老犬になると掛かりやすいヘルニアの症状と治療方法

老犬がかかりやすい病気の中で、ヘルニアがありますが、
ヘルニアとは言っても種類があります。

一般的にヘルニアと言えば、椎間ヘルニアが多くみられますが、その他のヘルニアも老犬はかかりやくなります。

今回は、老犬がかかりやすいヘルニアについて詳しくご紹介したいと思います。

ヘルニアの種類

ヘルニアは大きく分けて5種類のヘルニアがあります。
そのひとつひとつはどんな症状で、どのように治療して行くのでしょうか?

鼠径(そけい)ヘルニア

鼠径とは太ももや足の関節付け根のことで、鼠蹊部の隙間から、臓器が飛びだすことで発症します。

その飛び出した臓器により排尿障害へ腸閉塞を併発し、重症になる場合があり大変危険です。

治療法としては、軽度の場合は経過を観察することにより、症状を見ますが、
重症の場合、外科手術をします。

臍(へそ)ヘルニア

おへその穴に臓器が飛び出して発症します。見た目は出べその様な状態になるのが特徴です。腸閉塞を併発する可能性が高いので、早急に医師の診断を受ける必要があります。

臍ヘルニアの原因は先天性のものが多く、生後一年以内に発症することが多いですが、
年齢が高くなっても発症する場合もあります。

経過を観察している内に、自然に治る場合もありますが、腸閉塞の症状がひどくなる場合は緊急手術が必要となります。

会陰(えいん)ヘルニア

主に、老犬のオスがかかりやすい病気で、肛門に臓器が押し出されその周りが膨らみます。
便秘や排便が困難となる場合や、膀胱への影響があった場合、排尿障害になります。

去勢していないオス犬の場合、治療を施しても再発するおそれがあるため、会陰ヘルニアの手術と共に去勢手術を行うことが多いです。

食道裂肛(しょくどうれっこう)ヘルニア

食道裂肛とは、血管や食道が通過できるように横隔膜に開かれた穴のことですが、
先天的にこの穴が大きい場合、胃が穴から飛び出す食道裂肛ヘルニアになります。

症状は胃の逆流による食道炎などになりやすく、治療は基本的に外科手術をなります。

椎間板ヘルニア

ヘルニアの中で一番耳にすることが多い椎間板ヘルニアですが、他の4つと違い、脊椎での発症となります。椎間板とは脊髄で運動による衝撃を和らげる働きをしますが、
激しい運動などで損傷すると、髄核(ずいかく)と言う物質が飛び出します。
その髄核が神経を圧迫し痛みを伴います。

犬の場合、肥満などが原因で椎間板に負担が掛かり、椎間板が変形してしまう場合があり
ます。

犬のヘルニアと言えば、この椎間板ヘルニアを発症することが多く、
症状の重さ別にグレードを5段階に分けることができます。

治療法としては、このグレード2までなら内科治療で様子を見ます。
グレード2の症状としては、足の麻痺、後ろ足の力が弱くなることで、歩くとフラフラするなどの様子が見られます。

後ろ足が全く動かなくなり、後ろ足を引きずり前足だけで歩いている場合、グレード3以上となり、外科手術が必要となります。

ヘルニアの手術費用はいくら?

各ヘルニアの症状により、治療方法は変わりますが、一般的なヘルニアの手術の場合の金額をご紹介しましょう。

・鼠径ヘルニア・臍ヘルニアの場合、検査費と入院費で約3~5万円くらいです。
また臍ヘルニアの場合、開腹手術となるため、約4~10万の手術費用が掛かります。

・会陰ヘルニア・食道裂肛ヘルニアの場合、外科手術の費用が4~7万円です。

・椎間板ヘルニアの場合、外科手術の費用は、約20~35万円です。
内科治療の場合は投薬代などが必要です。

老犬に多い椎間板ヘルニア

ヘルニアのご紹介をしてきましたが、何といっても椎間板ヘルニアを発症する犬が多く、
特にかかりやすい犬種としてあげられるのは、胴長短足の子が多く、ダックスフンド・コーギー・シーズー・
パグなどです。

特に加齢による椎間板の変形やズレなどが原因の場合が多く、年齢に合わせた食事と運動管理が大切です。

初期段階では、患部に痛みを感じるため、触られることを嫌がります。
足がふらつく、前足が動かない麻痺症状がある場合と、排尿が上手くできない排泄障害を見せることも有ります。

立ち上がるのに時間掛かってしまう。歩き方がおかしい。動くことを億劫がるなど、
少しでも普段の生活と比べて、異変があれば動物病院で相談することをおススメします。

万が一発症した場合、治療法は犬の年齢・体力などで決まってきます。
その犬の症状に応じで決めていけば良いのではないでしょうか?

ヘルニアはどの種類においても、早期発見が一番です。
日頃より愛犬とのスキンシップを密にとり、少しの変化でも気づいてあげることが大切です。

またヘルニアの手術をした場合、術後はマッサージを行うなど、回復を早める効果を期待できます。

老犬になるとさまざまな病気にかかりやすくなります。
日頃から、愛犬の様子をしっかりと確認し、少しでも異変を感じるたら、
医師に相談し治療法を決めましょう。

病気の原因になる老犬の肥満の解消方法!老犬のダイエット方法について

老犬が肥満で身体が重いとどうなるでしょうか?
腰や足などに負担を掛けることになり、健康を害してしまうことにもなり兼ねません。

そこで、老犬に取って肥満大敵で有ると考えて、
可愛いからと美味しい物をたくさん与えすぎるなどと言うことの無いようにしなければいけません。

今回は、老犬にとって無理のない肥満解消についてご紹介したいと思います。
飼い主の方も、愛犬と一緒にダイエットに励んでみてはいかがでしょうか?

老犬を肥満させてはいけないのは何故?

