコントロールできなくなります。

そこで、愛犬がそのような認知症にかかっているのかを、チェックしてみたいと思います。
今回は、老犬の認知症・痴呆・ボケのチェック方法とその予防法についてご紹介したいと思います。

愛犬は大丈夫?認知症のチェック方法とは

認知症のチェック方法のその前に、認知症・痴呆症・ボケとそれぞれ呼び名が違うのですが、症状も違うのかと言う疑問がわきますね。

痴呆症とは、認知症の昔の呼び名で有り、脳が委縮しておこる病気ですが、
ボケとは、物忘れがひどくなったりと老化によるものです。

病気と言うよりも、加齢が原因の老化の呼び名と考えましょう。

では、まず!愛犬が高齢化にともない認知症にかかっていないかをチェックしてみたいと思います。

  • トイレに失敗する
  • 夜鳴きや無駄吠えが増えた
  • 徘徊をする
  • 昼夜が逆転するため夜に眠れない
  • 学習したしつけや訓練を忘れる
  • 飼い主の呼びかけにも無反応
  • 飼い主の認識が出来ない
  • 徘徊をする。同じ場所をくるくる回る
  • 食欲はあるのに、体重が減ってくる

以上、ひとつでもチェックがある場合は、認知症を疑いましょう。

犬の認知症には精神的不安要素が大きい

老犬の認知症には、老いることで体が思うように動かない、耳が聞こえにくくなる、眼が見えなくなるなど、さまざまな不安が原因で起こると考えられます。

この不安が大きくなるにつれて、認知症も悪化してくると考えて良いでしょう。

その症状に、飼い主はどの様に対応すれば良いのでしょうか?
それぞれの症状ごとに考えてみましょう。

トイレに失敗した場合には、老犬になるとトイレが近くなります。
体を動かすのが辛そうな場合、トイレを寝床の近くに移動してあげることも必要です。

また、ペット用の紙おむつを利用する場合、ペット用の方は値段が高く、人間用の方が安い場合があります。

人間用おむつに、しっぽの穴を開けて使用する方法も有ります。

夜鳴きや徘徊の場合、体のどこかに痛みがある場合も考えられます。
長々と鳴く場合、少し様子を見て、病院を受診しましょう。

寂しくて夜鳴きをしている場合、頭を撫でてあげる、添い寝をしてあげることなどで、安心して眠りつくこともあります。

愛犬が認知症にかかってしまう前に、手立てや予防することはできないのでしょうか?
認知症の予防方法を考えてみましょう。

老犬が認知症にならない為の予防方法

犬も人間と同じように、年と共に体力の低下、脳の衰えが起こってくるのは仕方のないことです。

しかしながら、身体が弱ってきても、認知症や痴呆症などにかからずに寿命を全うする犬もたくさんいます。

その為には、毎日の生活を見直す必要があります。
いつも、ひとりぼっちで飼い主に相手にしてもらえない犬は、脳に刺激が与えられず、認知症になる可能性は高いですね。

最近、アメリカでは犬用の認知障害症候群の治療薬なども研究されているようですが、
まずは、飼い主が犬との生活の中で認知症予防に取り組んでみましょう。

刺激を与えてあげる

人間と同じように刺激の少ない生活を送っていると、犬も認知障害を起こしやすいと言われています。

室内で飼われている犬より、繋ぎっぱなしで室外で飼われている犬の方が、刺激が少なく認知症になりやすい傾向にあります。

まずは、声を掛けてあげること。撫でてあげること。一緒に音楽を聴くことも犬には刺激になります。

老犬でも新しいおもちゃで遊ぶことは楽しいことです。年をとっても新しい遊びを取入れて、話しかけながら遊んであげましょう。

適度な散歩や運動は、脳に多くの酸素を送り込むことができます。脳神経を刺激させて認知障害の予防につなげましょう。

また、散歩時にはいつも同じ道を通るのではなく、時々知らない道を歩いてみることも、犬には良い刺激を与えます。

いつもと違う景色や、ニオイ、音など、初めて経験することは、変化を与え予防になります。

認知症予防になる食事

いつもの食事に、DHAやEPA(不飽和脂肪酸)などを取入れることは、認知症予防に繋がります。

どちらも魚の脂に多く含まれているもので、DHAは、脳や神経組織の機能を高めます。
ま、記憶力や判断力の機能を向上する効果が見られます。

EPAは、血液の循環を良くする効果があります。
血栓をできにくくし、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防する効果が高いです。

ドライフードを魚メインのものに替えるなども有効ですが、手作りのごはんでマグロなど魚を食べさせてあげる方法も良いのではないでしょうか?

もちろん、ペット用のオメガ―3脂肪酸と言われる成分の処方食や、市販されているDHA配合のペット用サプリメントを活用する方法でも、予防効果は期待できます。

このように、認知症を予防するには、「刺激になる運動・遊び」「良質の食生活」が大切です。しかし最も大切なのは、飼い主の声かけ・マッサージを含むスキンシップなど、心の繋がりではないかと考えます。

できれば愛犬には、認知症にならずに、健康な状態で生涯を過ごしてほしいものですね。
そのためには、飼い主が犬が若いころから、老犬になれば起こるであろう病気や症状のケアを心得ておく必要があるのではないでしょうか?

老犬の脱毛は皮膚の病気が原因?効果的な脱毛予防と治療方法

犬の体は多くの毛で身体が守られていますが、この多くの毛のおかげで、
細菌や有害な物質から皮膚が守られています。

この犬の被毛は、水分調節や体温調節に対しても、しっかりとした働きをしてくれます。
しかしながら、犬も年を取ると皮膚の病気などにかかり脱毛になるケースが見られます。

そこで、今回は老犬の脱毛についてご紹介しますので、是非参考にして頂き、老犬の皮膚の病気予防と治療にお役立てください。

老化による脱毛症は病気ではない

老犬に起る抜け毛や脱毛症は、老化現象のひとつと考えて良いでしょう。
全身の毛がうすくなってきたり、白髪が生えてきたり、もっともポピュラーな老化現象です。

しかしながら、食べ物による栄養素が不足していることも考えられます。
オメガ3脂肪酸やビタミンEやCの栄養素を摂取すると、皮膚や被毛に効果が有ります。

これらの栄養素を摂取すると、皮膚の問題を防ぐことができます。

環境による脱毛症について

犬種によって被毛の種類も違い、それぞれにあったケアが必要です。
長毛種の場合、日頃から小まめに手入れをしないで放置していると、皮膚のトラブルの原因となり、毛が抜け落ちることもあります。

長い毛の犬は、大変毛玉になりやすく、その上湿気も溜まりやすいため、皮膚のトラブルになりますので、毎日のブラッシングと、定期的なトリミングが必要です。

犬種によっては、サマーカットなどをするためバリカンを使用すると、一時的な脱毛になる場合も有ります。

しっかり、トリマーさんと相談の上、トリミングをお願いするようにしましょう。

犬の被毛や皮膚は清潔に保つことで細菌の発生や寄生虫の予防に繋がります。
常に生活環境を清潔しておくことが大切です。

ストレスによる脱毛症

犬も人間と同じようにストレスと抱える生き物です。
特に老犬になると、運動量が少なくなる、思うように身体が動かないなど、
多くのストレスを抱える様になります。

そのストレスが原因で脱毛症になる犬も少なくありません。

生活環境の変化や、長年一緒に暮らしていた飼い主や家族との別れなどでも、
寂しさのあまり強いストレスを感じます。

一度、ストレスによる脱毛症を治療で治しても、繰り返し起こることが多いと言われています。

犬の場合、ストレスを感じているとみられる行動があります。
それは、体の一部分だけを舐め続ける行動です。

ずっと自分の足の一部分を舐め続けて、皮膚がタダれ赤くなっていたり、ひどくなると脱毛が起こります。

ストレスから来る脱毛症は、飼い主への犬からのSOSのサインと考えましょう。
そのストレスのサインに気づいてあげるのは飼い主しかいません。

特に老犬に場合、少しでも環境の変化に弱くなっています。

いつもより触れ合う時間を長くして、ストレスから愛犬を守ってあげてくださいね。

ノミ・ダニの感染による脱毛

ノミやダニなどの寄生虫に感染して脱毛症になる場合があります。
皮膚炎と同じようにかゆみや赤みなどが見られ、湿疹が出る場合も有ります。

ノミによる感染の場合、耳の後ろや背中・腰などに掛けて赤くなり、脱毛が見られることが多いです。時には、しっぽで見られる場合も有ります。

犬の被毛中に黒い2㎜くらいの虫がいる場合、それがノミです。
寄生虫の場合、自己判断せずに、必ず病院へ連れて行き治療をしてもらうようにしましょう。

その治療は、駆除薬を用いるものや、薬用シャンプーを使用する方法も有ります。
寄生虫の種類によっては、通院の上、薬用シャンプーを使用しての駆除となる場合も有ります。

ただし、老犬にとってシャンプーは負担になる場合も有ります。
シャンプーの時間を短くするなどの工夫は必要です。

病気による脱毛症

皮膚の病気による脱毛

皮膚の病気には、アトピー性皮膚炎や細菌感染などがあります。
これらの病気の場合、脱毛の他にかゆみや赤みなどや湿疹なども多く見られます。

治療法としては、アトピー性皮膚炎の場合はアレルゲン物質を取り除くことが必要です。
フードを替えると治まる場合もありますが、老犬の場合、むやみに食べなれたフードを替えると、食べなくなる場合もありますので、病院などで相談してみましょう。

細菌感染の場合は、薬の投与が必要です。
動物病院を受診し、薬を処方してもらいましょう。

クッシング症候群による脱毛

クッシング症候群は、副腎皮質ホルモンが異常に分泌されることにより起こる病気です。
症状としては、脱毛水分摂取が増え尿の量が多くなると言うものです。

このクッシング症候群は、老犬になるとかかりやすい病気で、8~12歳に発症しやすいです。
お腹が異常に膨れたり、食欲が増えるほかに、糖尿病を患うこともあります。

かかりやすい犬種は、ヨークシャテリアなどのテリア種やプードル、ダックスフンドなどです。

治療法ですが、過剰に出る副腎皮質ホルモンを阻害する薬を投与します。
ゆっくりと時間を掛けての治療となります。

老犬になると、被毛は薄くなる傾向にあります。地肌が見える様になる。一部分のみが抜けている場合は病気を疑う必要があります。

脱毛から病気を発見できる場合もあります。
脱毛の他に異常が無いかをしっかり確認することが重要です。

早めに見つけることで、早期に治療に掛かれます。

また老犬は栄養状態の悪化に伴い、毛のつやが無くなってきたり、脱毛することは多く見られます。早めに獣医師に見せることで治療をすることをおススメします。

老犬の震えや痙攣で慌てない為の基礎知識

愛犬が老犬になり、急に震える様子を見せたり、痙攣を起こした場合、
慌てる飼い主が多いのではないでしょうか?