人間が肥満になると身体に悪いことは、ご存知の通りですが、
糖尿病や高血圧、心疾患など生活習慣病を悪化させてしまう心配があります。

それと同じで、犬でも肥満になれば人と同じように、糖尿病にもなりますし、
心臓に負担を与えることにもなります。

特に老犬になってからの肥満は、若い時以上に健康を害するものとなります。
肥満は内臓への負担が大きいことから、心臓病や糖尿病のほかにガンへのリスクも大きくなります。

また、肥満で体重が重い分、膝や腰にも負担を与えて関節炎や腰痛になることが多いです。
肥満の犬の場合、重い体重が必要以上に関節に負担を掛けることになり、
関節炎を引き起こします。

関節炎は、肥満に限らずなりやすい問題です。
中型犬以上の犬は、年齢があがるにつれて関節炎にある確率が上がってきます。

ダックスフンドやコーギーのような足の短い胴長タイプの犬種は、肥満になると胴体が沈み、それが続くと腰痛になります。

腰痛や関節炎になった老犬は、痛みで運動することが辛いので、食事療法で体重を落とすことを考える必要があります。

老犬に運動をさせてダイエットする方法

老犬が肥満であるために、腰痛や関節炎を引き起こしているのであれば、激しい運動は禁物です。

それは運動をさせることで、腰や関節への負担が大きくなるからです。

しかしながらカロリーを消費させるには、何か体を動かす必要がありますね。

できれば足腰に負担が掛からない様に、芝生や土の上で遊ばせると良いのですが、
むずかしい場合、日常的に無理のない散歩を心掛けましょう。

老犬は食生活でダイエット

運動が難しい老犬には、食べ物でのダイエットをオススメします。

食べることでのダイエットと言えば、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすと言うことになりますが、運動での消費カロリーが見込めない老犬では、
摂取カロリーを減らすことが重要になってきます。

まず行ってはいけないことは!
人間の食べ物を与えないことですね。

人間の食べ物はカロリーが高く、栄養素も犬には適していないものが入っています。
可愛い愛犬のことを思うのであれば、人間の食べ物は与えないと言うことを徹底しておく必要があります。

また、犬専用の食べ物でも高カロリーの食べ物は、老犬の内臓には負担が掛かり過ぎます。
質の良い低カロリーの食べ物を与える様にしましょう。

犬は飼い主に与えられるものしか、食べることはできないので、必要分しか与えなければ確実にダイエットは成功します。

可愛い愛犬がひもじい思いをしていると可哀想と思う場合、
一日に同じ量のドッグフードを食べさせるのであれば、1日2回を、
数回に分けて与えてみてください。

少量でも頻繁にもらえると、たくさん食べた気分になり空腹を紛らわすことができます。

毎日食べさせるドッグフードを選んでみよう!

犬に食べさせるドッグフードですが、各年齢に応じたドッグフードを与える様にしていますか?

ドッグフードには、各年齢や各犬種に合わせたものがあります。
カロリーの少ないダイエット用のドッグフードを与えるようにすると、
体重減少に繋がります。

またシニア用のドッグフードでも、低カロリーで栄養バランスが考えられており、
体重増加をしないように作られています。

しかしながら、ダイエット用やシニア用のドッグフードは多く店頭に並んでいます。
どれが、愛犬に合ったものか迷ってしまいますね。

そんな場合、掛かりつけの獣医に相談してみると、犬に適したドッグフードを教えてもらえます。

ダイエットカロリーを与える場合の注意点としては、栄養素が不足する場合があります。
そんな場合は、不足した栄養素をサプリメントで摂取する方法をおススメします。

その他の肥満要因

睡眠不足は、肥満との関わりが大きく、
脳細胞が分泌するレプチンと、食欲を抑えるホルモングレリンの関わり方などを良く考えて利用して見ましょう。

また、便秘ぎみの犬は肥満に気を付ける必要があります。
腸内環境を良くすると肥満の解消に繋がります。

食物繊維の多い食べ物や、水分補給も十分にさせてあげましょう。
一度に過激な運動をさせるような、ダイエットは厳禁です。

また、食事を抜くような過激なダイエットは大きな間違いです。
必ず、飼い主の家族が気持ちをひとつにして、ダイエットを実施しましょう。

肥満解消のダイエットは老犬の健康のためにも重要な行為です。
是非、愛犬の健康状態を確認しながら、肥満解消をしてあげましょう。

老犬の食糞は痴ほう症が原因?食糞の対処方法

犬がウンチを食べてしまうと言う話を聞くと、そんな汚いことをするのかと思いますが、
実は、ウンチを食べると言う行為は、犬に限らず、他の動物でも行うことがあります。

しかしながら、犬が高齢になり、老犬となったときから始まる食糞行為は、痴ほうが原因の場合があります。

そこで、今回は動物の食糞についての説明と、痴ほうによる老犬の食糞行動の原因と対処方法を詳しくご紹介したいと思います。

動物が食糞を行う理由とは?

犬は、痴ほうが原因の食糞の他に、子犬の頃から食糞癖のある犬もいますが、
身近なところでは、ウサギやハムスターに猫も食糞をしますし、象やパンダ、カバなど大柄な動物も、食糞行為をします。

その理由は、母親が生まれた仔の排泄物を衛生面のために食べたり、獲物を狙いに来る敵の嗅覚に触れないようにするための場合と、腸内バクテリアの作り出したビタミンBやKを摂取するためとも言われています。

子犬や成犬でも、この食糞行為をする犬は多く、腸内環境を整えるために行っているとも言われていますが、まだまだその原因は多くあります。

では、犬が食糞をする主な理由をあげてみましょう。

食事量が足りない場合

食事の量が足らず、いつも小腹が空いた状態であるため、ウンチを食べるのは、空腹をごまかすために行っています。

エサの種類を変えたため

今まで与えてきたドッグフードから、他のドッグフードに替えた場合、新しく食べた物を消化吸収できずに未消化でウンチが出た場合、ウンチのニオイから、まだ食べられると判断したために食糞をします。

飼い主の気を引きたいため

お留守番など長くさせると、寂しさのあまり食糞をする場合が有ります。

その他、ストレス解消や、退屈しのぎ、飼い主のまねなど、色々な理由があります。
そして、老犬が急に食糞を始めた理由が、痴ほう症が原因の場合があります。

痴ほう症の老犬が食糞をする理由

一般に老犬とは、10歳になったころからのことを言いますが、痴ほう症になるのは、13歳ころからが多く、痴ほう症になりやすい犬種と言うものは、特にありませんが、
生活してきた環境で、なりやすい犬と判断できます。

たとえば、室内で飼われていて、1匹でお留守番をする時間が多かった犬は、痴ほう症にかかりやすいと考えられます。

それは、人と同じように、刺激が少ない生活や、人とのコミュニケーションが少ない生活をしていることが、痴ほう症になりやすいと考えられるからです。

では、痴ほう症の具体的な症状の主なものをあげてみましょう。

  • ぼんやりしていることが多くなった
  • 飼い主が識別できない
  • 症状が無表情になる
  • 夜中に単調な鳴き声をあげる
  • 失禁が見られ、トイレが上手くできなくなる
  • 食糞を始める

痴ほう症の犬が何故食糞を始めるのでしょうか?
これは、ウンチを食べていると言うことを認識していない場合が多く、
自分が何をしているのかを理解せずに、食糞行動を起こしていると考えられます。