震えや痙攣が症状として起こる病気にてんかんが有りますが、震えや痙攣すべてがてんかんと言う訳ではありません。

そこで今回は、震えの原因やてんかんの症状などについて詳しくご紹介したいと思います。

是非、参考にされて、愛犬が震えや痙攣をおこしたときに思い出して頂きたいと思います。

震えと痙攣の違いとは

犬が小刻みに震えている場合、それはてんかんではありません。
体を震わせている犬は何かに怯えている場合があります。

しかしながら、怯えからくる震えでなく、体のどこかに痛みを感じ震えている場合があります。

特に背中や腰に痛みがある場合、犬が震えることが有ります。

しかし、この震えと痙攣とは全く違い、痙攣している場合は、体を小刻みに震わせながら、
全身が硬直してしまっている様子が見られます。

その状態を痙攣と言います。また痙攣をしている状態で泡を吹いている場合は、てんかんを考えなければいけません。

では、てんかんとはどのような原因になるのかをご紹介しましょう。

てんかんの原因と症状

そもそも、てんかんとは原因不明の病気と言われています。
てんかんによる痙攣の場合、脳の神経細胞が異常に興奮することから起ると考えられています。

生活環境の変化など、何らかの刺激により起こることが多く、その刺激とは個体差が有り、6ヵ月から5歳くらいの間に発症することが多いです。

てんかんの痙攣は、30秒から2分もしくは3分程度の痙攣が起こります。
痙攣が治まった場合には、何事もなかったように元気にしていることが多く、そのような場合、てんかんで有る可能性が高いです。

普段は何事もなく普通に過ごしているのに、突然痙攣が始まるのもてんかんの特徴です。

てんかんによる痙攣の前に予兆をみせることがあり、ウロウロしたり、不安そうな様子を見せます。このような症状に飼い主が気づくことは少ないです。

痙攣が起きている場合に、やってはいけないことがあります。

  • 大きな声で騒ぐ
  • 犬を揺さぶる
  • 犬を抱きしめる

犬が痙攣を起こした場合、飼い主の方が慌てふためき、オロオロしてこのような、やってはいけないことをしてしまいます。

大声を出すと、それが刺激になり、より重症にさせてしまいます。
くれぐれも注意をしましょう。

また、老犬がてんかんで痙攣を起こした場合、体力的に消耗しますので、
痙攣が治まってからは、必ず安静にさせてください。

老犬の痙攣は、速やかに病院を受診しましょう。

てんかんであった場合は、抗てんかん薬を処方されることが多いですが、
このてんかんと言う病気は、一生涯付き合わなければならない病気であると考えておく必要があります。

てんかん以外に痙攣を起こす病気

犬がてんかん以外に痙攣を起こす病気をあげてみましょう。

ジステンバー

感染症の一種ですが、発熱や食欲不振が見られ、感染率が高く、
体力が無い老犬は注意が必要です。

破傷風

土の中にいる破傷風菌と言うばい菌が、体にある小さな傷口からでも浸入し、
体内に毒素を作りだしてしまう感染症です。

脳腫瘍

脳腫瘍の腫瘍が出来た場所により痙攣が起こります。
脳の局所だけに異常がある場合、部分的に痙攣が起こります。

老犬の痙攣の中で、最も多いのがこの脳腫瘍です。

心臓病による痙攣

心臓発作により起こる痙攣は、興奮した後に起こりやすいです。
痙攣の時間は短く、治まれば普通に戻ります。

犬に痙攣が起こっている場合に、飼い主が落ち着いて行わなければいけないことがあります。

怪我をしてしまいそうな物を片付ける

痙攣により振り回した手などが、物に当たり怪我をします。
速やかに避けてあげる様にしましょう。

痙攣している間の時間を測る

痙攣が治まり、病院を受診するときに、痙攣の様子を報告してください。
その際、どのぐらいの時間痙攣していたかなどの報告が必要です。

痙攣の様子を落ち着いて見守る

慌てず騒がず様子を見ましょう。

痙攣が起こる前の様子

痙攣が起こる前に見られる前兆として「オーラ」と呼ばれる症状があります。

そわそわと落ち着きなく歩き回ったり、急に吠えたり、口元をもぞもぞした動きを見せたり、様子がおかしい場合は、「オーラ」かもしれません。

特に、てんかんの痙攣では、この「オーラ」が出た直後に起こる事が多いです。
様子がおかしい場合、痙攣が起こるかもしれないと心構えをすることも大切かもしれません。

痙攣が起こったあとの様子

多くの場合は、痙攣で体力を消耗している場合があります。
痙攣が治まったあと、しばらくは、ボーっとしていたり、眠ってしまう場合が多いです。
嘔吐物などが有った場合、吐いたものが気管に詰まらないように、顔を横向きにしてあげましょう。

意識が混乱している場合もありますので、その後の様子に充分気を配ってあげてください。

痙攣の症状が見られても、すべてがてんかんと言う訳では無いと言う事をご紹介しましたが、てんかんが原因の場合、それ以外の病気が原因の場合とあり、
見極めるのは大変難しいです。

原因はそれぞれ違っていても、痙攣を起こした場合は、騒がずに痙攣が治まるのを待つのは、どの病気でも同じです。

犬が一度でも、痙攣を起こした場合、医師に診断をしてもらうようにしましょう。

老犬のイボやできものは良性か悪性?色と症状で見分ける原因と治療法

犬の体を撫でているときに、イボやできものを見つけることがあれば、
見過ごすことをせずに、しっかり観察してみてください。

イボやそのできものの色は何色でしょうか?
犬のイボには良性のものと、悪性のものがあり、人に感染するイボもありますので、
見逃さずに、病院に連れて行き治療をすることが必要です。

老犬にできたイボが悪性のガンであれば、比較的進行は遅いですが、
治療を行うことは必要です。

今回は、イボとできものについて詳しくご紹介したいと思います。

そのイボは何色?イボの色で分かる自然治癒可能なイボ

犬は、パピローマウィルスに感染して、イボが出来ることが多く見られます。

このパピローマウィルスによるイボは、発がん性はなく自然治癒するものが多いことがわかっています。

イボの色は、白・黄色・ピンク・赤が多く、感染経路は犬同士の接触で、
直接的に接触が無くても、散歩中などに他の犬のおしっこや唾液などに触れると、そこから感染する場合もあります。

悪性ではないので、数週間もすればポロッと自然に取れてしまいます。

このパピローマウィルスのイボは、人にも感染しますので、直接犬のイボに触ることは避けるようにしましょう。

感染しやすい理由としては、皮膚環境の悪さも影響するようです。

子犬や老犬は、免疫力が低下していることから、掛かりやすいです。
特に、シャンプーのし過ぎや質の悪いドッグフードを食べていると皮膚の水分が低下しているので、感染しやすいと言えます。
注意が必要なイボの色は?

黒・紫・赤黒い色を見つけたら、サイズが小さなイボでも悪性腫瘍のガンである可能性が高いです。

早めに適切な治療を行う必要があります。

小さなイボが段々大きくなってきたり、コリコリとして固くなるようでしたら、かなり危険なイボと考えましょう。

犬の様子をみて、かゆみや痛みが無いようであっても、必ず病院に連れて行き治療するようにしましょう。

かゆみや痛みがあるイボの注意点

どの様な色のイボでも、犬がかゆみや痛みがあることを気にしている様であれば、
注意が必要です。

犬が気にするあまり、掻きむしったばあい、イボの周りが皮膚病になるリスクがあります。
皮膚病は一度掛かると再発することが多いため、必ず完治することをオススメします。

イボを犬が気にするそぶりを見せて、ぺロペロ舐めている姿を見たら、早急に病院へ連れて行き治療を行いましょう。

イボを取る方法とは?その費用とは?

イボが出来て、病院に連れて行くと、まず悪性であるのかの検査をされることが多いです。

もしも、悪性の場合は、摘出手術と行う場合と、放射線治療や薬物治療を行う場合があります。

年齢が若い犬の場合、悪性腫瘍が進行するスピードが早いため、切除手術をするケースが多いのですが、老犬の場合、手術に耐える体力的な問題や他の病気との兼ね合いも考えて、
化学療法や薬物治療をする場合があります。

まずは、検査をして、獣医の指示に従うようにしましょう。
腫瘍の切除手術の費用は、一般的に3~5万掛かるとされていますが、イボのある場所などにもよって変わってきます。

老犬の場合、レーザー治療で焼き切る方法を取られる場合があります。
ただし、悪性腫瘍の場合は、焼き切ったあとを放射線治療して、再発を防ぐ必要があります。

イボやできものができやすい犬と家での治療法

元々体質的に、イボなど皮膚疾患に掛かりやすい犬がいますが、
概ね、免疫力ができていない子犬や、免疫力が低下している老犬ができやすいです。

また、風邪を引いた時には免疫が一時的に低下するので、イボやできものができやすく、
乾燥肌の犬は、イボが出来ると悪化する傾向にあります。

悪性腫瘍でないイボの場合、自然治癒を待つことで治ることが多いのですが、
少しでも早く治るように、飼い主が助けてあげましょう。

ヒマシ油をイボに塗る

とうごまの種子から作られるヒマシ油は、美容と健康に効果があります。
イボの炎症を防ぐレシノール酸が含まれていますので、1日2回ほどイボに塗ってあげることをオススメします。

もちろん、犬が舐めても無害ですので、安心して使用できます。

ビタミンEが効果的

ビタミンEを多く摂ることで、免疫力が上がり、イボの治りを早くさせます。

ビタミンEが多く含まれている食物と言えば、ホウレンソウや卵黄です。
特別に、ごはんを作ってあげると犬も喜びますね。

太陽の光にもビタミンEがたっぷりと含まれています。
お日様の射す午前中に散歩に連れてでるのも、ビタミンEを摂取するには効果的です。

乾燥から守る

老犬の場合、乾燥肌になっている場合が多く、皮膚全体が弱くなっていることが多いです。
部屋の湿度を加湿器などで40~60%に保つことや、保湿スプレーなどで保湿してあげることも必要かもしれません。

老犬などに刺激の少ない乾燥ミストなどを使用して、肌を守ってあげましょう。
たかが、イボ!できものとは考えず、悪性腫瘍である場合のことも考えなければいけません。

犬は、人間の約34倍も皮膚腫瘍に掛かりやすいと言われているのは驚きですね。
そのうちの約20~30%が悪性腫瘍と言います。

毎日のスキンシップで、イボやできものなどを早く発見してあげることで、早期に治療を行い、重症にならずに済みますね。

老犬でも、毎日のスキンシップとケアを忘れずにしてあげるようにしましょう。

老犬にフケが多く出る場合は免疫力低下が原因!その対処方法について

最近、飼い犬の毛に艶が無くなってきたと感じると同時に、大量のフケが出ていることに気づいたと言う経験をした飼い主は多いのではないでしょうか?