老犬が食糞をするのを防ぐ方法

老犬が食糞をするからと言って、24時間寝ずに番をするわけにもいきませんが、
犬がウンチをした習慣に、すばやく片付ける方法が、一番の得策です。

痴ほう症になった犬に、新たなしつけをしようと考えても、難しいと考えられます。
したがって、食糞を防ぐ方法は無いと考えられます。

しっかりトイレトレーニングが出来上がっていた犬も、痴ほう症になると、
どこでも、所かまわず、ウンチやおしっこをしてしまう場合があります。

また、痴ほう症が進めば、意識なく垂れ流してしまうことも起こります。

犬は元々清潔好きな動物です。自分の寝床はいつも清潔にしておく習性が有り、寝床廻りでの排泄はしない犬が多いです。

しかしながら、痴ほう症になると、そういう事も忘れてしまう場面にも出くわします。
若い時には考えられない行為を行うのも、老犬になり痴ほう症のためだと考えましょう。

愛犬が、老犬になり食糞をする姿を見たり、トイレの失敗を見ると、つい叱りたくなりますが、老犬のトイレの失敗は当たり前くらいの大きな気持ちで、感情的になり、大きな声で叱るなどは、しないようにしましょう。

叱っても、老犬にストレスを与えるだけです。

垂れ流しなどがひどい場合、犬用のオムツの使用も検討してみましょう。
その場合、お尻の周辺の毛をあらかじめカットしておくことと、排泄後の処置がスムーズに行えます。

また少しでも、脳の活性化が出来る様に、脳に刺激を与えてあげましょう。
その方法とは、

散歩に連れ出すことも、一つの方法です

できれば、散歩コースを変えることや、歩く速度を変えてみるなど、脳に刺激をあたえてあげましょう。

若く元気だった愛犬が、年老いて老犬になったときに、飼い主はどの様に接すれば良いのでしょうか?
トイレの失敗や、食糞行為を汚いこととして叱らずに、老犬となった愛犬の介護をしっかりとしてあげることが、飼い主としての責任ではないでしょうか?

どうしても、飼い主だけで対処が出来ない場合などは、近年では老犬ホーム増えてきていますので、その利用も選択枠のひとつとして考えておきましょう。

老犬だって散歩は大好き!老犬に無理のない散歩や運動をさせるメリット

愛犬も高齢になって来ると、大好きであった散歩を億劫がり、行きたがらないことが増えてきます。

しかしながら、放っておくと筋肉量が落ち、ますます散歩などの運動が嫌いになります。

できれば、老犬になっていても、無理の無いように散歩に出かけて、運動量を増やしてあげてください。

今回は、そんな老犬の散歩や運動についてご紹介したいと思います。

愛犬を寝たきりにしたくないなら運動量を増やそう!

老犬になった犬の一日は、ずっと寝て暮らしている時間が多いですか?
もしも、大人しいからと散歩にも行かず、家でゴロゴロさせてばかりでは、
犬の筋肉量は落ちます。

運動させない理由は、

  • 散歩に行きたがる様子を見せないので、散歩に連れて行かない。
  • 寝ている時間が多くなっているので、起こしては可哀想なのでそのまま眠らせている。
  • おもちゃに興味を示さないので、一緒に遊ぶことがなくなった。

以上のような理由でしたら、運動をさせないために衰えが進行していきます。

寝たきりになる前に、運動が出来るうちは運動をさせることが必要です。
飼い主も、面倒がらずに、一緒に運動してあげることが大切です。

運動とは?歩かせること室内遊びを取入れること

運動と言っても、あまり過激なものは老犬の体の負担にもなり兼ねません。

軽く散歩をすることだけでも良いのですが、いつもと違う散歩コースを歩いてみると、
老犬にとって刺激となります。

特に、昼間に寝すぎると夜眠れないと言う悪循環は、食欲が衰えたり、
肥満に繋がりやすくなります。

眠っているときに可哀想かもしれませんが、起こしてでも外に連れ出しましょう。
無理強いするのではなく、遊びを取入れたりしながら散歩は楽しいものと認識させましょう。

また、室内でも遊ぶことはたくさんあります。
ボール投げや、かくれんぼや、おもちゃの引っ張り合いなどは、かなりエネルギーを使用します。

おやつを上手く使いながら、体を動かすようにさせましょう。

筋力アップの運動を行いましょう

人間でも同じことですが、犬にも筋力アップは必要です。
散歩や運動を行うことで、日頃から、足腰の筋力アップが期待できます。

特に坂道の散歩は筋力アップに効果があります。
普段行く散歩コースに坂道を選んで歩くようにしましょう。

できれば、コンクリートの道ではなく、芝生や土の上を歩かせることで、
足腰の負担が無く、運動が出来ます。

疲れたら休憩を入れながらも、しっかり坂道を上るようにしましょう。

老犬と散歩に行くときの心得

犬は脚力が落ちた分、極端に衰弱が進む場合があります。
その為できるだけ散歩には連れて出るようにしましょう。

老犬であるのに肥満である場合、関節などの負担が大きくなります。
また、他の病気の心配も出てきますので、肥満にならないように若い内から健康管理が必要です。

では、散歩に出る準備をしてみましょう。
足を引きずったり、痛がる素振りを見せていませんか?

足の痛みの確認をしてあげましょう。
もし、傷があったり、伸ばしたり縮めたりの動きで痛がる様子が有れば、
散歩を中止して、病院に連れて行くことが先決です。

また歩き始めた際に、呼吸が乱れたり咳をするようなことが無いか確認をしましょう。
その様な兆候が見られたら、心臓病の疑いもあります。しっかり見極めることが大切です。

体の負担がなさそうな場合、散歩をスタートしましょう。
老犬の場合、歩くのが遅くなっている場合がありますが、
無理強いせずに、ゆっくりした歩調で歩くようにしましょう。

もし散歩の途中で嫌がるそぶりを見せた場合、少し止まって様子を見てから、歩くことを促してみましょう。

それでも、嫌がる場合何か原因があるのかもしれません。
少し抱っこしてあげるのも良いでしょう。

しかし、ちょっと嫌がるそぶりを見せれば、歩かなくて済むのだと犬が覚えた場合、
毎回抱っこをせがまれるようになりますので、注意が必要です。

本当に身体が弱って歩けないのか、何か嫌なものがある道だから、抱っこをせがむのか、
よく見極めましょう。

その他の散歩の注意点

老犬になると、暑い寒いなどの自覚が薄くなりますが、体は相当に堪えるものです。

散歩時の気温の変化には十分な配慮が必要です。
老犬は、暑さだけではなく、寒さにも弱くなっています。
暑さ対策には、水分補給が大切です。常に新鮮な水を持参しておく必要あります。

また、寒い日には短毛種の犬には、洋服を着せてあげるだけで、気温調節ができます。
散歩に外に出るまでに、家の中で体を温めておくようにしましょう。

もしも歩けなくなった場合には!

老犬が歩けなくなったら、もう寝たきりになってしまって良いでしょうか・
足腰の筋力が落ち、例え歩けなくなっても、外には連れ出してあげましょう。

外の新鮮な空気を吸うことで、脳への刺激を受けることになります。
小型犬で有れば、抱っこをしたり、キャリーバックに入れて散歩をしてあげましょう。

また中型犬や大型犬の場合、専用のカートなどが売り出されていますので、利用してみるのも良いかもしれませんね。

老犬の散歩の目的は、若い時の運動量の確保のだけではなく、気分転換や脳への刺激での認知症などの防止にも繋がります。

できるだけ、愛犬と話しながら歩くようにしましょう。
コミュニケーションも取れて、愛犬は安心して散歩に出かけることができます。

散歩中・散歩後には小まめな水分補給を忘れないようにして、大切な愛犬との時間を過ごしてくださいね。

老犬が寝たきりになった場合の正しいケアと介護方法!飼い主の覚悟について

あんなに元気でわんぱくであった愛犬が、年と共に弱ってくると、切ないような寂しい気持ちになりがちですね。

長い年月家族として楽しく暮らしてきたことを思うと、老犬になった犬の介護も飼い主の責任です。

たとえ寝たきりになっても可愛い愛犬には変わりはありません。
正しい介護で、少しでも楽に過ごさせてあげたいですね。

そこで、今回は寝たきりになった老犬の正しい介護の方法をご紹介したいと思います。
役に立てて頂ければと思います。

寝たきりになった場合に起る床ずれについて

犬も人と同じように寝たきりになったとき、気を付けなければイケないのが床ずれです。

床ずれとは、寝たきりになった体は動かすことができないため、寝返りができません。
そのため、骨が出っ張ってくることがあります。

このような状態が続くことにより、床や寝具などに触れている部分にのみ体重が掛かることにより、体の一部が圧迫され続けて血行が悪くなります。

血行が悪くなると、組織が壊死することを床ずれと言います。

床ずれは、皮膚正面の組織が壊死するので、皮膚は破れ穴が開いたような状態になります。進行すると、骨まで見える様になるまで進行します。

床ずれになりやすいと言われているのは、大型犬や中型犬で、特に痩せている犬がなりやすいです。

重症になると、非常に治りにくくなり時間が掛かるため、寝たきりになった場合、その予防が必要です。また軽症のうちに発見して悪化させないようにすることが大切です。

床ずれの進行状況

床ずれを起こす時には、すぐに重症化する訳ではありません。
徐々に進行して行くのですから、早期に発見して手当てをすれば、軽度で食い止めることができます。

その進行状況として見受けられるのが、

  • 圧迫されている部分の被毛が擦り切れたり、抜けて薄くなる。
  • 怪我薄くなった部分が赤くただれている。
  • 赤くなった皮膚が水ぶくれを起こし、放置していると水ぶくれが破れる。
  • 破れた皮膚がタダれジュクジュクしてくる。

このジュクジュクしているのは、膿が出ている状態で、犬の取っても大変傷みがある可哀想な状態だと考えましょう。

サインを発見しても、時間を置くとどんどん進行して行くこの床ずれです。
床ずれのサインを見逃さずに、早期に発見して、病院を受診しましょう。

床ずれの予防方法

床ずれは、一度できると治り具合が悪く、できるだけ床ずれを作らないことが大切です。
どのような方法で床ずれを予防する事できるのでしょうか?

定期的な体位変換をする

寝たきりになると、自力では体を動かすことが出来ません。
介護する人が、定期的に向きを変えてあげることが必要です。

定期的に、体の向きや体位を変えてあげることで、圧迫部分の血流の回復ができます。

体重の重たい、中型犬や大型犬は寝かせたままであると、背骨に負担が掛かります。
姿勢を変えるときには、できるだけ背骨に負担掛からないようにしてあげましょう。

ベッドのマットなどを改善する

可能であれば、犬介護用の床ずれ防止ベッドなどを購入してあげることです。
この床ずれ防止ベッドは、体の圧迫を分散したり、衛生面にも考慮されています。

しかしながら、床ずれ防止ベッドで寝かしていても、床ずれになりやすい場所には、
ドーナツクッションをあてがうことで対処ができます。

このドーナツクッションですが、老犬介護用に売られているものも有りますが、
タオルをねじってドーナツ型にすることで、応用できます。

清潔を心掛ける

寝たきりの状態になると、排泄物にも配慮が必要になります。
漏らしてしまうなどを考量して、ペットシーツなどを事前に敷いておくと良いでしょう。

オムツの場合はこまめに交換してあげることも重要ですし、毎日、皮膚の状態を観察しましょう。

マッサージの効果

寝たきりになった老犬は、血行が悪くなり、血液やリンパの流れも滞っています。
そのため、マッサージをしてあげることで、床ずれ予防にも効果が見られます。

むくみがちな前肢・後肢を下から上に向かってマッサージをします。
この場合、心臓に向かってマッサージをすることが大切です。

あまり強すぎず、撫でる様にしてあげると効果が見られます。

家庭での処置方法

床ずれを早めに見つけて、医師に診てもらうこと治癒が望めますが、
壊死してからの治療になりますと、介護する飼い主も大変です。

壊死した部分には皮膚のニオイでハエが集まってきたり、ハエが卵を産みウジがわく場合があります。

壊死した部分にはハエがたからない様に、傷口を覆っておく必要がありまし。

壊死した部分にウジが湧いているのを見ることになると、かなり気丈に世話をしている飼い主でも逃げ出したくなる気持ちが湧いてくることも考えられます。

しかしながら、犬を飼い始めるときに、一生この犬の面倒を見ようと決めたのではないでしょうか?

若い元気なうちだけ遊んで、介護が必要になった今、放置するようでは飼い主失格です。
人間と同じように、犬も老犬なり介護が必要になる日があります。

どうか犬を飼い始めるときには、年老いて老犬になった時のことも想像してみましょう。
最後まで責任を持って世話することの覚悟が飼い主には必ず必要ですあると思いますね。

老犬の苦しそうないびきは病気のサイン?いびきで可能性のある病気とは

犬がぐっすり眠っているのを見ていると、突然いびきを掻きだす時がありますね。
可愛い寝顔に不似合いな、グーグーガーガーと人間顔負けのいびきを掻く犬もいます。

そのいびきを掻く姿を見ている、とても可愛い寝姿で、思わず微笑んでしまいますが、
実は、いびきには正常ないびきと病気によるいびきがあります。

特に老犬が急にいびきを掻きだす時には、何か病気のサインかもしれませんので、
見逃すわけにはいきません。

今回は、そのいびきが出る原因やその対処方法についてご紹介したいと思います。

いびきを掻く原因とは?