このフケは、人間と同じように皮脂の角質や老廃物であり、皮脂が乾燥状態になると落ちやすくなります。

老犬の場合、病気からフケが出る場合もありますので、注意が必要となります。
今回は、その老犬のフケについて考えてみたいと思います。

犬の皮膚はデリケート

人間の皮膚よりも犬の皮膚の方がデリケートのできているようで、角質が大変痛みやすく、
毛に艶がなくなったり、フケが出たりと言う事が起こりやすいです。

犬も年齢と共に老化し、被毛全体もその老化の影響で、変化してきます。
それは、甲状腺機能が低下して起こることが多く、デリケートである皮膚のうるおいを失くして行きます。

皮膚に潤いが無くなると言う事は、乾燥している状態が考えられますので、
大きめなフケがでやすくなります。

皮膚の病気や、ホルモンのバランスを崩していることから起るケースも多く、
定期的にシャンプーをして、ブラッシングなどボディケアをしていても、フケが出る場合、
何かしらの病気の場合が考えられます。

フケの種類によっても、病気の種類が違ってきますので、是非、フケを観察してみてください。

老犬のフケの種類とは?ベトベト?カサカサは脂漏症

脂漏症の場合、フケがベトベトやカサカサしてきます。
また、フケのみではなく、被毛自体もベトベトやカサカサになり、体臭も強くなってきます。

脂漏症の原因とは、甲状腺ホルモンや性ホルモンの分泌異常と言う事が考えられます。
脂肪分の不足もしくは摂り過ぎなどが考えられます。

食事で摂る脂肪分吸収しにくい脂肪分で有った場合や、食事の中に脂肪分自体が不足しているときにも起こります。

老犬の大量のフケ!かさぶたのようなフケに要注意!

ツメダニ性に感染していた場合、犬は痒みのため、しきりに体を掻きむしります。
そのため、皮膚がただれているケースも有ります。

老犬の毛をかき分けて、皮膚をじっくり見ると白いフケがかさぶたのように厚くなっていることがあります。

さらにより深く観察していると、その白いフケのかたまりが動いているのが見えます。
これは、フケを隠れ蓑にして、その下で動いているのが、本物のツメダニです。

じっと見ると分かるように、そのツメダニは一匹ではありません。
大量のツメダニが、フケを押し上げて動かしているのは、気持ちの良いものではありません。

このツメダニは、一緒に暮らしている飼い主にも感染するので用心が必要です。
老犬と一緒の布団などで眠っている場合、感染のリスクが高まります。

フケが出ている場合のシャンプーについて

フケが出るとシャンプーで清潔にしてあげたいと考える飼い主が多いことでしょう。
しかし、過剰なシャンプーはあまり良い結果を得られません。

フケが出ることは、老化が原因と考えられていますが、使用しているシャンプー剤が、
合っていない場合も考えられます。

必ず、犬専用の低刺激シャンプーを使用するようにしましょう。
シャンプー後は、必ず皮膚の状態を確認してみましょう。

被毛が乾燥している場合、犬用保湿スプレーなども売られていますので、使用してみるのことをオススメします。

胃腸機能も衰えている老犬はサプリメントが逆効果

老犬の健康状態を気にして、サプリメントを、愛犬に与えていると言う飼い主は非常に多いようです。

しかしながら、サプリメントの摂り過ぎは、却って健康状態を害するときがあります。
飼い主がバランスよく栄養を摂らせていることが、機能が低下している胃腸に負担を与えている場合があります。

サプリメントの種類を変えるなど、老犬に合ったものを与えたい場合、獣医に相談し、適切なアドバイスをもらう方が良いでしょう。

フケが病気の前兆かも?健康診断の必要性

フケが多く、シャンプーをしたり、保湿スプレーを使用したりと、工夫してきましたが、
フケの出具合に変化が無い場合、内臓疾患であったり、腫瘍が出来ている場合など、
皮膚に影響を及ぼしているのかもしれません。

解決策を講じても、フケが治まらない場合は、たかがフケでと病院などと躊躇せず、受診するべきです。

フケなどの皮膚のトラブルは、保湿とマッサージで血行促進してあげると良いでしょう。
くれぐれも、シャンプー剤のすすぎ残しが有力なフケの原因となります。

日頃のケアとして、毎日のブラッシングが効果的です。
長毛症の犬は、上の毛を捲りあげて、根元から梳かすようにしましょう。

ブラッシングをすることで、ノミ・ダニの原因となる抜け毛も取り除くことができますし、ホコリなども取り除けます。

老犬の場合、皮膚が弱っているため、あまりブラッシングによる刺激は必要ありません。
刺激により肌を傷つけてしまう恐れもあります。

獣毛ブラシなど、皮膚に優しいブラシを使用してあげましょう。

犬のフケの原因は様々です。
特に、老犬にとってフケは、健康を害している場合も考えられます。
くれぐれも早めの治療をしてあげる様にしてください。

老犬が嘔吐する原因は何?病気か中毒かを見分けるポイント

犬が突然嘔吐を始めたら、飼い主は大変驚かれることが多いですが、
犬が嘔吐した場合、大抵は食べ過ぎなどが原因の場合が考えられます。

胃や腸は第2の脳と呼ばれる細胞で、嘔吐と言うのはその胃腸が身体の異常を訴えておこるものです。

強制的に胃の中のものを逆流させて嘔吐することで、身体の内部へ侵入することを防ぎます。

しかしながら、老犬の場合は嘔吐することにより、体力を消耗させてしまうことや、
栄養が摂れないなどで、身体が衰弱してしまうことが考えられます。

老犬が嘔吐した際の様子をしっかり見極めることを必要です。
今回は、その老犬の嘔吐について、詳しくご紹介したいと思います。

是非、参考にしてください。

嘔吐の前に見せるしぐさ

犬が嘔吐する前に見せる、それぞれの兆候がありますので、
是非、知っておくと良いでしょう。

  • 絶え間なく舐める。
  • 胃の筋肉を収縮させる
  • オエッと吐き気の様子を見せる

犬の吐き戻しについて

老犬の場合、散歩中に道端の草を食べて、吐き出すと言う行為を見せます。
これは、胸やけや毛玉を吐くために、有効な行為です。

吐いた後、別段変わった様子が無く、食欲もあれば心配はいりません。

心配な老犬の嘔吐について

老犬が嘔吐する場合、心配しなければならない嘔吐の内容をあげてみましょう。

  • 苦しそうな嘔吐や長く続く嘔吐
  • 異物を誤って飲んだ場合の嘔吐
  • 中毒性のものを食べてしまった場合の嘔吐
  • 何かにぶつかった後嘔吐をした
  • 吐いたものなかに、血や異物が混入している

上記のような嘔吐の場合は、早急に病院に連れていくことが必要です。

嘔吐の原因である病気とその症状

急性胃炎

胃の内容物を繰り返し嘔吐する
胃の粘膜に炎症を起こしている状態です。

嘔吐が続く場合、食べた物が無くなると胃液まで吐くことがあります。
放っておくと脱水症状になる場合があり、老犬にはかなりの負担になります。

急性胃腸炎の場合、治療は「絶食・絶水」ですが、24時間口から食べ物などを入れないことが必要です。

体力が低下している老犬にとって、「絶食・絶水」を24時間は身体にかなり負担が掛かります。大人しくしているようであれば、点滴注射などを行うと、症状を緩和することができます。

胃捻転

胃捻転の原因は、主に食べ過ぎで、胃の中にガスと液体が溜まることにより発酵することで引き起こされます。

若い犬の場合、食べ過ぎが原因ですが、老犬の場合は、ガスなどが溜まることでの胃捻転が多いです。

この胃捻転は、老齢になった大型犬に多く見られる病気で、吐こうとするが吐けずに大変苦しい思いをします。

まれに嘔吐すると、嘔吐物は茶褐色で悪臭がします。
また、よだれを大量に出すことがあります。

一刻も早く病院を受診しましょう。

慢性胃炎

数週間、弱い嘔吐が続きますが、お水を多く飲む場合や、ゲップが続く場合には慢性胃炎を疑いましょう。

この慢性胃炎の原因ですが、老犬の場合は、長期間消化の悪いおやつをもらっていたことですが、急性胃炎を放置していたことで、慢性化したケースが見られます。

胃潰瘍

頻繁に嘔吐を繰り返す。吐瀉物に血や異物の混入が見られる。

胃潰瘍は人間の場合の多くはストレスが原因でかかります。
犬の多くは、肥満砂防種と言う腫瘍や腎不全などが原因とされています。

巨大食道炎

食べてすぐ噴き出すように吐く
食道が伸びきってしまし、胃に食べ物を運ぶことができなくなり、
食べても吐くのを繰り返し、身体が衰弱して行きます。

フィラリア・気管支炎・心不全・肺炎

嘔吐以外に咳や呼吸困難が起こる。

よだれが多く出る嘔吐

よだれが多く出ている場合に嘔吐をする場合、何かの中毒が考えられます。
例えば、農薬などの薬品などを飲んでしまったなどが考えられます。

また、チョコレートを間違えて食べてしまった場合にも、大量のよだれに嘔吐の症状が見られます。
そのような中毒症状の場合、放っておけばどんどん体内に吸収されていきます。
早急に動物病院へ連れて行く必要があります。

また、熱中症の場合も多くのよだれと嘔吐の症状が見られます。
熱中症は、適切な処置を施す必要のある病気です。
犬の体を冷やしながら、病院へと連れて行きましょう。

老犬は、食べ物を飲みこむことが出来ずに嘔吐してしまうことが稀にあります。
人間でも、飲み込むことができずに、誤嚥による肺炎を起こすケースが多く見られます。

肺炎は、ワクチン接種で予防することができます。
できれば、定期的なワクチン接種で予防することができます。

肺炎は、空気が乾燥した冬や、梅雨のじめじめした季節などにかかりやすい病気です。

また、このような胃腸に負担が掛かっている場合、老犬ではゆっくりと食事を摂らせる必要があり、食後直ぐの散歩や運動は避けた方が良いことを覚えておきましょう。

ひとつ注意点があるならば、病院へ行った時には、嘔吐したときの様子や、吐瀉物の形状や混ざっていたもの、犬の様子などをしっかりと伝える必要があります。

しっかりと伝える事で、医師は診断も早く出来るのではないでしょうか?