犬がいびきを掻く仕組みは人間と同じです。
寝ている間に何らかの原因で、鼻やのどが狭くなり、呼吸をする場合に、
そこに引っ掛かり音が出ることが見受けられます。

そこで、いびきを掻きやすい原因をあげてみましょう。

肥満の犬の場合

太っていると、のどの周辺に脂肪が溜まり、のどが狭くなっているのが原因です。
そのため、いびきを掻くことがあります。

環境によるもの

家族がたばこを吸う環境でのいびきは、筋肉が弛緩して機能が狭くなっているところに、いびきを掻きます。

犬種によるもの

パグやシーズーのような鼻の短い犬は元々呼吸がしにくく、それが原因で、いびきを掻くことがあります。

特にいびきを掻きやすい犬種は短頭種と言われる犬種です。

鼻詰まりによるもの

鼻水などが溜まっていると空気の通り道が塞がれて、いびきの原因になります。
鼻水の原因がアレルギーの場合は、お部屋の空気を綺麗にしてあげたり、
犬の寝床を定期的に掃除をすることをオススメします。

病気が原因でいびきを掻くケースとは

病気によるいびきは最も怖いもので、気管や鼻、のどに異常が起きることにより、いびきを掻くことが起こります。

では、いびきの原因が病気の場合について考えてみましょう。

気管虚脱

気管虚脱は、呼吸の通り道である気管の形が正常でないことから、起こります。
特に老犬に多く見られ、完治はむずかしいと考えられています。

軟口蓋過長症

軟口蓋過長症は、口の上あごから鼻に向かって伸びる硬口蓋と言う部分が長くなって、呼吸がしにくくなる病気です。
呼吸がしにくい為、いびきを掻くことがあります。

心臓病

心臓病の場合、じつはいびきを掻ているのではありません。いびきに似た音が発生していると考えましょう。

特に最もかかりやすい心臓病は心臓肥大ですが、食生活が原因の場合が多く、
犬がいびきとともに咳をする場合は、この心臓肥大を疑う必要があります。

心臓肥大は、治療も困難で他の病気も誘発することがあります。
予防法は、高たんぱく、高脂肪、塩分の高い食べ物は与えないようにしましょう。

また、適度な運動とストレスを溜めこまないようにしてあげましょう。

鼻腔の腫瘍

鼻腔に腫瘍が出来ている場合、気道をふさぎいびきを掻くことがあります。
犬の鼻腔に腫瘍ができるのは、まれなことですが、多くの場合悪性であることが多く、手術が困難な場所なので、手術は不可能だと考えましょう。

この鼻腔の腫瘍ができやすい犬種は、シェルティやコリーなどの鼻が長い長頭種です。
いびきの他に鼻に何かが詰まったような呼吸をしたり、鼻水が出たり、鼻血が出る場合もあります。

また、顔の腫れが目立つようにもなります。
治療法は、抗がん剤投与もしくは放射線治療をします。

老いたことによるもの

高齢になると筋肉が衰えて気管を圧迫することがあります。
ある日突然、いびきを掻きだした老犬の場合、速やかに病院を受診しましょう。

いびきを掻く環境から掻かない環境に

犬がいびきを掻く原因が病気でない場合、どのようなことが考えられるでしょう。
その対処法を考えてみましょう。

体勢を変えてあげよう

犬は寝方によっていびきを掻く場合があります。
そっと体制を変えてあげるだけで、いびきを止めることが出来ます。

適度な運動は必要!

肥満はいびきの原因なることが多く、他の病気にもなりやすいので、
いつもより長い散歩や、たっぷりの運動をすることで、体重減少をさせましょう。

お家の空気を換えよう!

犬などの動物を室内で飼う場合には、クリーンな空気が必要です。
特にご家族にたばこを吸う人がいる場合は、気を付けましょう。

病院連れて行くべき!いびきの見分け方

老犬がいびきを掻きだした原因が分かれば、環境を整えてあげることが出来ます。
放置していても心配のないいびきと、病気を心配しなければいけないいびきの見分け方を考えてみましょう。

  • 突然いびきを掻き始めた
  • いびきが徐々にひどくなりつつある。
  • 毎日、慢性的にいびきを掻く。
  • いびきを掻きながら息苦しそう
  • 非常に大きいいびきを掻く
  • 老犬がいびきを掻いている

もし、この様な症状が見られたら、一度病院の診察を受けてみましょう。

またいびきの最中に、一瞬息が詰まるような無呼吸の状態になる場合は、
全身の酸素が不足してしまう状態になります。

いびきを掻く犬は多くいますが、老犬になってからのいびきは要注意です。

犬のいびきの原因はさまざまですが、気になるいびきの場合、
早めに病院を受診することで、軽症で済むようにしてあげましょう。

もしもの時のための対策を

高齢になってくると犬も様々な体の不調や病気のリスクが高くなります。
今回ご紹介したほかにも、身体の変化は愛犬の健康のバロメーター。
日頃からしっかりとチェックしましょう。

チェックする症状の例としては、よだれや嘔吐、うんちの状態などがあげられます。
(参考:http://xn--n8j6de3jol4azj847yn21h.com/)
事前に飼い主さんが予備知識を蓄えておけば、直ぐに察知できるようになり、
病気の早期改善や手遅れになるリスクが低下しますので、是非覚えてみてはいかがでしょうか。

老犬の鼻血・鼻づまり・鼻水には要注意!症状別の原因と治療法

じつは、犬は鼻水を垂らすことはめったにありません。

人間は風邪を引いた時に鼻水が出たり、くしゃみをしたりしますが、

人間にとっては、それくらいは比較的、軽症の症状ですね。

しかし犬の場合、鼻水を垂らしているのを見つけたら、何かの病気やアレルギーを疑う必要があります。

 

また鼻づまりを起こしていたり、鼻血を出している場合も、

何か疾患がある場合が考えられます。

特に老犬の場合、いつも湿らせておく鼻の分泌腺が上手く機能せずに、鼻が乾燥していることが多いです。

今回は犬の鼻に関する症状別の原因と治療法について、詳しくご紹介したいと思います。

 

犬が鼻水を垂らす原因とは

犬が鼻水を垂らしている場合、アレルギー性鼻炎の場合があります。

人間と同じように、アレルギー性鼻炎の場合、鼻水の色が透明であることが多く、

犬が透明の鼻水を垂らしていれば、アレルギー性鼻炎だと考えましょう。

 

鼻炎の原因は個体によって違いますが、

ダニやハウスダスト、カビ―などのアレルギーの場合や、植物の花粉の場合もあります。

または、鼻の中のできものや腫瘍、歯周病などの病気の場合があります。

早めに動物病院を受診しましょう。

 

もし、鼻水を出している犬を、

そのまま放置すれば鼻の奥に膿が溜まり副鼻腔炎と言う病気になります。

もし犬が黄色いドロッとした鼻水を出しているようであれば、

かなり悪化してきていると考えましょう。

この副鼻腔炎の場合、鼻の奥の副鼻腔と言う空洞に炎症が広がり、

蓄膿症や鼻の腫れ、鼻づまりなどを引き起こします。

 

また歯周病が原因の場合、歯周病が悪化すると鼻まで炎症を引き起こすことになります。

高齢になると歯周病は4頭に1頭といわれていますので、注意です。

その他、歯槽膿漏でも、歯茎から菌が入り、鼻にまで影響するケースも有ります。

鼻水がアレルギー性鼻炎の場合、アレルゲンの特定を行わないと、薬の処方が難しく

動物病院でアレルギーの原因を特定してもらう必要があります。

 

犬が栄養不足や免疫力が低下している場合には、

アレルギー症状が出やすくなり、鼻炎にかかりやすくなります。

特に高齢犬は免疫力が低下しているので注意が必要です。

日頃から、歯のケアをしたり、顔周りをきれいにするどを行っていると、

犬の変化に早く気づくことができます。

犬の鼻詰まりで考えられる病気とは

犬が激しい鼻詰まりを起こしている場合、鼻の粘膜の炎症が多いです。

特に花粉症の犬の場合、この鼻詰まりの症状が、特にひどい場合があります。

その他の鼻詰まりの原因としては、異物が鼻の穴に入ったために炎症を起こし、

鼻詰まりを引き起こしている場合があります。

 

また、老犬が鼻詰まりを起こしている場合が、鼻が乾燥している場合が多いです。

できれば、加湿器で部屋の乾燥を除去することをおススメします。

老犬の鼻が詰まっている場合、大変苦しそうな呼吸をします。

そのため、口で呼吸をしますが、つらそうに見えます。

呼吸が苦しいようであれば早急に治療を行いましょう。

 

鼻の中に腫瘍などが出来て、鼻詰まりが起こっている場合、

手術で除去すれば、直りが早いのですが、

老犬の場合に、その腫瘍を取り除く手術に耐えられるのかが心配です。

鼻水が出る重大な病気とは

ケンネルコフ(伝染性気管支炎)

ケンネルコフになる原因は、いまだに解消できていません、

他の犬からの飛沫感染が主な原因です。

免疫力が無い子犬や、体力のない老犬がかかりやすいので、

注意深く観察するようにしましょう。

ジフテンバー

ジフテンバーには有効な治療が見つかっていません。

1歳未満で予防接種をしている場合が多く、ワクチン接種はジフテンバーに有効ですので、

定期的に予防接種をするようにしてください。

犬の鼻血で考えられる病気は?鼻血が出た場合の対処法

犬が鼻から血を出している場合、色々な原因が考えられます。

例えば、鼻の中の傷による鼻血は、病気などの心配は無く、鼻の中の粘膜が傷つけられての出血の場合多いです。

また何かに鼻をぶつけて、鼻の骨が折れているばあいがあります。

突然大量の出血が起こりますので、注意が必要です。

この場合安静にしておくことが大切です。

その他、犬の鼻血には複数の原因が考えられます。

鼻腔を鼻血で遮断して息苦しい様子はありませんか?

犬が鼻を気にして、足などでしきりに鼻を擦りつけたり、鼻周辺を触られるのをいやがるそぶりを見せていませんか?

そのような様子を見せている場合、犬がかなり動揺しているので、まずは安静させて、動物病院へ連れて行くようにしましょう。

鼻血を軽視して、重病を見逃さないようにしなければいけません。

 

特に、血小板の異常による鼻血の場合、入院治療が必要な場合もありますので、

早急に治療を始める必要があります。

大きな病気での鼻血でないと診断された場合、

日々の予防方法としては、ビタミン補給とストレスの軽減です。

手作りのフードで健康管理をするなど、犬の健康に関心を持ち、しっかりとチェックすることで、

鼻水・鼻詰まり・鼻血などから見られる、病気の早期発見につながります。

犬が鼻水や鼻血を出したときは、人間より深刻な場合が有ります。

普段と違う様子を見せた場合には、すぐに動物病院で相談するようにしましょう。

老犬に与えたい栄養のある食事とは?食欲の無い時の与え方

犬が年を重ね老犬となったときに、もっと長生きして欲しいと願うのは、
どの飼い主でも同じです。

しかし、その老犬に長生きをしてもらうには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?

どうしても老化により消化吸収力も低下し、食が細くなってきます。
そんな老犬には、栄養のあるものを与えることが必要です。

そこで、今回は老犬食べさせてあげたい栄養素と、
しっかり食べてくれ食事の与え方について、詳しくご紹介したいと思います。

老犬に必要な栄養素とは

老犬は消化吸収が低下して来ると共に、実は歯も悪くなっていることが多いです。
そのため、今まで食べていたフードでは合わなくなっていることがあります。

ただ、物言わぬ犬には、そのフードが合わない、食欲がないなど訴えることができません。
飼い主は、いち早く気づいてあげるようにしたいですね。

今までと食べる量が変わってきたなどの変化が有った場合、老犬が食べやすいシニア用のドッグフードに切り替えて行く必要があります。

動物性たんぱく質

老犬の場合、脂質より良質な動物性たんぱく質が欠かせません。
年齢を重ねていくと共に失われていく筋肉を新たに作るためには、アミノ酸が含まれた良質なたんぱく質に勝るものはありません。

脂質

消化機能力が落ちてきた老犬にとって、脂質の摂り過ぎは肝機能の低下にもつながります。
しかしながら、脂質は体を作る栄養源のため、全く必要ない訳ではありません。
皮質は控えめにを心掛けましょう。