老犬が夜鳴きや夜吠えるはなぜ?その原因と解決方法

犬も10歳を過ぎたころから、老年期を迎えるようになり、体力の低下や食欲の減退など、
色々心配事が増えてきます。

時には、人間と同じように認知症の症状を見せる犬もいますので、少しの変化でも
見逃さないようにすることが必要ですね。

特に、老犬になると夜鳴きや夜吠えるような問題行動が多く見られるようになります。
なぜ、夜に鳴く・吠えると言った行動が始まるのでしょうか?

今回は、老犬が夜鳴きをする、夜に吠える原因やその解決方法を調べてみましたので、
是非参考にご覧ください。

夜鳴き・夜吠える原因は不安感かも?

老犬が夜鳴きを始める原因のひとつに、不安や寂しいと言った理由があります。
その様な、不安や寂しいと言った理由の場合、飼い主が側に来て、声掛けをしたり、
撫でると治まることが多いです。

その不安や寂しさはどこから来るのでしょうか?

老犬になると耳が遠くなり、飼い主の声が聞こえにくい、自分が鳴いたり吠えたりするのが聞こえないことから、飼い主が側に居ない不安を感じて、鳴くと言った行為になります。

耳が遠くなったり、目が見えなくなってきて精神的に不安定になり、不安の余り夜鳴きをする犬の気持ちは理解できますね。

しかしながら、夜鳴きや夜吠える行為はご近所迷惑になりますし、
飼い主も家族も睡眠不足になってしまいます。

このような場合の解決方法を考えてみましょう。

不安感から来る夜鳴き・夜吠えるの解決策

夜中に不安になって鳴いている老犬にしてあげることは、優しく声を掛けてあげる、体を撫でてあげるなど、飼い主が側に居ることを感じるだけで、安心して眠ってくれることがあります。

老犬が、いつも飼い主が側に居てくれることで、気持ちが落ち着くのであれば、
夜寝る時に同じ部屋で寝ることも、一つの方法です。

夜中に犬の鳴き声で、近所迷惑や睡眠不足などが起こり、飼い主自身も精神的に不安定になることで、ますます老犬の不安は大きくなります。

飼い主のイライラした態度は、犬は敏感に感じ取るものです。
まずは、飼い主自体もストレスを溜めないことが大切です。

一緒の部屋で眠ることで、老犬の不安感も薄れ、夜鳴き・夜吠える行為が少なくなるのであれば、とても良い解決策ではないでしょうか?

痛みが原因の夜鳴き・夜吠えるとは?

老犬になると、人間と同じように節々が痛むなどの体の不調が起こります。

夜中に関節など節々が痛み、夜鳴き・夜吠えるなどが見られると言うケースもあります。
昼間の犬の歩き方や動き方が、いつもと違っていたりする場合は、どこかに痛みがある場合が考えられます。

是非、一度獣医に相談してみることをオススメします。
関節の痛みを軽減するサプリメントなどの処方をしてもらうなど、犬の痛みを和らげる方法を取ってあげると、夜鳴きが無くなるケースもあります。

昼夜が逆転して起こる夜鳴き・夜吠える場合の解決方法

痴呆や認知症が始まっている場合、体内時計がずれている可能性が考えられます。
昼眠り続け、夜になると目が覚めると言った場合、昼夜が逆転しているので、
夜に、そろそろ散歩の時間かも、食事の時間かもと勘違いを起こします。
その為、散歩に連れて行ってくれない、食事をくれないと勘違いして、飼い主を呼びます。
昼夜逆転の夜鳴き・夜吠える行為は、飼い主を呼んでいると考えましょう。

この様な、昼夜逆転は、昼に出来るだけ眠らせないことで解決できることがあります。

たとえば、

  • 昼間に小分けで何度も餌や水を与える
  • 頻繁に声掛けや、スキンシップを取る
  • 日の当たる場所に犬を移動する

以上のように、昼間に起きていると言ったことが大切です。

日中に起きている、疲れさせることで犬も夜はしっかり眠ることができると考え、
飼い主も、今までより犬と関わる時間を多く持つようにしましょう。

夜鳴き・夜吠えるが始まった老犬について

夜鳴き・夜吠える行為は、老犬の精神的不安から来ることが多いと言うことは、
わかりましたが、痴呆・認知症が原因とすれば、次に寝たきりになる可能性が高いと言うことを理解しましょう。

老齢になり、筋力や体力が衰え、体が動かせなくなってくることから、犬も歯がゆく鳴くことがあると言うことを、飼い主は心得ておくことが必要です。

元気だった愛犬が、老いて寝たきりになる姿など見たくないと、飼い主の多くは考えますが、いずれ訪れる現実であることは間違いありません。

できれば、老犬になって、少しばかり体が弱っても、寝たきりにならず、痴呆にもならず過ごしてくれることを願いますね。

そのためには、日ごろから、出来る限りの愛情を注ぎコミュニケーションを取ること、
若いうちから健康管理をしっかりとしてあげることが大切な事ではないでしょうか?

老齢になると、聴力・視力が衰えるのは致し方ないこと、その分飼い主が側に居ることで安心感を与えてあげて下さい。

視力・聴力が衰えても、嗅覚は衰えていない場合が多いので、大好きな飼い主の匂いがするものを、犬の寝床近くに置いてあげると、精神的に安定する場合がありますので、
試されることをオススメします。

大切な家族である愛犬が、歳を取って老犬になっても、今まで楽しい時間をくれた相棒として、どうか大切に接してあげましょう。

飼い主の愛情を感じることができれば、きっと夜鳴き・夜吠える行為も軽減するのではないでしょうか?