ビタミン・ミネラル

ビタミンやミネラルは体の調子を整える栄養素です。
老化防止には欠かすことが出来ない栄養素です。

シニアドッグフードへの切り替えと選び方

7歳以上を老犬と言いますが、7歳になったからと言って直ぐにシニアフードに切り替える必要はありません。

健康状態が良ければ、それまでのドッグフードを続けて食べさせて問題はありません。

しかし、食欲が落ちてきたなど食事の量の変化や、柔らかめの便が続くなど、
体調に変化が有った場合には栄養のあるシニアフードに切り替える必要があります。

切り替える際には、一度に替えるのではなく、元のフードに新しいシニアフードを混ぜて食べさせることから始めてみましょう。

食べ方や便の様子などを見ながら、徐々に割合を増やしていき、シニアフードに切り替えていきます。

シニアドッグフードの選び方としては、栄養素がバランスよく配合されているものを選ぶことが大切です。

原材料でお肉を使っている場合、何の動物化をしっかり明記されたもの購入しましょう。
また材料や消費期限がしっかりと表示されているかは大切な事柄です。

添加物が使用されていないかを確認しましょう。
未添加と表示されているもの購入するようにしましょう。

食欲が湧いて来ない場合の対処法

ドッグフードを替えても食欲がなく食べない場合、食欲をアップする工夫をしてみましょう。

食欲をアップするには、犬の好きなものをトッピングしてあげると喜んで食べる場合が有ります。

トッピングの例をあげてみましょう。

・焼いた肉や魚
・納豆類
・ヤギのミルク
・チーズ

好きな匂いの食材をトッピングするだけで、食欲増進になることもありますので、
是非、トッピングをして、老犬に食べる楽しみを作ってあげてくださいね。

食べやすく工夫をすることも大切

老犬になると筋力の低下により、頭を下げて食べ辛いと言う原因で、
食欲がないと誤解される場合も有ります。

少し食べやすいようにしてあげるだけで、食欲が戻る場合もあります。

フードを置く位置を高くすると、首をさげずに食べることができます。
またフード皿を置く位置周辺に、すべにくいマットを敷いてあげると食べやすくなります。

フードは固いまま与えるのではなく、お湯でふやかしてあげると食べやすくなります。
この場合ぬるま湯が適温ですが、熱いお湯を使用した場合は、犬に与えるのは冷めてから与えることが重要です。

熱いまま与えてしまうと、犬は口の中や食道まで火傷を負うこともあります。
十分注意して与える様にしましょう。

老犬になると唾液の分泌も少なくなります。
ドッグフードも、ドライタイプではなく、ウェットフードを使用することも一つの方法ですね。

流動食を美味しく食べさせる方法

流動食と聞けば、寝たきりの人の食事のイメージがありますが、老犬に与える流動食は、
柔らかめのフードを与えることが良いとされています。

慣れ慕しんだドッグフードを、湯でふやかして食べさせることがお手軽で、まんべんなく、栄養を摂取できます。

与える量が多い場合、下痢をしてしまう場合が有ります。
十分注意をしましょう。

もし!愛犬が老犬となり食欲が落ちてきた場合に、飼い主は何をしてあげることができるのか?迷うところですね。

老犬が衰弱し、寝たきりとなった場合には、固形物を食べさせると、気管や気道を詰まらせる場合も有り危険です。

スポイトやシリンジ、注射器を使用して、エサや水をあげる様にします。

年を取れば、愛犬にもいずれ来る老いですが、出来るだけ自力で栄養を摂取できるように、
飼い主が協力してあげると言う感覚で世話をしましょう。

老犬でも喜ぶ!犬への上手な薬の飲ませ方

老犬が病気になり、薬を飲ませようとしても、嫌がって飲まない場合はありませんか?
フードに混ぜてみたり、他の食物と混ぜ合わせてみたり、悪戦苦闘しても飲まないと言う頑固な犬もいるようです。

そこで今回は薬の種類別に、老犬に飲ませやすい薬の飲ませ方をご紹介したいと思います。

錠剤の上手な飲ませ方

一般的に犬への薬は錠剤の場合が多く、そのまま与える場合と食べ物に混ぜて飲ませる方法があります。

食いしん坊の犬の場合、薬をそのまま差し出してみたら、ぺろりと食べてしまう場合もありますが、
一度口に入れても飲み込まず、錠剤をおもちゃにしてしまう可能性もありますので、しっかりと飲み込ませる方法が必要です。

そのまま薬を飲ませる場合、犬の口元を持って、上を向かせ上あごを開きます。
錠剤を喉の奥に入れたら、口を閉じて、ごくりと飲み込むまで、口を上向きにしたまま待ちます。

犬が口の周りを舐めた場合、飲み込んだと考えて良いでしょう。再度口を開けて、錠剤が無いことを確認しましょう。

また食べ物に混ぜる飲ませ方の場合、通常食べているフードには混ぜないようにしましょう。
何故ならば、そのフードを警戒して食べなくなる恐れがあるからです。

例えば、チーズやパンなど柔らかい物に錠剤を入れ込んで食べさせると、気づかぬ内に錠剤を飲ませることができます。

ただしこの場合、一口サイズにしておく必要があります。ゴクリと一口で飲み込んでくれれば、成功です。

粉薬の飲ませ方

粉薬も、基本的には錠剤と同じような飲ませ方で良いと思いますが、
ドッグフードに混ぜたりすると、すべて食べきらない場合、薬も中途半端な飲用になってしまいます。

完璧に完食する方法で、薬を混ぜることを考えなければいけません。

そこで、粉薬を水で溶いて、練った上で、犬の上あごに塗る方法があります。
量が多い場合は数回に分けて、上あごに塗らなければいけません。

途中で嫌がるようなことがあれば、飲み残しが出来ますので、注意が必要です。

水で溶いて飲ませる方法は、寝たきりになったような老犬でも飲ませやすい方法です。
粉薬を水で溶き、スポイトなどで口に差し入れます。

犬の口をやや上向きにすると飲ませやすく、一回の量が多い場合、
薬が口からこぼれ出てしまいますので、犬の飲み込み方に合わせる様にしましょう。

カプセルの場合も、中の粉薬を取り出して同じように飲ませることが出来ます。
ただし、カプセルに入った薬は、ゆっくりと胃や腸の中で溶けて、どの部分で溶けると効果的かを考えて作られています。

カプセルの中身のみを飲ませる場合は、病院で中身だけを与えて良いかを問い合わせて、注意点を守りましょう。

どの方法が愛犬にとって楽に薬を飲ませる方法であるかを、考えて飲ませるようにしましょう。

どうしても飲まない場合のお助けグッズ紹介

何をしても吐き出して薬を飲まないと言う悩みを持っている飼い主は多く、
犬の嗅覚はあなどれないと、感じる場合があります。

犬の嗅覚は人の2万倍も優れているため、薬のニオイなど簡単に感づいてしまいます。

そこで、どうしても薬を飲ますことが出来ない人のために、お助けグッズをご紹介します。

1.ピルクラッシャー

薬を簡単に粉末にできる道具で、簡単に錠剤を粉末状にできます。
また、錠剤をカットすることもできますので、半分のみ飲ませる場合などは、このピルクラッシャーは、大変便利な道具です。

2.オブラート

人間用オブラートを活用してみましょう。
薬を包んだ後、少し湿らせてあげると飲み込みやすくなります。

ゼリー状のオブラートも、味が付いているので美味しく食べることができます。
ただし、人間用のため大量に食べさせることは控えましょう。

3.スポイト・針の付いていない注射器

針のついていない小型の注射器のことをシリンジと言います。

シリンジやスポイトを使用して、薬を注入する方法は、老犬で寝たきりになっている場合や、病気で衰弱している場合に大変効果的です。

薬だけではなく、水分補給をしてあげる場合にも使用できます。

このシリンジやスポイトを使用する場合の注意点は、一度に流し込まないことです。
一度に与えすぎるとこぼれますので、ゆっくり押し出すように使用しましょう。

4.ヨーグルトやジャムなどペースト状食べ物

犬の好きな甘いペースト状の食べ物に、薬を混ぜて、犬の上あごに塗ると、舐めて取ろうとして飲み込みます。

この場合、使用できる食べ物は、ヨーグルトやジャム、はちみつなど甘いものがおススメです。

どうしても飲まない場合はどうする?

犬が、薬をどうしても飲まない場合はどうしますか?
まずは、獣医に相談してみることが必要です。

薬の種類を変えてみると意外と飲んでくれる場合も有ります。

しかし、老犬で食欲が落ちていたり、寝たきりの場合は無理やりに飲ませるのも可哀想な気もしますが、
ここは飼い主が心を鬼にしてでも、薬を飲ませる様にしましょう。

愛犬の健康を守るために、薬を飲ますことは大切なことです。

飼い主の勝手な判断で、途中で投薬を止めることなどはしないよう、
面倒がらずに、しっかりと決められた分量を、すべて飲ませ切るように心がけましょう。

犬が痩せてきたのは老化のサイン?原因とケアについて

大型犬で生後7年、小型犬で生後10年ぐらいになると、そろそろ老化のサインがみえてきます。

その中に、痩せてきたと言うサインがあります。
老犬が痩せてきたのは、老化のサインなのか?それとも何か病気に患っているのではないのかと、心配な飼い主も多いと思います。

そこで、今回は犬が痩せてきた場合の原因とそのケアの方法について詳しくご紹介したいと思います。

老化で痩せてきた理由とは?

老犬が痩せてきたと気が付いた場合、その痩せ方はどんな痩せかたでしょうか?
まずは、背中を触ってみてください。
背骨がゴツゴツ当たる感じがしますか?

その場合、病気のせいではなく、繁殖に必要な体力が落ちているだけで、筋肉が衰えて痩せて来ている場合が多いです。

犬の場合、人よりも早く年を取ります。そのため、生後3年を過ぎたころから、
餌を食べる量が減ってきます。これは成長に使うエネルギーが必要なくなったことを示し、体力を使った分のエネルギーしか必要がなくなった為です。

そして、6年、10年と時を経ると、繁殖に必要としていた体力が落ちて、筋力はあるが、脂肪が少ない状態になり、痩せてきたと感じることになります。

消化吸収能力の低下により痩せる場合

老犬になると、一日に必要なエネルギーの量は少なくなります。
活動量が減り、代謝能力も低下してくると、食欲の低下や、消化吸収能力の低下により、
栄養不足に陥り、痩せすぎになる場合があります。

もし、老犬になっても、食事量が減らずに食べ続けた場合、肥満になることがあります。
老犬の場合、肥満になると、糖尿病や心臓病などになりやすく、循環器系の病気にもなりやすいです。

痩せてきた場合は、食欲不振や栄養不足による免疫力の低下や寝たきりになるなど、色々な病気に繋がってしまいます。

しかし、食事量が低下しているものを、無理やり食べさせる訳には行かず。
小量しか食べなくなっている場合は、低カロリー高たんぱくな、老犬用ドッグフードに切り替えるなどが必要となります。

老犬が痩せてきた原因が病気の場合

老犬になると、消化吸収の良いドッグフードを与えることが必要ですが、
栄養化の高い、シニア用のドッグフードを食欲旺盛に食べているのに、痩せてきたと言う場合、病気の可能性も考えられます。

この場合、問題点を見つけなければいけません。

栄養を消化吸収できない

腸に問題が有るばあいが考えられます。
腸の粘膜に異常が有る場合は、消化された食べ物が吸収されずに、そのまま流れてしまいます。ただの消化不良の場合は投薬で改善しますが、慢性的な場合は、完治が難しいです。

栄養を上手く使用できない

肝臓で作られた色々な物質が、血液に乗せて全身に運ばれ利用されますが、肝臓に異常が有る場合、この処理が滞ってしまい、身体の各所で栄養が足らなくなります。
高齢化による緩やかな肝臓機能の低下の場合もありますし、肝臓がんや先天的な機能障害が考えられます。

栄養を腫瘍に取られている

体のどこかに腫瘍が出来た場合、急激に体重が減り痩せてしまいます。
腫瘍を劇的に改善させる方法は難しく、獣医と相談の上治療を行う必要があります。

栄養をどこかで失われている

老犬が急激に痩せてきた場合、腎臓や腸に問題を抱えている場合があります。
どちらも治療は難しく、良質な栄養補給や指示治療のみの対処となります。

消化・吸収・代謝に問題あるなどの場合、念のために病院で血液検査や尿検査を行う必要があります。

老犬の体重変化を見逃さないこと

愛犬が年を取り、老犬になった場合、飼い主はしっかり見守ってあげることが大切です。
その上で、体重の変化を見逃さないことが、早期に病気を見るけることが出来る方法ですし、食事の見直しにも繋がります。

老犬が目に見えて痩せてきたと感じた場合でも、緩やかな体重減少であれば、筋肉量が落ちてきているためなので、心配は要りません。

注意すべきは、急激な体重減少です。
急激に体重が減っていく場合や、急にドッグフードなどを食べなくなった場合は、病気が原因の場合が多いと考えましょう。

その他の老犬がやせる原因について

老犬の食欲が落ちて、あまり食べなくなった場合、病院で検査をして病気の原因を探しますが、
実は食べることに興味を失っているか、もしくは歯槽膿漏が原因の場合があります。

食べることに興味を失っている場合、食欲減退ではなく、目新しい食べ物に替えると、すんなり食欲が戻ることがあります。

こう言った場合、いつものドッグフードを変えてみる。
ドッグフードに犬の好きなトッピングを乗せてみるなどの方法で、食欲をよみがらせることができます。

また歯槽膿漏の場合、口の中が痛むために食欲が出ない場合があります。
犬の歯のケアは、飼い主の責任です。
膿で痛みや出血が有る場合、犬でも痛みや不快感を露わにします。
口がクサイ・よだれが垂れる・顔が腫れるなどの症状が見られる場合、
歯槽膿漏を疑いましょう。

この歯槽膿漏になると食欲が減退します。そのため、痩せて来ると言った症状を見せることになります。
口臭が今までと違うニオイがしたら、歯槽膿漏を疑ってみましょう。

老犬が痩せてきた場合、いよいよお別れが近づいてきたと慌てずに、
是非、毎年、歯のチェック、身体のチェックを行ってください。