老犬の耳が遠いと感じたら老犬性難聴かも?病気による難聴とのちがいについて

最近、犬の反応が鈍くなってきていると感じた場合、もしかしたら、老化のため、耳が聞こえにくくなってきているのかもしれません。

犬の聴覚は人間の3~4倍と言われており、人よりも、ずっと広い範囲の周波数などを聞きながら暮らしているのかもしれませんが、そこは人間と同じで、歳を取ると耳が遠いと言った様子がみられる傾向にあります。

犬も歳を取ると頑固になったと性格の変化や、痴ほうを嘆く飼い主もいるのですが、
ただ難聴で耳が遠くなり、飼い主の指示の声が聞こえにくくなっているために、反応が鈍くなっていることが多くあります。

しかし問題なのは、この難聴の判断が獣医でも難しいとされていることです。
そこで今回は、犬の老犬性難聴について詳しくご紹介したいと思います。

老犬性難聴になっている場合の見極め方

人が耳の検査をするとき、音が聞こえればボタンを押して知らせると言った、至ってシンプルな検査方法がありますが、この検査を犬に行うことは難く、同じような方法として、
大きな音を出して犬の反応を見ると言う方法で、難聴である可能性を探ります。

犬の寝ているところに、耳元で大きな音を出しても、無反応な場合、難聴である可能性が高いです。

老人性難聴になっている場合の変化としては、

  • 飼い主の声に反応しなくなった
  • お手やおすわりなどの指示に従わない
  • 大きな音に反応しなくなった。例えば、花火や雷の音など

この様な変化が見られたら、耳が遠いと考えて、普段の接し方を変えて行くことが必要です。

耳が遠くなった老犬との生活について

犬の場合、耳が遠いと飼い主が感じた時には、すでに眼も悪くなっている場合が多く、
一般的に、犬の老化の順序としては、視覚の眼、聴覚の耳、嗅覚の鼻と言う順番に衰えていきます。

この様に、感覚機能が衰えて変化してきた老犬に対しては、生活面での配慮が必要になってきます。

例えば、音が聞こえにくくなっている犬は、急に後ろから体に触られることを怖がります。
できるだけ、驚かせないように、前に回ってから身体に触れるなど、注意して犬と接するようにしましょう。

加齢によるさまざまな変化で、犬も戸惑い不安を感じています。
そんな愛犬と、コミュニケーションをとるのは難しいように感じますが、
歳をとっても、優しく触れられたり、撫ぜられたりすることで安心感を覚えます。

飼い主に触れられることで心地よいと思う気持ちは変わりませんので、是非、老犬になっても、優しく体を撫でてあげてください。

飼い主が老犬に対してしてあげられることは。

眼や耳が悪くても、犬が安心して暮らしていける生活環境にしてあげる

眼や耳が悪くなると、あちこちに体をぶつけたり、足元がおぼつかないなどが見られます。
お家になかを、一度見直し、危険なものが無いかなど確認しましょう。

たくさん、犬と接してコミュニケーションととること

飼い主との触れ合いが、犬に取ってこの上ない幸せです。時間が許す限り、側でコミュニケーションを取りましょう。

気分転換に外へ連れ出して、刺激を与えてあげましょう

体調にも問題が無ければ、外に連れ出して、肌で自然を感じさせてあげましょう。
散歩は無理をせず、時には抱っこをしてあげるなどで、工夫してみましょう。

優しく言葉を掛けてあげましょう

耳が遠い老犬でも、飼い主の声は振動となって伝わります。
耳で聞こえない場合も、心で聞こえると言うことがあります。どんどん言葉を掛けてあげましょう。

その耳が聞こえにくい原因は老化が原因?他の病気かも!

老犬の場合、耳が遠いと老犬性の難聴であろうと考えがちですが、
他に病気などが原因の場合も考えられます。

耳が遠くなることが考えられる病気とは、

  • 外耳炎で耳垢が溜まり聞こえにくくなっている
  • 異物の浸入で、耳が塞がれている
  • 耳の中に腫瘍が出来て、鼓膜が破れている

その他、さまざまな原因がありますので、是非、動物病院での診察を受けられることを、おススメします。

難聴の原因が病気の場合、治療によっては、聴力の復活も考えられます。

老人性難聴の犬との生活について

老犬になれば、聴覚が衰えて難聴になることも致し方ありません。
耳が遠いのですから、今までの犬との接し方とは少し変えることが必要になります。

たとえば、「お手やおすわり」などの指示を出す時に、声だけではなく、手の動作も一緒に行うことで、犬も指示が分かりやすくなります。

また、難聴になった場合、高周波の音は比較的聞き取りやすいと言われています。
犬笛やクリッカーなどで、合図を送るようにすることも、良いのではないでしょか。

老犬は、視力の衰えや、聴力の衰えなどで、かなり不安を感じてストレスを抱えています。
そのため、臆病になったり、不安なあまり夜鳴きを始めるケースがみられます。
そこで、飼い主さんの辛抱強い介護が必要になります。

大切な家族である愛犬の老化は、飼い主にとって悲しいことです。
しかしながら、しっかり老化の現実を受け止めて、愛犬が一日でも長生きできる様に、
サポートしてあげましょう。